日本酒造組合中央会
10月1日は『日本酒の日』海外・国内で多くの方が日本酒で一斉乾杯しました
10月は収穫された新米で酒蔵が酒づくりを始める季節です。以前は、酒造年度が10月1日から翌年9月末までと定められていました。日本酒造組合中央会では、1987年より10月1日を「日本酒の日」と定めています。
日本酒造組合中央会では、10月1日を「日本酒の日」と定め、同日同時刻に日本酒で乾杯するムーブメントを作り出すべく、様々なイベントを企画してきました。「日本酒の日」は、国内はもちろん「Sake day」として海外の日本酒ファンも盛り上がるイベントに年々成長しています。
今年もより多くの方にご参加いただくため、鏡開きや一斉乾杯のカウントダウン、日本酒にまつわるトークセッションなど幅広いトピックスを交えつつ、離れた場所にいても日本酒で同じ時間に乾杯することで人と人との心がつながる楽しさを感じていただくイベントをオンラインで開催しました。日本時間19時ジャストに行われた恒例の一斉乾杯では、オンラインを通じて国内各地と繋げる他、今回は、アジアの中で日本酒人気の高いシンガポールから初中継したほか、フランス・パリからの中継でも多くの方に参加いただきました。
『日本酒で乾杯!オンラインイベント』ではスペシャルゲ
ストとしてアイドルから日本酒専門店「ゆい酒店」店主であり、唎酒師・酒ディプロマとして活躍する元NMBメンバーの高野祐衣さんと2023 Miss SAKE Japan 山田琴子さんを迎えたトークイベントも行われました。
高野さんは日本酒にハマったエピソードや日本酒の魅力を
語っていました。高野さん、山田さんと共に今後も“日本
酒の伝道者”として多くの方に魅力やを楽しみ方を語ってい
ただけることでしょう。
一方、中央会が企画・運営する日本の酒情報館(東京都港区)においても燗酒ワークショップ、日本酒にちなんだ落語やチョコレートと日本酒のワークショップ、音楽ライブなど日本酒の楽しみ方を提案する「サケフェス2023at日本の酒情報館」を実施し、約320人の方が来場するなど、会場には常に熱気を帯びていました。そして、19時には中央会のオンラインイベントと連動して、参加者による一斉乾杯を行なうなど、オンラインとリアルとで日本酒の魅力に触れていただく場を提供しました。
更に「日本酒の日」を盛り上げるため、全国の酒販店等で販売する日本酒に「日本酒の日キャンペーン」の統一した首掛けPOPを行い、売り場で「日本酒の日」のPRを行いました。一部の店舗では、19時に日本酒で乾杯する取り組みが行われ、多くの方が行きかう売り場でも「日本酒の日」を祝いました。実際に店舗に訪れた方は「今日が『日本酒の日』という事を知りませんでしたが、実際に飲んでみて美味しかったので今日は日本酒で晩酌します!」と『日本酒の日』をきっかけに日本酒を飲むきっかけになった方も多く見受けられました。
中央会では、「日本酒の日」にちなみ1,001名様に「日本全国の厳選地酒」が当たるキャンペーンを10月31日(火)まで実施しています。期間中に2,000円(税込)以上の日本酒を購入したレシートを撮影し、応募フォームにアップロードして応募するというもので、「日本酒の日」ならではのキャンペーンも好評実施中です。
元来、日本酒は人をつなぐものであり、原料である米作りから、酒造り、販売や飲食業と多くの人がつながっています。日本酒を楽しむ人も季節や祝事のシーンに日本酒があることで、人と人とのつながりを深いものにしていくことができます。中央会では日本酒で世界の人々をつなぐよう、これからも様々な取り組みを実施してまいります。
<日本酒の日キャンペーンについて>
「日本酒の日」をさらに楽しんでいただける2つのキャンペーンも実施中!
◆みんなでお祝い!日本酒で乾杯!キャンペーン
内容:応募期間中2,000円(税込)以上の日本酒を購入したレシート※を撮影し、応募フォームにアップロードして応募すると、抽選で10月1日の「日本酒の日」に因んだ1,001名様に「日本全国の厳選地酒(720ml)」をプレゼントします。
応募期間:2023年9月1日(金)~10月31日(火)ご購入分のレシート
※レシートのほか、領収書(但し書き「日本酒」明記されているもの)、各ECサイトの購入画面のスクリーンショットなど日本酒購入かつ必要事項(店舗名・購入日時・対象商品・購入金額)が確認できる画像であればご応募いただけます。
締切:2023年10月31日(火)23:59
発表:厳正なる抽選の上、当選者の発表は賞品の発送をもって代えさせていただきます。
日本酒の日公式サイト:https://kampai-sake.jp/
<日本酒の日について>
10月は収穫された新米で酒蔵が酒づくりを始める季節です。以前は、酒造年度が10月1日から翌年9月末までと定められていました。
また十二支の10番目に当たる10月は「酉」の月、日本では「トリ」と読まれますが、元来壷の形を表す象形文字で、酒を意味しています。
このようなことから、「日本の國酒である日本酒を後世に伝える」という思いを新たにするとともに、一層の愛情とご理解をという願いを込めて、1978年に中央会が「10月1日は日本酒の日」と定めました。
なお、古来日本酒は神様にお供えする神聖なものとされてきており、「乾杯」には、神様の前で人々が心をひとつにする願いが込められています。
<日本酒造組合中央会について>
全国約1,700社の酒類(日本酒、本格焼酎・泡盛、本みりん)メーカーが所属する日本酒業界最大の団体。酒類業界の安定と健全な発展を目的とし、1953年に設立。「國酒(こくしゅ)」とされる日本酒、本格焼酎・泡盛について情報発信することで、国内外へ幅広く認知向上させる活動に取り組んでいる。
https://japansake.or.jp/common/