株式会社ぐるなび
結婚に積極的なのは女性より男性、最も婚活をしているのは30代男性/20代のマッチングアプリ利用は34%、トラブルは約半数
株式会社ぐるなび(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:久保征一郎)が運営する、結納・顔合わせから結婚式・二次会までトータルにサポートする結婚式情報検索サイト「ぐるなびウエディング」(https://wedding.gnavi.co.jp/)は 、最新婚活事情を調査・分析しました。
調査のポイントは以下の通りです。
1.「出来るだけ早く結婚したい」30代男性がトップ、婚活経験者は約4割。
2.婚活の王道は「合コン」、実際の出会いは職場、婚活費用は月額2万7千円。
3.マッチングアプリ20代は34%が利用、トラブルは約半数。既婚者も・・
4.女性が男性に求める年収は「500~600万円未満」。男性は「こだわらない」半数以上。
5.結婚相手に求める条件「優しさ」「思いやり」「価値観」内面重視
6.プロポーズは夜景のきれいなレストランで!二次会需要は年代問わず。
2018年5月はイギリス王室・ヘンリー王子とメーガン妃のロイヤルウエディングのニュースで世界中が華やぎました。ヘンリー王子は初婚の33歳、メーガン妃は再婚の36歳。厚生労働省の平成28年度人口動態統計「婚姻に関する統計」によると全婚姻における日本人の結婚平均年齢は女性31.1歳、男性は33.3歳で、男性はヘンリー王子と同世代になります。
そんな中実施した「最新婚活事情調査」では、結婚や婚活に積極的なのは女性より男性であることが明らかになりました。特に「出来るだけ早く結婚したい」と回答した割合が最も多かったのはヘンリー王子と同じ30代男性で、同世代の女性より6.9ポイント高い27.5%でした。
婚活の手段として最も割合が多かったのは「合コンに参加する」ですが、男女比でみると女性の割合が多く、「結婚相談所に登録」「マッチングアプリに登録」「お見合いパーティーへの参加」「婚活サイトへ利用」「サークルやオフ会」では男性の割合が女性を上回りました。
ぐるなびウエディングは、東京、大阪、愛知などの主要都市でプロポーズプランのあるホテルやレストラン情報を特集するなど、レストランとのネットワークを生かし「結婚したい」を応援します。
※本調査は、集計の際に実際の性・年代別の人口構成に合わせるために、サンプルに重みづけを行っています(ウェイトバック集計)
【調査概要】
調査日:2018年5月18日(金)~5月19日(土)
調査対象者:ぐるなび会員の20‐69歳の男
サンプル数:3,301件
1.「出来るだけ早く結婚したい」30代男性がトップ、婚活経験者は約4割。
未婚者のうち、「出来るだけ早く結婚したい」「いつかは結婚したい」と回答した人の割合は58.4%。性別では男性が62.1%、女性53.8%と男性のほうが高く、年代別では20代が最も高く75.1%でした。「出来るだけ早く結婚したい」と回答したのが最も多かったのは30代男性で27.5%でした。婚活経験がある人の割合は全体で41.2%。婚活を「現在している」割合は男性のほうが高く12.5%、女性は11.0%、最も割合が高かったのは30代男性で19.2%でした。婚活をやめた理由では「一人の方が自由」(男性58歳)「婚約した」(女性32歳)「年齢が高くなったから」(女性43歳)などが自由回答であがりました。
2.婚活の王道は「合コン」、実際の出会いは職場、婚活費用は月額2万7千円。
婚活の手段として割合が高いのは「合コンに参加する」35.8%、「家族・友人に紹介を頼む」31.8%。オンラインの婚活では「マッチングアプリに登録」が21.7%、「婚活サイトの利用」が21.3%でした。一方、既婚者の実際の出会いでは「仕事関係の紹介・出会い」が最も多く36.1%。「街コンなど婚活イベントへの参加」で結婚に至った人は0.4%と最も低い結果に終わりました。「お見合い」で最も多かったのは60代、「お見合いパーティーへの参加」が最も多かったのは20代でした。洋服やエステなど自己投資以外の婚活費用の全体の月額平均は27,227.9円で、性別では女性より男性が7,768.8円上回りました。
3.マッチングアプリ20代は34%が利用、トラブルは約半数。既婚者も・・
「マッチングアプリへの登録」は全体で21.7%、最も多いのは20代で34.0%。マッチングアプリでトラブルに「あったことがある」人は37.6%、「身の回りで聞いたことがある人」を含めると49.1%と約半数でした。トラブル内容は、「既婚者だった」(埼玉県・男性39歳)、「ネットビジネスの勧誘や宗教への勧誘」(東京都・女性27歳)、「ホテルで一晩過ごした翌日から連絡がない。」(埼玉県・女性27歳)などがありました。
4.女性が男性に求める年収は「500~600万円未満」。男性は「こだわらない」半数以上。
女性が男性に求める理想の年収で最も多かったのは「500~600万円未満」16.6%、「こだわらない」を挟んで「450~500万円未満」11.5%、「600~700万円未満」10.6%が続きました。一方、男性が女性に求める理想の年収では「250~300万円未満」(10.9%)、ついで「300~350万円未満」(7.8%)でした。「こだわらない」と回答したのは圧倒的に男性が多く53.1%、女性と38.4ポイント差でした。結婚当時の相手の年収の平均は、男性で555.0万円、女性で351.8万円でした。年代別に見ると40代が最も高く527.5万円でした。
5.結婚相手に求める条件「優しさ」「思いやり」「価値観」内面重視
未婚者が結婚相手に求める条件と既婚者が結婚当事相手に求めた条件は、ほぼ同じ項目が並びました。両者で違う項目は未婚者の9位に「包容力」が入っているのに対し、既婚者の10位に「安定した仕事」が入りました。全体的に、「優しさ」「思いやり」「愛情」など内面に関する項目が多くランクインし、「年収」「学歴」「職業・地位」などの条件は少数となりました。
6.プロポーズは夜景のきれいなレストランで!二次会需要は年代問わず。
女性の未婚者が理想のプロポーズのシーンとして選んだのは「夜景のきれいなレストランでサプライズ」が最も多く37.3%。「旅行先で」が26.7%が続き「自宅でのプロポーズ」12.5%となりました。男女の未婚者に結婚式の一次会および二次会の希望を聞いたところ、一次会は20代を最高に減少傾向にあるものの、二次会は各年代で大きな差は見られませんでした。挙式・披露宴の費用は、実際費用が、未婚者の希望金額(1,924,098.0円)を上回り2,614,630.8円となりました。