東神開発株式会社
~“賑わいの循環拠点”となるコミュニティスペースや一大食品ゾーンが誕生~
株式会社高島屋(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:村田善郎、以下「高島屋」)および連結子会社である東神開発株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:倉本真祐、以下「東神開発」)は、2023年秋以降、15年ぶりに柏高島屋ステーションモールの大規模なリニューアルを実施いたします。
柏高島屋ステーションモールは、1973年の「高島屋柏店」開業を皮切りに、1979年には専門店ビル「ローズタウン」がオープン、1992年の全面改装を経て、高島屋柏店を核とした「柏高島屋ステーションモール」として誕生いたしました。2008年には、新館開業に伴う大規模リニューアルを実施し、営業面積50,000平方メートル を超える大規模ショッピングセンターが完成。開業から約50年、増築や改装を繰り返しながら、千葉県北西部の中心商業施設として、地域の人々とともに歩んでまいりました。
コロナ禍を経て、郊外での暮らしに注目が集まるとともに、リアルな体験や交流などデジタルには代替出来ない価値が再認識されています。
そこで、本リニューアルでは、「ヒト・モノ・コト」が出会う地域のコミュニティゾーンを新設いたします。また、地域の方々からご要望の多い日常使いしやすい食品専門店を加えた一大食品ゾーンを構築します。さらに、「本館」に百貨店機能を集約し、利便性を高めてまいります。
高島屋グループは、これまでもグループの総合力を発揮し、地域ごとの「まちづくり戦略」を推進してまいりました。新たに生まれ変わる柏高島屋ステーションモールでは、人と地域をつなぐ「街のコミュニティ空間」を通じたリアルな体験価値の提供により、街全体の賑わいの創出につなげてまいります。
リニューアル計画の全体像・ポイント
今回のリニューアルでは、新館・S館・本館において、以下のリニューアルを順次展開してまいります。
●10・11階 コミュニティスペースの新設:2024年秋
「柏の人の居場所」をコンセプトに新設いたします。
これまで買い物や食事をして過ごす場所だった柏高島屋ステーションモール。ここに“柏の人の居場所”となるコミュニティスペースが新たに加わります。
〈学ぶ〉〈働く〉〈遊ぶ〉〈挑戦する〉〈伝える〉など、ひとりひとりの様々な行為や気持ちの受け皿となること、施設の賑わいを地域へ還元し、地域の賑わいを施設に取り込むような、“賑わいの循環拠点”となることを目指します。
●1階・2階 一大食品ゾーンの新設:2024年春
1階には『高品質・Everyday Low Price』を掲げるディスカウント・スーパーマーケット「オーケー」が出店。また2階、フードストリートを拡張し、グロサリー(食品雑貨店)とイートインカテゴリーを新たに設置。
これにより、百貨店と合わせ約1,900坪となるエリア最大級の一大食品ゾーンを展開いたします。
●5階 幅広い世代から支持される専門店の出店:2023年秋
「ユニクロ」が柏市最大級の売場面積で出店(2023年9月29日(金))いたします。
●トレンド感のあるファッション雑貨やゴルフ用品の編集売場を新規導入:2023年夏~秋
一部を除き、これまで分散していた百貨店機能を本館に集約し、お買物しやすい環境を整えます。3階には、シーン毎の「新しさ」「楽しさ」を感じていただくアイテムを集めた編集売場を展開。また6階では、より多くのお客様が楽しめるゴルフゾーンと紳士雑貨売場を再構築する等、百貨店の商品編集力を活かし、お客様に満足いただける魅力ある売場に生まれ変わります。
《フロアバーチカル》
新館 専門店 上層階フロアプラン
オープン時期:2024年秋
東神開発では初めての試みとして、“柏の人の居場所”をコンセプトに、顧客や地域との新たなエンゲージメントを創出する拠点となる「コミュニティスペース」を創出。駅直結という立地を活かした「リアルな場所」として、柏の皆様が自らのノウハウや想いを発信したり、ここに来ることでヒト・モノ・コトと出会ったり、つながることができるような場と企画を提案します。
この場所を通じ、ゆるやかなつながりが生まれ、柏の皆様と地域が元気になるような体験の提供と、柏の皆様と共にこの場所を築き育てていくような、新しい関係性づくりを目指します。
●柏の皆様の様々な想い・期待に応えるために
体験・交流への想い…「こんなことをしてみたい」「あの人に会いに行きたい」の気持ち
▶自由でゆるやかなつながりと共感を得られるような仕掛けをつくります。
地域への想い…「働き方も暮らし方も充実させたい」「住んでいる地域をもっと知ってほしい」など
▶柏で暮らしながら様々な想いを持つ方とコミュニティを築けるような機能を持たせます。
購買・消費への期待…「こだわりとストーリーを買いたい」「あたらしいものに出会いたい」の期待
▶ここにしかないモノやコトに出会えるような企画をご提供します。
●目指す「コミュニティスペース」の姿
・だれでも“居られる”、なにもしなくても“居たくなる”、ひとりひとりの“居心地のよい”場所
・〈学ぶ〉〈働く〉〈遊ぶ〉に加え〈挑戦する〉〈伝える〉など、柏の皆様の気持ちを受け止め後押しする場所
・施設の賑わいを地域へ還元し、地域の賑わいを施設に取り込む、“賑わいの循環拠点”となる場所
●空間環境
フロア全体に、様々なアクティビティのきっかけになる柱を散りばめて配置。
統一感のある空間でありながら、利用する方の使い方に応じて可変性高く、自由に空間をつくることができる仕組みを導入します。
S館 専門店・百貨店 フロアプラン
一大食料品ゾーンとギャザリングスペースの新設、「ユニクロ」の出店により、駅上立地の価値を最大化、利便性向上・圧倒的な存在感を発揮
オープン時期:2024年春
●オープン店舗:1階オーケー(ディスカウント・スーパーマーケット)、2階:グロサリー&イートイン
●1階に「オーケー」が出店いたします。2階には現在のS館2階専門店にあるフードストリートの流れを汲み、グロサリーとイートイン中心にデイリーライフを拡充いたします。百貨店食料品売場と合わせ一大食品ゾーンとして、お客様の暮らしに寄り添うとともに、寄り道する楽しみをご提案いたします。
リニューアルオープン時期:2024年春
●柏に着いたら“とりあえず行く場所”がコンセプトのギャザリングスペースが誕生します。
●駅のコンコースを見下ろす立地に、心地よいカフェや毎日訪れたくなるPOPUPスペースを新設
●日常にほんのちょっとのスパイスを与えてくれる、新たな出会いが見つけられるかもしれない場所が
誕生します。
オープン時期:2023年9月29日(金)
●オープン店舗:ユニクロ(LifeWear)
●幅広い世代から支持されるお店が、駅からすぐの場所にあることで、柏の地域の皆様の利便性向上を実現します。
●柏市内で最大級の面積により、「ユニクロ」の豊富な商品を取り扱う大型店展開となります。
リニューアルオープン時期:2023年9月
●新規導入:シンクシンク(知育ゲーム)、マールマール(ベビー雑貨)、ショパン(こども服) ほか
●ベビーカーや抱っこ紐等の育児用品、上質・イマドキなベビーギフト、お子様のオケージョンに合わせたお洋服や雑貨の品揃えを強化いたします。
また、コンサルティングサロンを新設、子育てや準備に関する相談会・体験会を定期開催するとともに、お子様が楽しみながら学べる遊びの仕掛けや玩具売場も展開、ご家族で楽しめる売場をご用意いたします。
本館 百貨店 フロアプラン
リニューアルオープン時期:2023年10月
●新規導入:イイナ(韓国コスメ)、ミラー ハリス(フレグランス)、ヒポポタマス(オーガニックタオル)他
●ハレの日からデイリーユースに対応したギフトや日常使いアイテムを、シーズンやシーンごとに展開します。
●幅広い世代が楽しめる様々な雑貨(シーズン雑貨、フレグランス、ボディケアグッズ、ホームアイテム、韓国コスメ 等)や地元の“いいもの”を編集して展開するなど、多様なアイテムをお求めいただけます。
リニューアルオープン時期:2023年9月
●時代を反映したコンフォートブランドを導入した婦人肌着売場をはじめ、マタニティ、ジュニア、スポーツ衣料、ビューティーサロン(まつげエクステ・ネイルケア)併設により、幅広いお客様により便利に買い回りを楽しんでいただけるようにリニューアルいたします。また、婦人肌着売場では専門フィッターによるカウンセリング測定サービスなどのイベントも適宜開催し、体型変化によるサイズオーダー需要の高まりにも対応いたします。
リニューアルオープン時期:2023年9月
●新規導入:
〈ゴルフゾーン〉ゴルフセレクトショップ、ランバン スポール ほか
〈雑貨ゾーン〉ファイブウッズ・エルゴポック(バッグ)、カルメレンゴ(シューズ)ほか
●人気ブランドのエリア初展開をはじめ、試打室を利用したイベントなどをご用意したゴルフセレクトショップを新設いたします。また、紳士雑貨売場では、トレンドや素材・技術にこだわりのあるバッグ・シューズのほか、ライフスタイルに応える趣味性の高いアイテムのPOPUP展開を行い、遊び要素と変化のある売場を構築いたします。
柏高島屋ステーションモール リニューアル計画スケジュール