大七酒造株式会社
福島県二本松市の酒蔵「大七酒造」がフランスの最高級ホテル「オテル・ドゥ・クリヨン(Hôtel de Crillon)」とコラボレーション。
フランスの最高級ホテル「オテル・ドゥ・クリヨン(Hôtel de Crillon)」が、10月1日の「日本酒の日」に合わせ、2023年10月1日から15日まで、大七の日本酒や酒粕を使用したメニューを館内各所で展開する日本酒イベントを開催します。同ホテルが館内各施設で日本酒をフィーチャーするイベントを開催するのは初めてです。本イベントで使用する日本
酒や酒粕は大七商品のみとなります。
1909年創業のオテル・ドゥ・クリヨンでは、2017年のリニューアルオープン時より、同ホテルのソムリエ長で、フランスにおける日本酒の権威の一人でもある、グザヴィエ・チュイザ氏の指揮のもと、日本酒を欧州産ワインと同等と位置付けて通常のワインメニューに掲載し、パリ市内のみならず世界中から訪れる美食家に対し、フランス料理とのマリアージュを提案・提供しています。古くから日本酒が粗悪な蒸留酒と混同されがちなフランスにおいて、特にオテル・ドゥ・クリヨンのような伝統的で格式高いホテルにとっては、先進的な取り組みと言えます。中でも、大七の生酛純米大吟醸酒「箕輪門」や「妙花闌曲」をはじめとする多くの大七商品は、当初より積極的にお取り扱いいただいており、この度、これまでの実績を背景に、同ホテルにとって初の本格的な日本酒イベントとなる歴史的行事に採用いただきました。
※画像は2019年に行われた晩餐会の様子です。
イベント内容
(今回使用する商品:左から真桜、箕輪門、妙花闌曲、純米生酛CLASSIC、生酛梅酒)
チュイザ氏による特別ディナーイベント
チュイザ氏が選りすぐりの飲料ブランドをフィーチャーする一夜限りのディナー・イベント・シリーズ「Exclusive Encounters with Xavier Thuizat」の一貫として、大七の日本酒4品および梅酒1品と、高級フランス料理とのマリアージュを提供するディナーイベントを、10月5日に開催します。大七社長太田英晴も同席いたします。
ガストロノミー・レストラン「レクラン(L'Ecrin)」
ミシュラン一つ星を獲得するガストノミーレストランです。エグゼクティブ・シェフのボリス・カンパネラ氏が、大七の生酛純米酒「純米生酛CLASSIC」と合わせるために創作したフォアグラ料理をイベント期間中、お酒とともに提供します。パンと併せて、大七の「とろける酒粕・純米大吟醸」と混ぜ合わせたバターも提供します。
オールデイ・ダイニング「ジャルダン・ディヴェール(Jardin d'Hiver)」
大七の生酛純米酒ベースの梅酒「生酛梅酒」をフィーチャーしたアフタヌーンティーを、イベント期間中、提供します。
バー「レ・ザンバサドゥール(Les Ambassadeurs)」
オテル・ドゥ・クリヨンのミクソロジーチームが大七の生酛純米吟醸酒「真桜」をベースに創作した特製カクテルを、イベント期間中、提供します。
フレンチ・グリル・レストラン「ノノス&コメスティブル(Nonos & Comestibles)」
大七の生酛純米大吟醸酒「箕輪門」と生牡蠣を、「とろける酒粕・純米大吟醸」と混ぜ合わせたバターとパンを添えて提供します。
グザヴィエ・チュイザ氏
オテル・ドゥ・クリヨンを含む世界的高級ホテルグループ「Rosewood Hotels & Resorts(ローズウッド・ホテルズ& リゾーツ)」のローズウッド・ヨーロピアン・ソムリエ(同ホテルグループのヨーロッパ部門のソムリエ業務を指揮する役職)であり、2022年のフランス最優秀ソムリエ、フランス国家最優秀職人章(MOF)の受章者です。日本酒造⻘年協議会が定める「酒サムライ」の叙任者でもあります。
大七酒造について
1752年(宝暦⼆年)の創業以来、大七酒造は日本酒の最も正統且つ伝統的な醸造法である「生酛造り」一筋に、豊潤な美酒を醸し続けてきました。伊勢国より⼆本松に来住して始まった大七は、昭和天皇陛下即位式典の御用酒への採用や、全国清酒品評会での最高⾸席優等賞などの輝かしい歴史を誇り、現当主で十代目を数えます。匠の技を大切にするのが大七酒造の伝統で、精米部門から歴史上唯一の「現代の名工」を誕生させており、醸造責任者の現杜氏もまた、「現代の名工」です。近年では食事の中で活きる日本酒の美質を備えた味わいで、国内はもとより、世界から高い評価を得ながら、新たなる名酒の歴史を刻み続けています。
https://www.daishichi.com/
オテル・ドゥ・クリヨンについて
アンジュ=ジャック・ガブリエルの荘厳な建築に囲まれたオテル・ド・クリヨン、ローズウッド・ホテルは、世界で最も美しい街の広場のひとつである壮大なコンコルド広場を見下ろす場所にあります。ルイ15世の要請で建設されたこのホテルは、長年にわたり名高いクリヨン伯爵とその家族の邸宅となり、1909年に建築家ウォルター・アンドレ・デスタイユールの指導のもとホテルに生まれ変わりました。それ以来、著名人、政治家、芸術家、王侯貴族、王妃などが、このホテルのユニークで長年の名声に魅了され、宿泊しています。オテル・ド・クリヨンは、フランスが提供する最高のライフスタイルの生きた証である唯一無⼆のホテルとして、その象徴的な地位を確立して久しいです。4年にわたる改装を経て2017年にリニューアルオープンした当ホテルは、現在124室のゲストルームとスイート、4つのレストラン、センス、ア・ローズウッド・スパ、新設のプール、ミーティングや催し物のための3つの伝統的なランドマークサロンなどを誇ります。
ローズウッドホテル&リゾートについて
ローズウッドホテル&リゾートは、世界18カ国に31の唯一無⼆のラグジュアリーホテル、リゾート、レジデンスを展開しています。ローズウッドの各施設は、ブランドのA Sense of PlaceR(センス・オブ・プレイス)哲学を取り入れ、それぞれの場所の歴史、文化、感性を反映しています。ローズウッド・コレクションには、ニューヨークのザ・カーライル、ダラスのローズウッド・マンション・オン・タートル・クリーク、パリのオテル・ド・クリヨン、ローズウッド・ホテルなど、世界で最も伝説的なホテルやリゾートのほか、ローズウッド香港やローズウッド・サンパウロなどの新しいクラシックホテルもあります。もう少し長く滞在したい人には、ローズウッド・レジデンスが、ローズウッド・ホテルやリゾートに併設された物件や、独立した分譲レジデンスの所有権やレンタルの機会を提供します。ローズウッドレジデンスは、発見とインスピレーションの感覚を呼び起こしながら、生活の質を高めるような配慮の行き届いたディテールや体験を通じて、豊かな暮らしを実現するというブランドのコミットメントによって定義されます。