東洋ライス株式会社
東洋ライス株式会社(銀座本社:東京都中央区、代表取締役:雜賀慶二)では、独自の加工技術により玄米の栄養価値を残しながら、食味や消化にも優れた製品を開発、これまでの研究で自社製品の継続摂取により公的医療費が40%低減化されるなど、さまざまな実証結果について学会発表等を通じて報告して参りました。
今回は、昨今新型コロナウイルスなどの感染症リスクが高まる中、弊社では、新型コロナウイルス感染症の感染リスク低減等に関する実証結果も明らかになったことを受け、ご報告いたします。
<Case1>中村学園大学 管理栄養士・医学博士 森脇千夏教授による調査
同大学の付属保育園では、保育園給食において「野菜100g以上、食塩相当量2g未満」の給食を提供し“残食ゼロ”を目標に給食改善を行ってきました。平成27年3月には金芽米の栄養と食味を評価し、平成28年4月から給食に導入しました。コメを金芽米に替えることで、給食の総残食量がさらに減少、給食改善による効果なのかインフルエンザ罹患者も減少しました。特に後者においては、福岡県内の年間インフルエンザ感染定点把握数と同園の平成25年度の感染者数実績から算出した予想数を毎年約70%下回る感染者数で推移しています。更に、インフルエンザの流行ピークである2月・3月での感染者数も低減しており、クラス内での集団感染リスクの低減にもつながっているのではないかと考えています。
また、「新型コロナウイルス感染症の感染者数」については金芽米を喫食している同園と、喫食していない近隣保育園において調査したところ、令和3年度においては、園児数における感染割合がそれぞれ「3.7%」「17.8%」となり、「14%」もの差がありました。まだ2園での検証ではあるものの、給食の質が感染症抑制に有効である可能性がみえてきました。今後、調査対象を福岡市内全域の保育園に拡げ、検証する計画が進んでいます。
<Case2>東京農業大学 客員教授 雜賀慶二による調査
和歌山県の3企業を対象とした先行研究では、金芽米や金芽ロウカット玄米を喫食したT社において、公的医療費が県平均の68%であること、A社・B社では金芽米、金芽ロウカット玄米の喫食開始後に公的医療費が60%に低減化したことを示してまいりました(※1)。
(※1 Saika K, Yonei Y. 加工玄米(亜糊粉層残存米、ロウ層除去玄米)の摂取による医療費削減. Glycative Stress Res. 2021; 8: 115-122.(ちなみにこの論文は農水省のホームページに掲載されています))
今回、この3企業において、新型コロナウイルス感染率への影響などについて調査した結果、T社とその家族601人を対象に、新型コロナウイルス感染有無を調査した結果、約2ヶ月前(2022年5月26日時点)でも、調査対象者が居住する9都府県人口数と感染者数から算出した感染率8.53%に対して、調査対象者は感染率が1.8%と極めて低水準であることがわかりました。なお、T社の中でも、「玄米の要部」のみを抽出した金芽米エキスを喫食している調査対象者からは、新型コロナウイルス感染者は出ませんでした。
上記先行研究の金芽米、金芽ロウカット玄米を喫食しているA・B社を対象に、新型コロナウイルス感染率を調査した結果、和歌山県全域の感染率6.15%に対して、A社が3.8%、B社が2.56%とこれも低水準であることがわかりました(調査対象期間:2020年4月~2022年7月)。
また、給食に金芽米を提供している和歌山県すさみ町の公立小中学校と、所謂「通常の白米」やパンを提供している近隣S町の公立小中学校を対象に、新型コロナウイルス感染率(令和3年度)を調査した結果、和歌山県すさみ町の0.97%に対して、近隣S町は3.03%でした。
さらに、感染者数が多いとされる5都府県(東京都、大阪府、神奈川県、愛知県、埼玉県)の金芽米、金芽ロウカット玄米の喫食者1,055名を対象に新型コロナウイルス感染率を調査した結果、2022年3月13日時点で新型コロナウイルス感染者数累計が多い5都府県の新型コロナウイルス感染率6.7%と比較して、同地域の金芽米、金芽ロウカット玄米喫食者の感染率が2.9%と、低水準であることがわかりました。更に金芽米エキスも喫食していた人達の感染率は0%でした。
また、2019年に全国の金芽米エキスを喫食している1023名を対象に、「便秘」「風邪をひきやすい」「だるい」「肌の不調」の各項目で有症状と回答した方の症状変化を調査した結果、「便秘」で45.5%(有症状数:530名)、「風邪をひきやすい」で35.6%(有症状数:315名)、「だるい」で33.7%(有症状数:612名)、「肌の不調」で33.3%(有症状数:628名)の方に改善した等の変化があることがわかりました。
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