株式会社マルニファニシング
藤井隆行氏(nonnative・デザイナー)監修 によるスペシャルエディション登場! 中古家具を、現代の暮らしと感覚に沿うかたちへとアップサイクルした「リノベーション家具」が初お目見え!
株式会社マルニファニシング(本社:東京都中央区、代表取締役社長・山中 洋)は、グループ企業である株式会社マルニ木工と伊勢丹新宿店の共同企画『RE-INNOVATION −家具再生の新しいかたち−』(2022年10月12日(水)~18日(火))のポップアップイベントにて、通常はオンラインショップのみで販売しているリノベーション家具を出品・販売いたします。またファッションブランド「nonnative/ ノンネイティブ」のデザイナー、藤井隆行氏が独自の感覚でカスタマイズした限定モデルも展示・販売。さらに、家具の修理やリノベーション家具のコンシェルジュサービス「FOR GOOD COUNTER」も開設します。循環型社会への取り組みを実施する当社の新たな挑戦をぜひご体感ください。
「MARUNI FURNISHING」
https://store.maruni-furnishing.com
藤井隆行監修のスペシャルエディションを発売!
マルニ木工がこれまで世に送り出してきた数々の家具は、半世紀前に製造したクラシック家具でも、その確かなものづくりと機能性、普遍的なデザインで中古市場で人気を集めています。中でも、1950年代~1970年代に製造されたプロダクトは、中古やヴィンテージ家具好きの間で「オールドマルニ」の愛称で親しまれています。今回のポップアップイベントでは、この1950年代~1970年代に製造されたプロダクトを中心に、生地の張替えや塗装、修理などリノベーションした家具を展開。そのスペシャルエディションとして、ファッションブランド〈nonnative/ノンネイティブ〉のデザイナー 藤井隆行氏が監修した限定モデルを発売します。
SPECIAL EDITION 藤井隆行 監修モデル
藤井氏が監修したプロダクトは全6モデルの10アイテム。藤井隆行監修モデルとして、当時の孔雀のロゴを復刻したプレートがつきます。
【デルタチェア】1960~70年代に製造していたデルタチェアの座面をペーパーコード仕様に。
【ショパンアームチェア/ロッキングチェア】クッションの形状や張地の選定、背もたれに真鍮リング追加、脚先の形状変更。
【ロープチェア】ロープや金属をマットブラックへ変更、木部をショパンに近い色へ塗装変更。
【マガジンラック】塗装を剥してマットクリア塗装、ネジを埋め込みタイプへ変更。
藤井隆行 /nonnative デザイナー
大手セレクトショップのスタッフなどを経て、2001年より「nonnative」のデザイナーに就任。ワークやミリタリーウェアのデザインを基軸に、素材や縫製などの細部までこだわって再構築するアイテムは、大人のスタンダードとして多くのファンに支持されている。近年はファッションにとどまらず、そのライフスタイルや審美眼に注目が集まっている。
オンラインショップ限定のリノベーション家具が見れる! 触れる!
深澤直人、ジャスパー・モリソンとの協働による「MARUNI COLLECTION」で世界から注目を集めるマルニ木工は、 創業は1928年とすでに一世紀近い歴史を誇り、これまでにも時代ごとに数々の名コレクションを発表してきました。 そんな中、修理事業を専門とするグループ会社マルニファニシングが主となり、長年の愛用者からの修理依頼に細かく対応してきた実績や経験を活かしたプロダクトを発案。単に古いものを元の姿へと戻すだけでなく、 ユーザー自身の感性をフルに活かしたアレンジやカスタマイズを加えてアップサイクルし、新たな価値、存在へと変化させることができるのではないかと考えました。これらの家具を「リノベーション家具」としてオンライン限定で販売しています。この度は、普遍的な家具の美しさをもっと知っていただくために、実際に触れることのできるポップアップイベントを開催する運びとなりました。
出品するリノベーション家具の一部をご紹介!
1960年頃に発表した椅子で、橋や鉄塔に用いられる「トラス構造」を利用した独特なデザインが特徴。座面をミナ ペルホネンの生地「dop」tambourineに張り替え、木の表情との絶妙なミックスが楽しめます。
https://store.maruni-furnishing.com/view/item/000000000008
現在では超高級木材のカリンが主材。当時カリンは「硬くて曲げるのは不可能」と言われていましたが、屈指の職人技術でこれを実現。細く美しいフレームにクヴァドラのファブリックを組み合わせて、まるで北欧家具のようなたたずまいに生まれ変わりました。
https://store.maruni-furnishing.com/view/item/000000000011
1967年(昭和42年)に発表したエジンバラシリーズのソファ。英国のジャコビアン様式をモチーフにした重厚なデザインが特徴です。上質で肌触りの良いベルベット生地には深みのあるブルーグレーを選び、表面の繊細な起毛と美しい光沢が高級感を演出します。
https://store.maruni-furnishing.com/view/item/000000000013
修理のコンシェルジュサービス「FOR GOOD COUNTER」開設
きちんとつくられた家具は、長年の使用に耐えうるもの。それでも長い間使っていくと汚れやキズ、クッションのへたり、張地のほつれ、脚のがたつきなど、さまざまな不具合が出てきます。さらに、お引越しや家族構成の変化といったライフステージの変化、模様替えや家のリフォームに合わせて、家具をアレンジしたい方も増えています。
本イベントの会場には、マルニ木工の家具を中心とした修理やリノベーションの相談窓口を設置します。ぜひこの機会に、暮らしの一部となり、愛着を持ってともに時を重ねてきた家具を整えてみませんか。メーカーならではの高品質で高い技術を持った職人がお客様一人ひとりの家具に実直に向き合い、張り替え・塗装修理・座り心地の改善を丁寧に行います。
RE-INNOVATION −家具再生の新しいかたち−
会期 2022年10月12日(水)~18日(火)
会場 伊勢丹新宿店 本館5階 センターパーク / ザ・ステージ# 5
企画 株式会社マルニ木工、伊勢丹新宿店
URL https://www.mistore.jp/store/shinjuku/shops/living/livingroom/shopnews_list/shopnews096.html
<リノベーション家具とは>
マルニファニシングでは、古い木工家具をただ元通りに直すのではなく、特徴的なデザインを活かしながら塗装の方法や張り替える座面の選び方で現代のエッセンスを取り入れ、懐かしくも新しい価値を付加した家具を販売しています。新品ともヴィンテージ家具とも異なるこれらを「リノベーション家具」と名付けました。古い家具を新たな製品へと生まれ変わらせ、循環させていくサスティナブルな取り組みです。
https://store.maruni-furnishing.com/view/company
<マルニファニシングとは>
卓越した家具職人の技術や、著名なデザイナーとのコラボレーションシリーズを展開するマルニ木工。そのグループ会社で、木工家具の修理を専門に請け負うのがマルニファニシングです。オリジナルの図面をもとに、張り替えから塗装まで修理の全工程を一貫して自社工場で行う修理環境を整えており、過去のモデルでも安全かつ快適に使えるように修理が可能です。長い間ご家庭で使用されたマルニ木工の家具は「壊れてしまったので直したい」「思い出のある家具をまた使えるようにしたい」という声をいただくことが多く、様々な修理の要望に応えてきました。
https://www.maruni-furnishing.com/
<マルニ木工>
1928年に広島で創業した木工家具メーカー。創業以来「工芸の工業化」をモットーに、職人の手作業と緻密な機械加工を融合し、工芸的な美しさ、安定した高い品質、適正な価格を実現し、90年以上木工家具をつくり続けてきました。2008年にはプロダクトデザイナーの深澤直人氏とともに、工場の特性を活かした世界の定番となる家具を目指し、HIROSHIMA をはじめとする MARUNI COLLECTIONを発表。2011年にはジャスパー・モリソン氏が、2021年にはセシリエ・マンツ氏が加わり、年々その世界観を広げています。デザイナーと技術者が真摯に向き合い、100年経っても世界の定番として愛される、精緻で優れたデザインの木工家具をつくり続けることで、何気ない日常を美しく心豊かにします。
https://www.maruni.com/jp/