ルイ・ヴィトン ジャパン株式会社
ルイ・ヴィトンは、2022年5月12日、カリフォルニア州サンディエゴ郊外のラホヤにあるソーク研究所にて2023クルーズ・コレクションの開催を発表いたしました。
建築の旅を続け、世界有数の壮大な建築物を舞台に、クルーズ・コレクションを発表するルイ・ヴィトン。ウィメンズ アーティスティック・ディレクター、ニコラ・ジェスキエールにとって、それぞれの建築物はインスピレーションの源となっています。これまで、2015年にはカリフォルニア州パームスプリングスに佇むジョン・ロートナー[KK1] によってデザインされたボブ・アンド・ドロレス・ホープ・エステート、2016年にはブラジルの著名建築家、オスカー・ニーマイヤー設計のニテロイ現代美術館(MAC)、2017年には滋賀県にあるイオ・ミン・ペイ設計のMIHO MUSEUM、エーロ・サーリネンが手掛けたニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港 TWAフライトセンターなどの建築物がショー会場として選ばれています。
Credit: Salk Institute.
1965年に完成したソーク研究所は、エストニア生まれの著名なアメリカ人建築家、ルイス・カーンが創設者ジョナス・ソーク博士と共同で設計したものです。ソーク博士は世界で初めて、安全かつ有効なポリオワクチンの開発に成功した人物でもあります。太平洋を一望できるソーク研究所は、近代建築の粋を集めた設計で、大胆なラインと緻密なスケールを融合させたブルータリズム様式が特長です。米国でも最も重要な建築物の1つと言われるソーク研究所は、独立した非営利研究施設で、世界的に著名な科学者が集まり、老化、癌、神経科学、免疫、気候変動などの分野で、歴史を変える発見に取組んでいます。
ソーク研究所は、建築や科学の分野でも素晴らしい価値があるだけでなく、ルイ・ヴィトンが巡る「旅」にとっても重要な場所となっています。2019年のトラベル・キャンペーンの舞台として、さらにメゾンの歴史と最旬情報をご紹介する冊子「LV The Book #10」の中の1章「The California Issue」でも取上げられた場所で、メゾンの永遠のリファレンスであり、インスピレーションの源でもあるのです。
ウィメンズ アーティスティック・ディレクターを務める二コラ・ジェスキエールは次のように述べています。「かつて、カリフォルニアで暮らしたことがあり、ここでショーを開きたいという思いが強くなりました。ソーク研究所は、私にとって常に驚きと発見に満ちた場所であり、太平洋とカリフォルニアの夕日を背景にしたルイス・カーンの壮大なブルータリズム建築は、私に限りないインスピレーションを与えてくれるのです。同時に、知性、知識、科学の力への信頼を讃える場所でもあります」。
ルイ・ヴィトン 代表取締役会長兼CEOのマイケル・バークは次のように述べています。「ルイ・ヴィトンと米国の長きにわたる関係性は、1893年のシカゴ万博の時代まで遡ります。以来、カリフォルニアを中心に、全米に拠点を展開してきました。美しい芸術品のような佇まい、周囲の風景とのコントラストは、今年のクルーズ・コレクションのショーに相応しい場所です」。
ルイ・ヴィトンのクルーズ・コレクションは、ソーク研究所で初めて開催されるファッションショーになります。まるで鏡に映したように美しい2棟のコンクリート建築に囲まれた中庭は、29の独立した科学施設(総面積41万平方フィート以上)と自然、空、海が一体となった複合施設の中心となる存在です。
2023クルーズ・コレクションは、公式サイト louisvuitton.comと公式ソーシャルメディアにてライブ配信される予定です。
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