森ビル株式会社
森ビル株式会社(東京都港区、代表取締役社長 辻 慎吾)が推進し、本年7月14日(金)に竣工した「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー(以下:ステーションタワー)」が10月6日(金)に開業します。
虎ノ門ヒルズは、2014年に誕生した「虎ノ門ヒルズ 森タワー」を起点に、「虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー(2020年竣工)」、「虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー(2022年竣工)」と拡大・進化を続け、環状第2号線や独立行政法人都市再生機構と東京地下鉄株式会社が進める東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」などの交通インフラと一体的に整備してきました。
この度「ステーションタワー」が開業し、これまでの地下鉄駅にはなかった開放的な駅前広場「ステーションアトリウム」や、桜田通り上にかかる幅員20mの大規模な歩行者デッキ「T-デッキ」が整備されることでエリア全体の回遊性と賑わいを創出。また、情報発信拠点「TOKYO NODE」、「ステーションアトリウム」と直結したマーケット「T-MARKET」、東京初進出となる「アンバウンド コレクション by Hyatt」の「ホテル虎ノ門ヒルズ」、エリア初となる大型セレクトショップやレストランフロアなどが街に加わります。これらにより、虎ノ門ヒルズは、区域面積約7.5ha、延床面積約792,000m²のスケールを誇り、オフィス約305,000m²、住宅約730戸、商業施設約170店舗、2つのホテル(客室合計約370室)、情報発信拠点やカンファレンス施設など、グローバルプレイヤーを惹きつける多様な都市機能が複合した「国際新都心・グローバルビジネスセンター」として完成します。
■情報発信拠点TOKYO NODE:新たなビジネスやイノベーションを世界に向けて発信する拠点
「ステーションタワー」の最上部(45階~49階、一部8階)には、地上250mという都内随一の高さ(49階)からの圧倒的な眺望を誇る、約10,000平方メートル の新たな情報発信拠点「TOKYO NODE」が誕生します。「NODE」とは「結節点」を意味します。
ビジネス、アート、エンターテイメント、 テクノロジー、ファッションなど、領域やジャンルを超えて様々なコラボレーションを促進。新たな体験や価値、コンテンツや情報を創出し、東京から世界に向けて発信していきます。 「TOKYO NODE」の中心となるのは、46階のメインホール「TOKYO NODE HALL」。皇居を臨む東京の眺望を背景に、プレゼンテーションやパフォーマンスが可能です。他にも、360度の没入空間を演出できるドーム型天井を備えた「TOKYO NODE GALLERY A」や、1,020m²の圧倒的な大空間を誇る「TOKYO NODE GALLERY B」などを設置。
各ホールを一体的に活用することで、より壮大な世界観の演出を実現します。地上250mの49階には、オープンエアの広大なスカイガーデンと象徴的なインフィニティプールを配しました。
また、フォーマルからカジュアルまで4つの特徴的な飲食施設を配置。最上階49階にはフランスでアジア人初となるミシュランフレンチ3つ星を獲得したシェフ小林圭が新たに立ち上げるコンセプトレストラン「KEI COLLECTION PARIS」と、パリにあるミシュラン1つ星店のシェフを務めた北村啓太が手掛けるフレンチガストロノミー「apotheose(アポテオーズ)」がオープンします。
その他に、45階にはオールデイダイニング「TOKYO NODE DINING」、8階にはカフェ&バー「TOKYO NODE CAFE」があり、いずれも通常の利用に加え、ケータリングやコラボレーションカフェ等としてイベントとも連動できます。
さらに8階には、XRライブの配信が可能な最新鋭のボリュメトリックスタジオなどを備えた、クリエーターとの共創の場「TOKYO NODE LAB」を設けました。
TOKYO NODE開館記念企画 第一弾 “Syn:身体感覚の新たな地平” by Rhizomatiks × ELEVENPLAY
真鍋大度・石橋素が主宰するライゾマティクスとMIKIKO 率いるELEVENPLAYによる新作。最高天高15m、総面積1,500 平方メートル もの巨大空間のなか、体験者は、リアルダンサーと同じ空間を歩き進むことで、物語の目撃者となります。非言語で進行する物語を全感覚を研ぎ澄ませて探索していきます。この未踏のエクスペリエンスを、この秋TOKYO NODEで世界初公開します。
■開催概要
期 間 : 2023年10月6日(金)~10月29日(日)
会 場 : TOKYO NODE 45F GALLERY A/B/C
チケット予約: 2023年9月中旬予定
主 催 : TOKYO NODE
■商業施設:エリアに新たな賑わいを生み出すショップ&レストラン
「ステーションタワー」の地下2階~地上7階には約70店舗、約11,200平方メートル の新たな商業空間が誕生します。地下2階の駅前広場「ステーションアトリウム」に直結する新業態「T-MARKET」(約3,000平方メートル )には、飲食・物販など多様な27店舗が集積します。2・3階には、国内セレクトショップ大手「ベイクルーズ」によるエリア初の大型セレクトショップ(約2,800平方メートル )が誕生。さらに、ビブグルマン獲得店や予約困難な人気店など多様な飲食店舗が集まるダイニングフロア(4階/約1,500平方メートル /20店舗)、気軽に立ち寄れる飲食と食物販のフロア(地下 1 階/約860平方メートル /4 店舗)、これまで虎ノ門エリアになかった大型フィットネス(5階/約2,000平方メートル )など、グローバルプレイヤーへ新しいライフスタイルを提案する店舗も集積しました。これらによって「虎ノ門ヒルズ」の商業施設は店舗数約170、店舗面積約26,200平方メートル へと拡大します。
尚、商業施設の店舗は10月6日(金)以降、順次オープンする予定です。
▼「T-MARKET」イメージ
■「ホテル虎ノ門ヒルズ」:アンバウンド コレクション by Hyatt 東京初進出
1階、11階~14階には、客室数205室、標準客室約27~34平方メートル の新たなホテル「ホテル虎ノ門ヒルズ」が誕生します。ブランドは、ハイアットのインディペンデント・コレクションの1つであり、東京初進出となる「アンバウンド コレクション by Hyatt」。それぞれのホテルのユニークな個性を尊重し、そこでしか体験できない上質さやオリジナリティーと、唯一無二の魅力を極めたプレミアムホテルに冠するブランドです。
尚、「ホテル虎ノ門ヒルズ」は11月オープンの予定です。
「ホテル虎ノ門ヒルズ」のコンセプトは、街の様々な施設や機能と連携する「街のホテル」。街に開かれたレストランやカフェ、ラウンジを備え、「虎ノ門のアーバンリビングルーム」として多様なゲストを迎え入れます。ホテル内に設けられる都心の眺望を臨む開放的なラウンジは、ワーキングスペースとして利用できるほか、シャワーブースやリラクゼーションルーム、ミーティングルームも備えており、様々な利用シーンに対応します。
また、メゾネットが特徴的なスイートは、プライベートな空間で小規模なイベントを催すことができるユニークな空間となっています。
■オフィス:新しい働き方を引き出す、世界基準のビジネス環境
「ステーションタワー」のオフィスは、9階、10階、15階~44階(32フロア)、総貸室面積約107,000平方メートル (約32,400坪)の最先端ワークプレイスとして誕生します。基準階面積約3,400平方メートル (約1,000坪)、コアから窓面までの距離約18.5mの広大で開放的な無柱空間は、グローバル企業の多様なニーズや、新たな働き方のスタイルなどに応じて自由なレイアウトが可能です。