ルイ・ヴィトン ジャパン株式会社
ルイ・ヴィトンは、2年毎に授与される「ルイ・ヴィトン ウォッチ プライズ フォー インディペンデント クリエイティブズ」の制定を発表いたします。
ウォッチメイキングとは、時の概念と敢えて戯れること。
ウォッチメイキングは、クラフツマンシップと大胆さを示すこと、動く構造物の細部まで気を配る姿勢を示すことです。時計職人とは、パズルのように幾度となく組み立てては分解する勇気を持ったクリエイターなのです。「ルイ・ヴィトン ウォッチ プライズ」は、時計職人のための賞であるにとどまらず、大胆なビジョンと独自の思考を表彰するもの。現状に挑み、時の境界を押し破る者を讃えます。
スイス ジュネーヴに構えるルイ・ヴィトンのウォッチメイキングアトリエ「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」が主催する本賞は、イノベーションと絶え間ない卓越性を探究する時計職人の情熱に潜む価値観に根ざしています。「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」は、本賞を通じ、クリエイティブな才能や、サヴォアフェール(匠の技)、独立したウォッチメーカーの大胆さを讃えることで、職人と起業家の支援・振興を図ると共に、次の世代を支援することを目指しています。
本賞の創設者である、ルイ・ヴィトンのウォッチ部門ディレクター、ジャン・アルノー(Jean Arnault)は、次のように述べています。「ウォッチメイキングは休眠状態の産業ではありませんし、近寄りがたいものでもありません。若い世代のウォッチ愛好家は情熱的であり、新たなイノベーションの登場を待ち望んでいます。『ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン』が本賞を創設する狙いはそこにあります」。
「これは、ウォッチメイキングのイノベーションを奨励し、技術イノベーションや前衛性だけでなく、伝統的なサヴォアフェール(匠の技)の点でも最高のアイディアを表彰するための慈善的・自主的な取組みです」。
「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」は、ウォッチメイキングに対するユニークなアプローチを守り、独立したマニュファクチュールのように活動し続けています。率いているのは、イノベーション、大胆さ、サヴォアフェール(匠の技)への想い。それを基本として、並外れたタイムピースを1つ1つ、最初から最後まで作り上げるマスターウォッチメーカーたちのチームです。こうした志のもと、「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」は「ルイ・ヴィトン ウォッチ プライズ フォー インディペンデント クリエイティブズ」を創設。この賞は、世界中の時計職人、デザイナー、起業家、新卒者、クリエイターといったすべての人を対象にしています。
応募作の評価に向けて、ルイ・ヴィトンは、ウィッチメイキング、イノベーション、クリエイティビティに対する情熱を共有する50名の業界エキスパートからなる委員会を招集しました。委員会は、専門のジャーナリストやエキスパート、職人、アーティスト、コレクターで構成されています。
応募者は、2023年の年始から2023年5月末日まで、「ルイ・ヴィトン ウォッチ プライズ」の専用ウェブサイトでオンライン登録をして、クリエイティブなプロジェクトを提出することができます。
2023年9月に、主催者のルイ・ヴィトンと国際的な外部のウィッチ専門家で構成される委員会が、20名のセミファイナリストからなる最終候補を決定して、オンラインで発表します。
2023年12月に、専門家委員会は、「デザイン」、「クリエイティビティ」、「イノベーション」、「クラフツマンシップ」、「技術的複雑さ」という審査基準に基づいて5名のファイナリストを選出します。また、同委員会から5名の審査員団を指名し、最終審査を行います。
2024年1月に、「ルイ・ヴィトン ウォッチ プライズ フォー インディペンデント クリエイティブズ」の5名のファイナリスト全員が、パリで審査員団によるオーディションを受けます。ファイナリストに敬意を表してルイ・ヴィトンによって主催される特別レセプションの席にて、受賞者が発表されます。
「ルイ・ヴィトン ウォッチ プライズ フォー インディペンデント クリエイティブズ」の受賞者には、助成金と、クリエイティブなプロジェクトのニーズの沿った「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」による1年間のメンターシップが提供されます。専任のチームが、コミュニケーション、著作権、企業法務面、ならびにマーケティング、業界戦略、ブランドの財務管理といったさまざまな側面で受賞者をサポートします。
詳細は、www.louisvuittonwatchprize.com.をご覧ください。
「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」について
ルイ・ヴィトンは、2002年に「タンブール」を皮切りにウォッチメイキングを開始し、以来、旅へのメゾンの情熱と強く共鳴するこの分野において、卓越性の絶え間ない探究を追求してきました。2014年10月、メゾンは、スイスのメイランに、革新的なタイムピースを生むためのクリエイティビティとテクノロジーの最前線に立つ最先端施設である新しいウォッチメイキングアトリエを開設。文字通り「時の工場」を意味する「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」は、ルイ・ヴィトンのウォッチメイキングに必要とされるさまざまな特殊技能すべてを擁しています。クリエイティブな独立性と画期的なイノベーションを特色とする「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」は、4,000平方メートル の広々とした明るいスペースに、伝統的な職人の道具と、最新のデジタル・テクノロジーを兼ね備えています。ルイ・ヴィトンのウォッチメイキングに携わる名時計職人、エンジニア、デザイナーは、誇りある「Swiss Made」のラベルをさらに強固なものにする並外れた環境に恵まれています。
ルイ・ヴィトンについて
1854年の創業以来、ルイ・ヴィトンは、革新とスタイルを融合した独自のデザインを常に最高級な品質で提供し続けています。現在もトラベルラゲージ、バッグ、アクセサリーなどの製品を通じて、クリエイティブでありながらエレガントで実用的という、創業者ルイ・ヴィトンが生み出した「旅の真髄(こころ)」という精神を忠実に受け継いでいます。ルイ・ヴィトンというストーリーを作り上げたのは「大胆さ」でした。伝統を重んじ、歴史の中で建築家、アーティスト、デザイナーに門戸を開き、プレタポルテ、シューズ、アクセサリー、ウォッチ & ファインジュエリー、フレグランスなどの分野を開拓してきたのです。これらの丁寧に製作された製品は、ルイ・ヴィトンがクラフツマンシップにいかにこだわりを持ってきたかという証となっています。
詳細は、ルイ・ヴィトン 公式サイト louisvuitton.comをご覧ください。
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