日本の政治におけるジェンダーギャップ解消を目指すFIFTYS PROJECTの国際女性デーキャンペーンを企画

株式会社ニューピース

「政治におけるジェンダー課題を解決したいけど、どうやってアクションしたらいいか分からない」という人たちの最初の一歩を後押しするタブロイド紙の配布とSNSを連動

NEWPEACEは、FIFTYS PROJECT（運営：一般社団法人New Scene、代表能條桃子）が目指す「2023年4月統一地方選挙、20代30代の地方議員の女性比率をまずは3割に」という目標と活動内容に共感し、3月8日の国際女性デーのキャンペーンを企画。身近にできる課題解決を進めるアクションを提示し、最初の一歩を踏み出せないでいる人たちの背中を後押しすることで、政治におけるジェンダーギャップ解消を促進させるキャンペーンをサポートします。

FIFTYS PROJECT課題背景

世界経済フォーラムが2020年7月に公表したグローバル・ジェンダー・ギャップ・レポートのなかで、日本は146ヶ国中139位という政治分野のジェンダーギャップが極端に大きい国です。日本で初めて女性が国会議員になった1946年から75年間で増えた女性衆議院議員はわずか6人しかいまん。そのような課題背景の下、「政治分野のジェンダーギャップ、わたしたちの世代で解消を。」というスローガンを掲げ、FIFTYS PROJECTは女性議員数を増やす活動に取り組んでいます。特に、現在、地方議員の女性比率は14%です。ジェンダー平等意識が他の世代に比べて比較的進んでいると言われている20・30代の世代でも、同世代議員における女性比率は約18%であり、ジェンダー平等達成には届いていない現状があります。しかしながら、ジェンダーに対して比較的柔軟な思考を持っている世代であるからこそ、ここの世代からジェンダーギャップの是正を進めることも可能であり、この世代の政治アクションを促していくことにFIFTYS PROJECTはフォーカスしています。
NEWPEACEによるキャンペーン支援

NEWPEACEは「未来への意志を掲げ、世の中を巻き込み、社会を“常識”から解放する。」をミッションに掲げ、日々企業や自治体など様々なステークホルダーと共に、社会を前進させるプロジェクトやコミュニティ事業を展開しています。今回、こうしたFIFTYS PROJECTの目標や活動内容にNEWPEACEも共感し、国際女性デーを契機としたキャンペーンの企画、クリエイティブの制作に協力しています。アクションチャートの開発
「政治におけるジェンダー課題を解決したいけど、どうやってアクションしたらいいか分からない」や、「政治アクションに参加するのはハードルが高い」といった、ジェンダー課題に関心はあるものの、どのように自分がアクションできるのか分からないゆえ、アクションに踏み出せていない人たちの声を活動していく中で多く耳にしてきました。今回のキャンペーンでは、「課題意識はあるけれど、アクションに移せていない」人たちをターゲットに設定し、こうした人たちが一歩踏み出してアクションが取れるよう背中を後押しします。

その内容として、「どれから始める？」という問いかけを表紙にしたタブロイド紙を作成。例えばFIFTYS PROJECTや気になる候補者のアカウントをフォローする、といった身近なアクションも、立派なアクションの一つであるとして示すことで、政治に参加するハードルを下げ、誰でもすぐにアクションができることを伝えています。また、自分の趣向やライフスタイルに合ったアクションを選ぶことのできる「アクションチャート」を開発し、実際に今の自分に何ができるかを自分に合ったアクションをその導線とともに提示することで、「何から始めたらいいか分からない」といった課題を解決する工夫を行っています。コミュニティをつなぐタブロイド紙
このタブロイド紙は、3月6日に行われる「3/6国際女性デーイベント：春は統一地方選挙！女性の政治家を増やすために私にできることを学ぼう！」で、FIFTYS PROJETCに共感するFIFTYS PROJECT COMMUNITY のメンバーに先行配布される予定です。FIFTYS PROJECT COMMUNITYのLINEオープンチャットには、すでに政治分野のジェンダー平等に関心を持つ10代~30代が240名以上参加しており、イベントや選挙ボランティアなどの情報交換を活発に行っています。課題意識を有するコミュニティメンバーにとってもこのタブロイドを活用して新たな活動、アクションにつなげていってもらうことを目指しています。また、今回の統一地方選でFIFTYS PROJECTが応援している全国各地の候補者にもこのタブロイド紙を届けることで、例えば候補者とその候補者をサポートする人（ボランティア）たちがタブロイド紙を街頭で配布するなど、候補者とボランティアが一緒に取り組めることを増やし、コミュニティの絆を深めていくツールとしても活用することを目指しています。

配布情報：3/6国際女性デーイベント：春は統一地方選挙！女性の政治家を増やすために私にできることを学ぼう！日時：3月6日（月）17:00-20:00場所：東京都千代田区霞が関一丁目4-1 日土地ビル2F SENQ霞ヶ関対象：10代～30代の女性（トランス女性含む）・Xジェンダー・ノンバイナリー等の方・先着 30人限定イベント詳細＆参加申し込みはこちらからhttps://note.com/fiftys_project/n/n571f58041592
イベント取材申し込みはこちらからhttps://forms.gle/QrCbfim9X5ymYuZ16※ お店や男女共同参画センターなどに置いてくださる方、タブロイドに関する取材や問合せはFIFTYS PROJECTまでご連絡ください。（fiftysproject@gmail.com）アクションの輪の広がりをSNSで可視化
タブロイド紙をきっかけにアクションを実行した人たちを可視化できるよう、SNS上でも「#これから始める」を受け皿として用意。アクションを実行した人たちの報告を見える化することで、その周りの人たちにもFIFTYS PROJECTへの関心を高め、アクションの連鎖を目指します。また、タブロイド紙内のコンテンツである、アクションチャートや、それぞれのアクションのイラストもFIFTYS PROJECTのInstagramアカウントでストーリー用素材として配布し、関心をもった誰でもがアクションチャートを活用して、自分が始めるアクションを身近な人たちに伝えられるようにすることで、身近なアクション実践者からのエンパワメントの機会を増やすことを目指します。制作チーム
Produce・Edit：落葉えりか（NEWPEACE）PR・Planning・Edit：照下真女（NEWPEACE）Art Direction/ Design/ Illustration：福岡南央子（woolen）Illustration(comic)：高垣美月Research：ワインエリカ（NEWPEACE）Edit Support：Ai Tomita（NEWPEACE）、中尾志穂子（NEWPEACE）
FIFTYS PROJECT代表能條桃子コメント

私たちの年代で全く政治分野のジェンダー平等が実現していないということは、これからの未来もなかなか変わっていかないということ。そんなの耐えられない、そんな共感が集まって去年夏にはじめたFIFTYSPROJECTは半年で30名ほどの一緒に応援したい候補者が集まりました。横に繋がるネットワークでありながら、みんなで応援していくムーブメントにしていきたいと思っています。このタブロイドが「投票以上の選択肢」を後押しするきっかけになれば嬉しいです。皆さんのお手元に届きますように。
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