在日イタリア商工会議所
Italia, amore mio!(イタリア、アモーレ・ミオ)2022・5月22日(日)・渋谷ストリームホール6階
在日イタリア商工会議所(〒東京都港区三田4-1-27FBR三田ビル9階 事務局長Davide Fantoni ダヴィデ・ファントー二)は、在日イタリア商工会議所主催の日伊国際交流事業である「Italia, amore mio!(イタリア、アモーレ・ミオ!)2022」を渋谷ストリーム ホール 4F – 6F 渋谷ストリーム前 稲荷橋広場にて開催しました。今年のテーマは「Go To Italy 」開催場所: 2日間で延べ10000人のご来場者があり、久しぶりに本格的に再開したイベントはイタリアらしく華やかな会となりました。
イベント会場では、2日間に渡り個性的なコンテンツでイタリアらしい華やかなエンターテイメントを提供しました。21日と同様に、オープニングは、元セリエA選手:マヌエル・ベッレーリのカルチョスクール
元イタリア・セリエAプレイヤー、マヌエル・ベッレーリ氏の限定ミニスクールから幕開けしました。
そして、2日目も、Go To Italy をテーマに、バーチャルツアーを展開しました。プーリア州三角屋根のトゥルッリが特徴のアルベロベッロや、ウンブリア州の中世の街サンジェミニ、そして、イタリアを代表する観光名所、水の都のカーニバル、ヴェネツィアなどを開催しました。
イタリアマンマ、セレネッラさんによるイタリア的な家庭料理のクッキングショーを行い、本格的なイタリアパスタの作り方として「サングリア州の郷土料理・鶏レバーラグーのパスタ」をレクチャーしてもらいました。
イタリア料理の教典とも呼べる巨匠ペッレグリーノ・アルトゥージの著書が日本語訳で出版ました。その著書の監訳者の工藤裕子教授にご登壇いただき、ペッレグリーノ・アルトゥージについてお話いただきました。『イタリア料理大全 厨房の学とよい食の術』(原題:“La scienza in cucina e l’arte di mangiar bene”)を記し、料理を通じてイタリア人としてのアイデンティティー形成の基礎を築いたとされています。前菜から食後酒、ジェラートに至るまで、彼は、出身地の教皇領フォルリンポポリと、のちに彼の拠点となるトスカーナ地方の伝統料理から、475のレシピを(重版では790)収集しました。『イタリア料理大全 厨房の学とよい食の術』は、1891年の初版以降、100を超える版を重ねてきました。数多くの言語に翻訳され、総部数100万部以上という、料理本として史上初のベストセラーなのです。
イタリア、アモレー・ミオのイベントには初めての登場となるテレビでもご活躍している元GQ JAPANの伝説の編集長として知られる鈴木正文さん。そのオーラは、まるでロックスターのようでもあり圧倒的な個性的な存在感を放っていらっしゃいました。イベントでは、イタリア文化やイタリアのファッションについて、いろいろお話いただきました。イタリアを代表するラグジュアリーブランドであるアルマーニは「地中海」のスタイルで、プラダは、北イタリアと中央ヨーロッパを融合したスタイルに近いとお話されていました。また、日本とイタリアの国民性は全く異なり、イタリアは、Spontaneous(スポンテニアス)の精神があり、美意識が高くいろんなことに対してとても情熱的である。そのイタリア的な情熱がイタリアらしい個性的なファッションや音楽も文化を創造する源であると話していました。在日イタリア商工会議所のファッション事業「The New Italian Cool」の新進気鋭ファッションブランドについてもご紹介しました。
そして、高級車は曲線が作る:元ピニンファリーナデザイナー、ファビオ・フィリッピーニが登場。世界中で経験した自身の人生の分岐点と車の曲線を「CURVE」と表現して、これまでにデザインしてきたカーデザインのコレクションをいくつかご紹介しました。多くのイタリアのスーパーカー愛好者が集まりファビオ・フィリッピーニの美学に耳を傾けました。
続いて、今では世界のトップスターシェフの仲間入りを果たして最も注目されているイタリアンシェフのイタリアンシェフ、カルミネ・アマランテが登場。イタリア版のミシュランガイドとも呼ばれるグルメ誌「Gambero Rosso(ガンベロロッソ)」が、2022年の「TOP ITALIAN RESTAURAN AWARD(トップ イタリアン レストラン アワード)」を発表。「ARMANI / RISTORANTE GINZA(アルマーニ / リストランテ銀座)」は、最高位である3フォークを獲得した。ジョルジョ・アルマーニ氏本人と直接ARMANI / RISTORANTE GINZA(アルマーニ / リストランテ銀座)のコンセプトについて話し合った。そして、「日本の食材とイタリアの美食の融合」をコンセプトにして、たった1年足らずで素晴らしいチームとこのような名誉ある賞を受賞できたことを誇りに思うと話していました。現在のようにサステナビリティが注目される前から、18歳で修業していたイタリア・ナポリ三ツ星レストランでは、フードロスや自家栽培や健康と地球に優しい地中海食事法などにこだわって、サステナビリティな食を目指していました。今日もその精神が心にあり、サステナビリティの食を特別に意識しなくても自分の精神に刻み込まれているものなので、その美学を貫き探求してきたいと話していました。今回は、イタリア料理界に精通しているグルメジャーナリストイタリアフィレンツェ在住の池田匡克も通訳兼進行役としてご登壇いただきました。
NHK「旅するためのイタリア語」出演中でお馴染みの人気イタリア語講師のマッテオ・インゼオと&渡辺早織さんもイベントに初参加。NHK「旅するためのイタリア語」番組制作にまつわるエピソードやイタリアへの想いなど楽しくお話いただきました。イタリア語の簡単なミニレッスンも行い盛り上がりました。
そして、ティラミスティラミスコンクール「Gran Concorso di Tiramisù」の準決勝。予選を勝ち抜いた10人のシェフパティシエによる実技審査も開催しました。
イベント会場には、現在全世界でブレイク中のイタリアのロックバンド、マネスキンの等身大POPが登場。2022年8月20日・21日に3年ぶりに開催される音楽フェスティバル『SUMMER SONIC』に出演することが決定した。まさに今を時めくスーパースター・マネスキンのオリジナルグッズが当たるプロモーションも開催しました。
最後は、イタリアのIRMAレコード所属アーティストによるパフォーマンス。M-Swift, XinU, YNKMR, DJ TAKAの三人がイタリア、アモレー、ミオに相応しいお洒落でクールな音楽エンターテイメントでイベントの最後を華やかに飾ってくれました。
こうして、本格的に復活したイタリア、アモーレ・ミオ!2022は、まるで渋谷がイタリアの雰囲気に包まれたすばらしい2日間の幕を閉じました。来年はさらに飛躍してもっともっと盛大にイタリア、アモーレ・ミオ!2023をみなさんにお届けしたいと考えています。乞うご期待下さい。
「Italia, amore mio!2022」(イタリア、アモーレ・ミオ!2022)
主催:在日イタリア商工会議所
開催日時:
5月21日(土)10:00 ~ 20:00
5月22日(日)10:00 ~ 20:00
開催場所: 渋谷ストリーム ホール 4F – 6F & 渋谷ストリーム前 稲荷橋広場
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3丁目21−3
公式HP:https://italia-amore-mio.com/italia-amore-mio-2022
後援:駐日イタリア大使館、渋谷区
特別協力:イタリア政府観光局(ENIT)
スポンサーご協賛:
ITAエアウェイズ、フェラーリジャパン株式会社、日仏貿易株式会社、有限会社キッコジャパン
Calzedonia Japan株式会社(Falconeri)、ACアカデミー東京、ピアッジオ グループ ジャパン 株式会社
タキヒヨー株式会社 (L'ERBOLARIO)、株式会社タイムロード、アチェタイア・セレニ・ジャパン(
Acetaia Sereni)、オリーバシクラ、株式会社メモス、パスティリエ・レオーネ Pastiglie Leone
株式会社ネプチューンデザイン(Santillo)、バリラジャパン株式会社 、Magis Japan株式会社
日本フロス株式会社(Flos)、ピレリジャパン株式会社 、カルピジャーニ・ジャパン株式会社(順不同)