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【国立科学博物館 筑波実験植物園】花の色と形の魅惑のコレクション!コレクション特別公開「クレマチス園公開」のご案内

文化庁

国立科学博物館 筑波実験植物園(園長 細矢 剛)において、来る4月29日(土・祝)から6月4日(日)まで、コレクション特別公開「クレマチス園公開」を開催いたします。
【詳細URL:https://tbg.kahaku.go.jp/event/2023/04clematis/】

カザグルマ(静岡・浜松産)
 筑波実験植物園クレマチス園には、カザグルマをはじめとするクレマチスの野生種とその園芸品種約250種類1200株が植栽されています。このたび、クレマチスの花が見ごろを迎えるこの時期、日本を代表する野生種でありながら絶滅危惧種であるカザグルマをはじめとした、クレマチスのコレクションを公開するとともに、クレマチスの野生種とその園芸化の歴史、クレマチスを守るための取り組みなど、クレマチスに関する解説パネルを展示します。
また、同時開催のミニ企画展「牧野富太郎と植物を観る眼」と関連し、牧野富太郎命名のクレマチスもご覧いただけます。
 なお、5月4日(木・祝)はみどりの日として、また、5月18日(木)は国際博物館の日として、入園無料でご覧いただけます。
 つきましては、展示のオープンに先立ち、4月28日(金)13:30~14:30の間プレス内覧会を筑波実験植物園(茨城県つくば市)にて実施いたしますので、是非ご参加くださいますようお願い申し上げます。取材・記事の掲載など本企画展の広報に関して特段のご支援・ご協力を賜りたくお願い申し上げます。

※クレマチスについて
 クレマチスとは、キンポウゲ科センニンソウ属(Clematis)に分類される植物の総称で、日本にはカザグルマ、ハンショウヅルなど30種以上(変種を含む)が自生しています。また、日本のカザグルマや、中国原産とされるテッセンなどの世界各地の野生種をもとに、多彩な園芸品種が作出されてきました。

開催概要                                         

【目的】筑波実験植物園クレマチス園では、カザグルマをはじめとするクレマチスの野生種とその園芸品種約250種類1200株を植栽しています。クレマチスの花が見ごろを迎えるこの時期、自然と人が作り出したクレマチスの美しさをご覧いただくとともに、クレマチスの特徴や科学的知見、絶滅が危惧されているカザグルマなどを紹介します。
【名称】コレクション特別公開「クレマチス園公開」
主催】独立行政法人 国立科学博物館 筑波実験植物園
会期】令和5年4月29日(土・祝)~令和5年6月4日(日)計33日間
(休園日:5月8日(月)、15日(月)、22日(月)、29日(月))
【場所】筑波実験植物園クレマチス園
【展示構成】
 1.クレマチスの展示
  筑波実験植物園のクレマチス園のカザグルマをはじめとするクレマチスの野生種とその園芸品種約250種類
 1200株を公開します。野生のカザグルマなどの早咲きの花にはじまり、会期後半のジャックマニーやテキセン
 シス系などの遅咲きの花まで、クレマチスの多彩な花々のリレーが楽しめます。
 2.クレマチスに関するパネル展示
  クレマチスの野生種とその園芸化の歴史、また、絶滅が危惧されるカザグルマをはじめ、当園が保有する日本
 最大級のコレクションを守るための取り組みなどについても、パネルで紹介します。

関連事業

 1.展示案内「クレマチス園見学ポイント紹介」
    日時 令和5年4月29日(土・祝)、5月7日(日)、18日(木・入園無料日)、6月4日(日)
        ※各日とも1.10:00~、2.10:30~、3.11:00~
    講師 村井 良徳(植物研究部 多様性解析・保全グループ 研究主幹)
    集合場所 クレマチス園
    定員 各回先着10名(事前予約不要、各回とも10分前から整理券を配布します)

 2.特別セミナー
「保全を必要とするクレマチスの野生種たち」
   日時 令和5年5月7日(日)13:30~14:30
    講師 三池田 修(東京都立豊多摩高等学校 主任教諭)
    会場 研修展示館3階セミナー室
    定員 20名(要電話予約:029-851-5159・先着順)
「日本に自生するさまざまなカザグルマとその保護活動」
    日時 令和5年5月14日(日)13:30~14:30
    講師 飯島 眞(カザグルマ研究者)
    会場 研修展示館3階セミナー室
    定員 20名(要電話予約:029-851-5159・先着順)

3.栽培講座「はじめてのクレマチス栽培」
    日時 令和5年4月29日(土・祝)、5月18日(木・入園無料日)
各日とも1.13:30~14:00、2.15:00~15:30
    講師 村井 良徳(植物研究部 多様性解析・保全グループ 研究主幹)
    会場 クレマチス園
    定員 各回12名(要電話予約:029-851-5159・先着順)

多様なコレクションを守る取り組み

クレマチス(キンポウゲ科センニンソウ属)には、約300の野生種と数千にも及ぶ園芸品種が存在します。その花は色や形が変化に富み、とても多様化しています。本公開では、日本のカザグルマをはじめとする野生種や、それらをもとに作出された園芸品種の多彩な花々を通じて、植物の多様性に触れていただきます。特に本年度は、日本最大級の多様なクレマチスのコレクションとそれを守るための取り組みについても、ご紹介します。
筑波実験植物園では、野生種と園芸品種をあわせると330種類以上のクレマチスのコレクションを保有し、そのうち約250種類をクレマチス園で展示しています。そのコレクションの中には、希少な野生種である絶滅危惧種もあります。例えば、当園が保有する日本各地のカザグルマは、大輪花が魅力で、シーボルトらがヨーロッパに持ち帰り、多くの園芸品種の交配親となった日本を代表する野生種ですが、自生地の土地開発や園芸採取などにより、絶滅が危惧されています。会期前半に開花しますので、各産地の花の変異などもお楽しみいただきながら、その現状をご紹介します。また四国の限られた場所に自生するシコクハンショウヅルなど、当園で増殖に成功した絶滅危惧種もあります。さらに園芸品種については、現在ではほとんど流通していない希少なクレマチスが当園に保存されています。また近年作出された新品種など、新規にコレクションしたクレマチスなども展示しています。その一方で、株の老朽化や動物による被害、厳しい暑さなどの様々な問題が起きており、コレクションを守るために行っている対策についても紹介します。

【当園で保全しているクレマチスの例】

カザグルマ(静岡・浜松産) 道路開発のために、自生地が壊滅的な被害を受け、当園で保全している。
カザグルマ(群馬・長野原産) 花に多様な変異が見られる産地だったが、ダム建設で自生地が消失。
シコクハンショウヅル 四国の石灰岩地などに自生する絶滅危惧種で、当園で増殖に成功。開花時には公開予定。
大八洲(オオヤシマ) パテンス(カザグルマ)系の園芸品種。戦後まもなく作られたと考えられる希少な品種。
【当園で人気のクレマチス】
藤娘(フジムスメ) 当園で人気No.1の園芸品種。日本で作出され、海外でも流通している。会期後半に開花する。
テッセン 中国が原産とされるクレマチスで、日本でも古くから栽培されており、5月中旬~下旬に開花する。
【クレマチス園の様子】
5月上旬(パテンス系など)
6月上旬(ジャックマニー系など)

国立科学博物館: https://www.kahaku.go.jp/
国立科学博物館筑波実験植物園: https://tbg.kahaku.go.jp/
コレクション特別公開「クレマチス園公開」:https://tbg.kahaku.go.jp/event/2023/04clematis/

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