ヴァン クリーフ＆アーペル
最初のアルハンブラ ロングネックレスが誕生した1968年から50 年が経つ今年、ヴァン クリーフ＆アーペルは、メゾンの歴史と共に歩むこのコレクションに新たな作品を加え、この象徴的なジュエリーを称えます。
ヴァン クリーフ＆アーペルが初めて幸運のシンボル「アルハンブラ(R) コレクション」を発表したのは、1968 年のことです。四つ葉のクローバーから着想を得たそのモチーフは、メゾンの時を超えるスタイルと比類ないサヴォアフェールを象徴する存在となり、永く愛され続けています。
最初のアルハンブラ ロングネックレスの誕生から50 年を経た今、メゾンは、アルハンブラの流れるようなしなやかさとデザインの優美さを際立たせた、新たなクリエーションを発表します。グレーマザーオブパールが湛える虹色の光沢は、気高く輝くダイヤモンドと柔らかなピンクゴールドによってその美を完成させ、一方オニキスの漆黒には、洗練されたホワイトゴールドとダイヤモンドが添えられました。どれもがヴァン クリーフ&アーペルの歴史を通してコレクションを彩ってきた、貴石とハードストーンの美にオマージュを捧げるものです。
幸運のシンボル
「幸運になりたければ、幸運を信じなさい。」エステル・アーペルの甥、ジャック・アーペルは、口癖のようにこう言っていました。幸運は、メゾンが大切にし続けているテーマのひとつ。メゾンを導き、その象徴となるさまざまなコレクションを誕生させました。1920 年代、木製のお守り、ラッキーチャーム、優美なフェアリーたちと並び、四つ葉のクローバーがヴァン クリーフ＆アーペルの記録に登場します。天性の蒐集家であったジャック・アーペルは、ジェルミニー・レヴェックの自宅の庭で四つ葉のクローバーを見つけては摘み取り、決して希望を失ってはならないというメッセージを込めたアメリカの詩「Don’t Quit」とともに、同僚へ贈りました。
1968 年、メゾンは四つ葉のクローバーの形に着想を得た最初のアルハンブラ ロングネックレスを制作します。美しい調和をみせる幸運のモチーフは、しわ加工を施したゴールドの20 のモチーフで構成され、その縁にはゴールドのビーズがあしらわれていました。このモチーフは大きな人気を博し、ヴァン クリーフ＆アーペルの象徴と幸運のシンボルとして、その名声を世界中で築き上げていくことになります。
素材それぞれが優美に寄り添って
最初のアルハンブラ ロングネックレスが誕生して50 年が経つ今年、ヴァン クリーフ＆アーペルは、メゾンの歴史と共に歩むこのコレクションに新たな作品を加え、この象徴的なジュエリーを称えます。ヴィンテージ アルハンブラ ロングネックレスとブレスレット、そしてマジック アルハンブラのイヤリングでは、グレーマザーオブパールの深みのあるニュアンスとダイヤモンドの輝き、それらを包み込むピンクゴールドが、柔らかな色彩のバリエーションを奏でます。一方、同じく交互に配置したモチーフが美しいもうひとつのヴィンテージ アルハンブラ ロングネックレスとブレスレットでは、ダイヤモンドとホワイトゴールドの輝きがオニキスの漆黒とコントラストを描きます。
アルハンブラ コレクションのオリジナル モデルに忠実に、すべてのモチーフには、ヴァン クリーフ＆アーペルのサヴォアフェールを象徴する繊細なビーズの縁取りがあしらわれています。また、モチーフの中央にひと粒置かれたビーズは、ジュエリー全体に柔らかな印象を添えています。
