株式会社 ラコステ ジャパン
ワニの90回目のバースデーパーティーが始まります。
2023年5月、フランスのプレミアム ファッションスポーツ ブランドLACOSTE(ラコステ)は、パリから世界に向けて、特別なバースデーパーティーをスタート。今年は、ラコステが生まれて90年。スポーツのアイコンからストリートのアイコンへと進化し、ファッションとスポーツを一つにしたフランスのブランドは、テニスコートで生まれてから立ち止まることなく歩み続けてきました。しかし、私たちは歴史を誇るだけのブランドではありません。そこで、今年のワニのバースデーは、地球の様々な場所で、ラコステのスピリットに共鳴してくれている人たちと一緒に、今という時代にふさわしいパワフルな方法でお祝いします。
ワニを動かす原動力
ラコステを作ったルネ・ラコステはワニの原点です。彼はブランドに様々な価値を与えました。フランスのエレガンス、動き続けるダイナミズム、洗練された匠の技、創造力、そして、何度でも生まれ変われる力。その価値はどんなに時代が変わっても、ラコステの中に流れ続けています。
スポーツ選手に愛され、また、プロスポーツ選手であるルネ自身のファミリーやその仲間たちの自由なエレガンスにインスパイアされたワニはテニスやゴルフの領域を越えて、フランス中に広がりました。ストリートカルチャーに深く影響を与え、ファッションのランウェイに登場し、ミュージシャンやアーティスト、クリエイターとコラボレーションし、ヴィンテージレトロシーンを経て、ポップカルチャーに刻まれました。
ワニは、多くの人にとって強力なシンボルであり、絶え間なく動き続け人々を結びつける象徴となっています。
ラコステは、世界中のファッションやカルチャーのコミュニティに、あらゆる次元で深く広くインスピレーションを与えてきました。そして何より素晴らしいことは、コミュニティにいる人たちがラコステにインスピレーションを送り返してくれていることです。彼らはラコステというブランドが持つ意味を自分たちらしく解釈し、再発見することで、私たちにエネルギーを吹き込み続けてくれています。それこそが、ワニが進み続ける原動力です。
今年ラコステは、世界各国にあるそんなコミュニティのうち8つにスポットライトを当てていきます。コミュニティにいる誰もが、情熱や、個性や、ファッションを通じて、ラコステの魅力を広げ続けてくれています。彼らは90回目になるワニのバースデーパーティーの主役です。8つのコミュニティすべてをご紹介します。
ブラジル / サンパウロ
LACOSTEIROS. (ラコステイロス)
サンパウロで有名なバイレファンキはファンクのストリート・パーティーです。その中でひときわカラフルな波を作っているのは、自称「ラコステ中毒」のラコステイロスたち。生きること、踊ることを楽しみ、ラコステへの愛を表現し続けています。服を交換することでスタイルに変化を加えていきながら、世代を超えてラコステへの愛を惜しみなく分かち合っているのです。
日本 / 東京
VINTAGE FASHION COLLECTORS. (ヴィンテージファッションコレクター)
東京のヴィンテージコレクターは、それぞれのアイテムの背景にあるストーリーを掘っていくことに徹底的にこだわります。彼らがラコステを愛してくれているのは、歴史、フランスの洗練された匠の技、カルチャーが持つ影響力に敬意を示しているブランドだからです。クラシックなフランス映画、アメリカの学生スポーツ、日本のアニメなど。東京のヴィンテージコレクターたちは、一見つながりがないようなものの中にもファッションのインスピレーションを見つけます。
フランス / パリと郊外
FRENCH RAP LOVERS. (フレンチラッパー)
ラコステとストリートカルチャーを強く結びつけたのは彼らが元祖です。90年代のフレンチラップシーンの中で、パリの郊外から現れてきました。ブルジョワのスポーツだったテニスとブルジョワたちが着るスポーツウェアの意味を再解釈、再構築した彼らのスタイルは、特にアメリカを中心とする全世界のラッパーカルチャーに影響を与えてきました。
アメリカ合衆国 / ニューヨークシティ
AMATEUR TENNIS PLAYERS. (アマチュアテニスプレイヤー)
ニューヨーカーたちは圧倒的な多様性と大胆不敵なエネルギーを持っています。この巨大都市でアマチュアのテニスコミュニティは、スポーツマンシップ、試合、テニスクラブの文化、ファッションといった様々な側面から深く結びついてきました。彼らはスポーツとストリート、そしてトレンドとクラシックを融合させたアイテムを愛用しています。
フランス / マルセイユ
VINTAGE LACOSTE PASSIONATES. (ヴィンテージラコステマニア)
ヴィンテージウェアを祖父母から譲り受けたり、地元の古着屋で探すのが大好き。そんな彼らが欲しがるのは、ワニがついたアイコニックなクラシックアイテム、ラコステの歴史の中にある独特な時代に敬意を表したレアアイテム、リミテッドエディション、そして大切な思い出が詰まっている、誰かに使いこまれた一着などです。そこにはクリエイティブなファッションへの深い敬意が感じられます。
アメリカ合衆国 / マイアミ
AMATEUR GOLFERS. (アマチュアゴルファー)
アマチュアゴルファーたちはみんな、太陽が降り注ぐアウトドアの世界が生きがいです。季節を問わず、ゴルフコースで至難の技のホールインワンを狙い続け、ゴルフという難易度の高いゲームがくれる様々な出会いを楽しんでいます。ポロシャツも、サングラスも、ファニーパックやバイザーなども、彼らは明るい色とパステルカラーが大好き。
フランス / パリ
ROLAND-GARROS FANS. (ローラン・ギャロスのファン)
フランス人も、ほかの国から来た人も、有名な観客も、名前は知られていない観客も。誰もがローラン・ギャロスというコミュニティの一員です。彼らは帽子とポロシャツで、スポーツのスピリットとエレガンスを表現します。彼らにとってラコステはユニフォームであり、情熱にあふれたコミュニティの一員であることを象徴するものです。ローラン・ギャロスはブランドが持つテニスのルーツに最も近い場所。そして、一つの空間でワニのロゴを同時に最も多く見ることができる場所かもしれません。
韓国 / ソウル
AMATEUR & PRO TENNIS PLAYERS. (アマチュアとプロのテニスプレイヤー)
ソウルではテニスは単なるスポーツではありません。ライフスタイルであり、ファッションです。彼らのスタイルは多くを語り、あふれ出す情熱を映し出しています。ラコステが好きなプレイヤーたちに理由を聞くと、エレガンスと機能がマッチしていて、より良いゲームができるからと答えてくれました。彼らは最新機能を持つファブリックで作られたモダンなカラーのウェアを着こなし、空気のように軽やかなプリーツスカートを履き、限界に挑みたい時はノースリーブのポロシャツを着用します。
あり得ない出会いから生まれたキャンペーン
それぞれのカルチャーに根ざしたコミュニティから強いインスピレーションを受けたラコステは、ブランド誕生90年を祝う、力強く、エモーションに満ちたキャンペーンを準備しました。地理的に離れ、スタイルも異なるそれぞれのコミュニティの魅力にスポットライトを当てていきたい。そんな思いから私たちは、異文化を結びつけるコネクターとしての役割を担います。そして生まれたのが「あり得ない出会い」というコンセプトのキャンペーンです。ラコステならではの、ファッションとシネマのマジックをお楽しみください。
それぞれのコミュニティにポップアップが登場
ラコステは今年一年を通じて、それぞれのコミュニティの地元で特別なポップアップストアをオープン。ヴィンテージショップ、フリーマーケット、テニスのプレイグラウンド、ライブコンサート、展示会など、ポップアップのテーマは多岐にわたります。目的は、一つひとつのコミュニティにスポットライトを当てること。彼らの情熱や関心領域を通じて、彼らとラコステブランドがもっと深くつながれるきっかけを作ること。そして開かれたコラボレーションの機会を生み出すこと。ポップアップストアでは、コミュニティのユニークさを反映させた限定商品も販売します。
ポップアップストア
韓国 / ソウル 5月12日−21日
フランス / パリ 5月13日
ブラジル / サンパウロ 5月18日−26日
フランス / パリ ローラン・ギャロス 5月26日−27日
アメリカ合衆国/ニューヨークシティ 9月9日
日本/ 東京 9月9日−18日
フランス / パリ 9月29日−30日
日本のポップアップは、代官山のT-Site Galleryにて開催。アーカイブの中からえりすぐった5点のポロシャツを限定枚数で復刻したフランス製ポロシャツのほか、POGGY氏によるキュレーションによって集まったブランド、アーティストなどの作品、古着、DJ ライブ、アップサイクルで作ったインテリア商品、陶芸作家によるワニなどを販売します。参画アーティストや、販売商品の情報については、7月上旬以降よりWEBサイトにて情報を順次公開していく予定です。
小木“Poggy”基史
(ファッション キュレーター)
1997年UNITED ARROWS入社。販売スタッフ・PRを経て、‘06年にHIP HOPファッションとラグジュアリーファッションをミックスしたコンセプトショップLiquor,Woman&Tearsをオープン。アーティストやデザイナーが世界中から立ち寄るコアなアンテナショップとなった。’10年からはUNITED ARROWS & SONSを立ち上げ、ディレクターを務める。’18年に独立し、現在はアートトイ、アート、ファッションを体感することができるパルコ内2Gのファッション キュレーターや、ヨウジヤマモト社のコンセプチュアルプロジェクトWILDSIDE YOHJI YAMAMOTOのコラボレーションキュレーターを手がけている。自身のプロジェクトとしては、’18年AWにLevi's(R) Made & Crafted(R) × POGGYTHEMANコレクション、’21年AWにJIMMY CHOO / ERIC HAZE curated by POGGYコレクションを世界で発売。
90周年イベントにあたって:
「ラコステを知ったきっかけは、父が着用していたことからでした。僕自身にとって、ラコステは、フレンチエレガンスを感じさせてくれる存在。また、時代ごとに、うまく変化をすることができているブランドだと思います。古着や新しい洋服が、さまざまな年代の人たちのスタイルの中に取り入れられていくことで、ブランドの歴史やDNAといったことがより理解され、そして、愛着が深まっていくと思います。新しいモノも、時が経つことで、ビンテージとなっていきます。今回の90周年のイベントは、コミュニティの中でラコステの歴史や商品、そして人々が交流していく“交差点”のようになればいいと思っています。」
■ラコステ公式サイト
https://bit.ly/3N5ukZ2