西オーストラリア州の州都「パース」で新大型イベント『EverNow』が10月4日(水)から10月9日(月)の期間で開催！

西オーストラリア州政府観光局

アボリジナルの文化を祝い、3会場で展開する幻想的なナイトフェスティバル

西オーストラリア州では、このたび新しい大型イベント『EverNow（エバーナウ）』を立ち上げ、州都「パース」にて、2023年10月4日（水）～9日（月）の6日間にわたって開催します。州のユニークな自然と先住民アボリジナル（Aboriginal）の文化を祝う新たなナイトフェスティバルで、どなたでも無料で参加いただけます※1。
［EverNow公式サイト（英語）］ https://www.evernow.com.au/

初開催となる『EverNow』は、アボリジナルのヌガー（Nyoongar）族（州都パースを中心とした西オーストラリア州南西部の先住民族）の暦で“カンバラン（Kambarang）”と呼ぶ再生と新しい命の季節、ワイルドフラワーが美しく咲き誇るこの時期に、「パース」の3箇所の公園や庭園で、自然と呼応するように光・炎・音楽・ダンスなどが彩る幻想的な世界が繰り広げられます。最高裁判所に隣接する庭園「スプリーム・コート・ガーデンズ」ではヌガー族の歌とダンスや光に包まれるライブパフォーマンス「ソング・サークル」、州総督邸の庭園「ガバメント・ハウス・ガーデンズ」ではフランスの芸術家集団「カンパニー・カラボス」による躍動的な炎のアートパフォーマンス「ファイアー・ガーデンズ」、そして、パースの街を見下ろす丘の上に広がる世界最大級の都心型公園「キングスパーク」では光・サウンド・3Dプロジェクションを駆使した壮大なエンターテイメント「ブーナ・ワンガニー: ザ・ツリーズ・スピーク」が催されます。「パース」の新たなイベント『EverNow』で、夢のようなワンダーランドを体験してください。

『EverNow』 3つのイベント

○ ソング・サークル（Song Circle）
会場：スプリーム・コート・ガーデンズ期間：10月4日（水）～10月8日（日）開催

○ ファイアー・ガーデンズ（Fire Gardens）
会場：ガバメント・ハウス・ガーデンズ期間：10月5日（木）～10月8日（日）開催

○ ブーナ・ワンガニー : ザ・ツリーズ・スピーク（Boorna Waanginy：The Trees Speak）
会場：キングスパーク期間：10月6日（金）～10月9日（月）開催

※1 「ファイアー・ガーデンズ」のみチケット登録制。その他の2イベントはチケット不要です。

『EverNow』イメージムービー　
https://www.youtube.com/watch?v=W8q1Pnn3d8g

「パース」について

オーストラリア大陸の3分の1近くを占める雄大な自然の宝庫、西オーストラリア州。その州都「パース」はスワン川のほとりに位置し、陽光にあふれる自然と都市が調和した“世界で最も住みたい美しい街”と称えられています。日本との時差がわずか1時間の「パース」なら、到着した時から暮らすような旅がスタートします。また、2023年10月29日（日）からは、ANAの直行便成田＝パース線が週3往復便（水・金・日）で運航を再開します。

『EverNow』イベント開催概要

■ ソング・サークル（Song Circle）　
会場：スプリーム・コート・ガーデンズ
Barrack Street and Riverside Drive, Perth, Western Australia, 6000
開催日時：10月4日（水）～10月8日（日） 17:00～22:00　
パフォーマンスは17:30から30分毎に行われます。＊チケット不要

西オーストラリア州最高裁判所に隣接する「スプリーム・コート・ガーデンズ」は、 1845年に植物園として開園した庭園です。「ソング・サークル」は、豊かな花々や植物、木々が見事に調和したこの庭園を舞台に、ヌガー族の歌とダンスのライブ・パフォーマンスによる、未来に焦点を当てた没入型ワンダーランドを繰り広げます。歌手や楽器演奏者が、「パース」から「グレートサザン」、「エスペランス」地区までの動物や環境を伝えるヌガー語の歌を演奏し、ステージを囲む砂のサークルの上ではダンサーが音楽に合わせて踊り、素晴らしいパフォーマンスで観客を魅了します。

■ ファイアー・ガーデンズ（Fire Gardens）　
会場：ガバメント・ハウス・ガーデンズ
11 Saint Georges Terrace, Perth, Western Australia, 6000
開催日時：10月5日（木）～10月8日（日） 18:15～21:15
最終入場は20:30。＊要無料チケット登録

「ファイアー・ガーデンズ」は、国際的な炎のエキスパート、フランスの芸術家集団「カンパニー・カラボス」による、躍動的な火の光、キネティック・スカラプチャー（動く彫刻）、ライブ音楽が一体となった魅惑的なワンダーランドです。ろうそくの炎が揺らめくアーチをくぐった瞬間から、驚きに満ちたアートの冒険が始まります。会場となる「ガバメント・ハウス・ガーデンズ」は、1863年に建てられた州総督邸の一般公開されている庭園です。イベントでは、この美しい庭園に何千ものファイアー・ポットやキャンドル、ランタンが灯り、幻想的な雰囲気に包まれます。ヌガー族のカストディアン（伝統擁護者）が文化アドバイザーを務め、「カンパニー・カラボス」と協力してこのプログラムを作り上げています。

■ ブーナ・ワンガ二ー : ザ・ツリーズ・スピーク（Boorna Waanginy：The Trees Speak ）　
会場：キングスパーク
Fraser Avenue, Kings Park, Western Australia, 6005
開催日時：10月6日（金）～10月9日（月） 19:00～23:00
最終入場は22:30。＊チケット不要

「ブーナ・ワンガニー: ザ・ツリーズ・スピーク」は、西オーストラリア州の美しい南西部と、何千年にもわたってこの大切な土地を育んできた文化の物語を、壮大な3Dプロジェクションによって伝えます。このプログラムは、国際芸術祭「パース・フェスティバル 2017」と2019年の晩夏に30万人以上の来場者を集めたヒット作で、『EverNow』のために新たな物語となって生まれ変わります。会場の「キングスパーク」は、西オーストラリア固有の多種多様な植物や野鳥が生息する約400ヘクタールもの広大な公園です。「ブーナ・ワンガニー」では、この豊かな自然の中で、不思議なトンネルを通り抜け、ヌガー族の6つの季節とこの土地の物語を巡る幻想的でドラマチックな1.4kmの旅を体験することができます。

アボリジナル文化に触れるその他アクティビティ

「パース」では、『EverNow』だけでなく、先住民アボリジナルの文化を紹介する様々なツアーやワークショップが随時行われています。旅行の際にぜひ、6万年以上前から現存する世界最古の文化に触れてください。

■ ワラン・ブリディル（Warrang Bridil）のウォーキングツアー
ヌガー族のガイドが伝統文化を伝える「ワラン・ブリディル」の代表的なツアーは、ヌガー族の歴史や文化を学びながら近代都市を巡る「アンシエント・ゲイタウェイ・トゥ・ア・モダン・シティ」ウォーキングツアーです。オプタス・スタジアム地区とマタガラップ・ブリッジの開発におけるヌガー族の影響や伝統的な儀式など、さまざまなアボリジナル文化について学べます。
【HP（英語）】
https://www.warrang-bridil.com.au/aboriginal-cultural-tours.html

■ ジュランディ・ドリーミング（Djurandi Dreaming）のアート・ワークショップ
ジュランディ・ドリーミングではヌガー族のガイドと一緒にアボリジナルの文化を学べるウォーキングツアーに加え、伝統的なアボリジナルアート・ワークショップのセッションを行なっています。アボリジナルアートで使用される伝統的なシンボル、物語、言語、色、線画を学びながら、自分だけの作品を作って持ち帰ることができます。
【HP（英語）】
https://www.djurandi.com.au/