港区立みなと科学館
身近な「港」や「船」について学べる企画展開催決定!
港区立みなと科学館(所在地:東京都港区虎ノ門 館長:布施直人)では、このたび、2023秋の企画展として10月12日(木)から11月12日(日)まで「港と船」を開催いたします。
日本の貨物の99.6%は海上輸送であり、「港」は我々の日常生活に欠かせないインフラとして交通・物流の拠点です。 また、海上交通(海運)で用いられる船舶は、港湾機能と共に最新の科学技術の粋を取り込み、日々進化を続けています。
今回の企画展では、実物大の海上輸送用コンテナ模型や最新の貨物船等6点の精密な船舶模型を展示。港区が面している 東京港と船舶に焦点をあてて、そこで展開されている科学技術の今をご紹介いたします。
【開催概要】
1.企画展名称:港区立みなと科学館 2023秋の企画展「港と船」
2.主催:港区立みなと科学館
3.協力:東京都港湾局、東京港埠頭株式会社、国土交通省関東地方整備局、大井ふ頭中央海浜公園管理事務所、
東海汽船株式会社、株式会社商船三井、国立研究開発法人海洋研究開発機構、東京消防庁、
千葉県勝浦市、小笠原海運株式会社、芝浦通船株式会社 (順不同・敬称略)
4.会期:2023年10月12日(木) ~ 11月12日(日) 計32日間〔期間中休館日なし〕
5.会場:港区立みなと科学館 多目的ロビー・常設展示コーナー
港区に面した東京港は、日本でも有数の港として人々の生活を支えています。
詳しく見たり、知る機会が少ない港について、その港の顔でもある「船」と共に活用される科学や技術を交えて紹介。「みなと」の名を冠する科学館として、島国日本に欠かせない存在である港と船について、楽しみながら知ることができる企画展です。
企画展は「港とは?」「港を支える科学技術」「港が支える物と人の流れ」「これからの港の姿」の4つの展示ゾーンで構成。それぞれ解説パネルや映像、模型等によってわかりやすく解説します。
■迫力ある実物大コンテナ模型
普段は近くで見ることが難しい、巨大な海上輸送用コンテナ(長さ6,058mm×幅2,438mm×高さ2,591mm)を多目的ロビーに段ボールで再現。実物大コンテナ模型によってその大きさも実感できます。
■特徴のある船舶模型が集合!
港の主役の一つである船は、港区にある企業所有の船を中心に、「人や物」を運ぶ船に加え、「自動車や燃料」を運ぶ船、船を牽引するタグボートといった働く船など、様々な種類を紹介。
企画展会場には「自動車船:BELUGA ACE(商船三井)」「LNG船:LNG VENUS(商船三井)」「コンテナ船:MOL BRAVO(商船三井)」「ウインドチャレンジャー搭載貨物船:松風丸(商船三井)」「ウインドハンター号【計画中】(商船三井)」「浚渫(しゅんせつ)船:海竜(東京都港湾局)」の特徴ある船舶模型6点を展示。
一例として「リフタブルデッキやラウンド形状の船首など最新技術が使用されている自動車船(BELUGA ACE)」や「自航ドラグサクション式を用いた浚渫作業状態がわかる浚渫船(海竜)」等、それぞれの船の特徴を様々な角度から見ることができます。
■これからの港の姿、より身近な港の整備
展示の最後には、これからも進化を続ける東京港の姿や、環境に配慮した最先端の技術を活用して開発が進む近未来の船の他、港をより身近に感じられ楽しめる場所などもご紹介します。
関連イベント
■テーブルサイエンス「知ろう!体験しよう!港ではたらく船」
港ではたくさんの「はたらく船」が活躍しています。オリジナルの船をつくってプールに浮かべ、タグボートのお仕事である大きな船を動かす体験をしましょう。会期中は毎日10:00~18:00(最終受付は17:45)までご予約なしでどなたでもご参加いただけます。
■その他の関連イベント