株式会社うなぎの寝床
福岡県の工芸品を中心に、福岡のものづくりの「これまで」と「これから」をつなぐ場として
「博多張子」や博多織の特徴を活かした「おたいこバッグ」などをはじめ、福岡の民工芸品や新しい取り扱い商品が続々。
初日から4月2日(日)まで毎日、来場者先着111名様に、
「& LOCALS」がつくるお菓子入り「うなぎの寝床」オリジナル・久留米絣の小袋をニューアルオープンの記念品としてプレゼント!
詳細: https://unagino-nedoko.net/archives/46536/
地域文化商社うなぎの寝床(本社:福岡県八女市)は、本日2023年3月26日(日)、福岡県都心部へ2店舗目の開業となる「うなぎの寝床 アクロス福岡店」(福岡県中央区)を開業いたします。アクロス福岡・匠ギャラリー内の物販店舗として、国・県指定の伝統工芸品ラインナップをさらに充実させながら、その他の多種多様なものづくりについても取り扱うことで、現代の暮らしに、また未来につながっていくようなものづくりのあり方を紹介する場にしていきます。
「うなぎの寝床 アクロス福岡店」は、久留米絣をつかったうなぎの寝床のオリジナルMONPE(もんぺ)をはじめ博多張子の人形や博多織の技術を使ったバッグなど、多様なものづくりをご紹介するとともに、その作品・商品をご購入いただける店舗となっています。
また、国指定の伝統工芸品(経済産業大臣指定伝統的工芸)7品目、県指定の伝統工芸品(福岡県知事指定特産民工芸品)35品目(2023年2月現在)とされている福岡県の民工芸品も、順次取り揃えご紹介していく予定です。
今回のリニューアルオープンを記念して、初日となる26日から4月2日までの毎日、匠ギャラリーへの来場者先着111名様限定にオリジナルのノベルティをプレゼントします。匠ギャラリー1階に新設されるカフェ「&LOCALS」の人気商品「たわわ 塩キャラメル」(福岡県産や九州産の厳選した素材を贅沢に使った米菓子)を、うなぎの寝床が厳選した久留米絣の布で包んだ、この期間だけのオリジナルノベルティとなります。
「うなぎの寝床 アクロス福岡店」について
福岡県の工芸品を中心に、福岡のものづくりの「これまで」と「これから」をつなぐ場として
現代の暮らしとつながり、未来にも続いていくということは、何気なく手に取ったものが伝統的工芸品だったり、気がついたら民芸品を使っていたりというふとした出会いやそういう風景が自然と残っているということではないかと思います。そういった出会い、風景をこれからも持ち続けていけるように、工芸品などを特別扱いしすぎず、さまざまなものづくりと一緒に取り扱うことで、現代の暮らしにつながっていくものづくりのあり方を紹介していきたいと考えています。
店舗名:
うなぎの寝床 アクロス福岡店
所在地: 福岡市中央区天神1-1-1 (アクロス福岡1F 匠ギャラリー内 )
営業時間:10:00 – 19:00
定休日: 火曜 ※年末年始休業は12/29~1/3を予定
新規商品のご紹介
アクロス福岡店オープン時より取り扱いをはじめる商品の一部を、ご紹介いたします。
博多張子「男だるまと姫だるま、虎の張子」
江戸から続く博多張子の5代目の職人・三浦隆さんが作る博多張子は、上方関西から全国へ伝わり各地で地域独自のものへ発展し、福岡・博多には江戸中期に関西の人形師により伝えられたといわれています。博多の祭り・風習と結びついた様々な張子、例えば商売繁盛の十日恵比寿神社のだるま「福おこし」や、端午の節句の「首振り虎」などがあります。粘土を素焼きした土型や木型に和紙と新聞紙を張り重ね、乾燥後に型から外し、粉ニカワで張り合わせ、下塗り・絵付けをして仕上げ、八女和紙を使い最後に金粉をまぶすのが特長。三浦さんは、墨汁、アクリル絵の具やニス、強化プラスチック型など作る道具や材料も時代に合わせて更新しながら、一つ一つの手作業を丁寧に行っています。
西村織物「おたいこバッグ」
帯の美しさと丈夫さを兼ねたバッグ。
帯を制作する際に、本物の帯と変わらない品質ですが製品にならない”サンプル”や”織り出し”などと呼ばれる生地が発生します。その生地を帯巾なりに生かして、和装から着想を得た日常使いできるバッグです。ストラップもオリジナル、帯を織る技法のひとつで袋状に織り上げています。お太鼓バッグは帯の柄やパターンはさまざまでひとつひとつ柄の出方が異なり、同じデザインのバッグは生まれません。本物の絹の質感や博多織の特徴であるしなやかな風合いと丈夫さ、博多帯の着物文化に触れられます。
アクロス福岡「匠ギャラリー」について
『福岡の良いものとくらしを未来へつなぐ』というコンセプトのもと、福岡県の工芸品を未来へつなぐ場として、工芸品と過ごす豊かな暮らしを提案していきます。生まれ変わった匠ギャラリーは、これまで2階に位置していたスペースに加え、1階にもスペースを大きく増設し、これまで以上に伝統工芸の魅力を発信できる場となりました。1階には、経済産業大臣指定伝統的工芸品7品目と福岡県知事指定特産民工芸品35品目の展示し、工芸品の振興を目的とした企画展を行うギャラリーが新設、さらに地域文化商社『うなぎの寝床』とカフェを運営する『&LOCALS(アンドローカルズ)』が新たに加わり、日常的に利用できる憩いのスペースとなっています。2階はすべて一新され、福岡県の伝統的工芸品の歴史や特徴を実物や映像でひもとく展示と、伝統工芸の未来を創造する作り手とその作品を紹介するギャラリーにリニューアル。現代まで受け継がれてきた伝統工芸品を次の世代に伝えるための新たな取り組みを常にお届けします。
地域文化商社「うなぎの寝床」について
うなぎの寝床は、福岡県八女市を拠点とし、地域に伝わる歴史や文化を独自に研究し、現代において経済的・社会的につないでいく仕組みを見出す「地域文化商社」です。2012年7月の創業から、次世代へ継承していく「地域文化(ものづ くり、まちづくり、食文化など)」の価値を見立て、社会とコミュニケーションを取れる商品・サービスを構築し、それ が浸透していく仕組みを整え、つくりて(生産者)、つなぎて(地域文化商社)、つかいて(生活者)、そしてその先に ある地域資源や自然も含めた生態系をつないでいきます。