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なら国際映画祭 NARAtive in TOKYO NODE  ~奈良と世界をつなぐ映画制作プロジェクト東京上映が終演~

なら国際映画祭

– 10/28・29、話題のTOKYO NODEで7作品とメイキングを特別上映-

 NPO法人なら国際映画祭は2023年10月28日(土)29日(日)の2日間「なら国際映画祭 NARAtive in TOKYO NODE」として、東京・虎ノ門の「TOKYO NODE」にて「NARAtive」プロジェクトで制作した7作品とメイキング映像1作品の上映会を実施いたしました。「NARAtive」の監督には、なら国際映画祭のコンペティション部門において受賞した監督が選出されます。国内外の新鋭の監督が奈良の地を訪れて独自の視点で制作した、会場でしか観ることのできない珠玉の作品をご鑑賞いただきました。2024年は9月14日(土)より約1週間に渡り奈良の地で「なら国際映画祭2024」を開催予定です。

近藤誠一理事長・河瀬直美エグゼクティブディレクター・別所哲也氏(アンバサダー& SSFF & ASIA 代表)
■2010年から2023年までに8本の新作映画が誕生
「NARAtive(ナラティブ)」とは「NARA (奈良)」と英語の「Narrative (物語性 )」をかけ合わせた造語です。映画が国内外へ飛び出し、「奈良の魅力を世界中の人々に届ける」「奈良らしさを映画におさめ語り継いでいく」そんな想いも込められています。なら国際映画祭のコンペティション部門の受賞者から監督が選出され、実際に奈良の地を訪れて構想、企画します。撮影時は日本の第一線で活躍する映画スタッフやロケ地の地域の人々が支え、「NARAtive」として生まれた作品は、なら国際映画祭でプレミア上映されます。このように「受賞」だけがゴールではなく、次の作品制作にも繋げ、拡め、循環していくプロジェクトです。地域を巻き込んでの映画づくりは、住民の地域に対する愛着と、他の地域から来た人々との新たなコミュニケーションや視点を生み出します。奈良市のふるさと納税も活用されるなど「地域住民」×「地方行政」×「映画スタッフ」が一体となって取り組み、2010年のプロジェクト開始から2023年現在までに8つの市町村と協働し、8作品が制作されています。

奈良市ふるさと納税詳細: https://nara-iff.jp/join/join-05/
奈良市ふるさと納税企業版詳細:https://www.city.nara.lg.jp/soshiki/4/118938.html

■7つの作品とメイキング映像を上映、トークイベントも
トークイベント
上映会の幕開けには、エグゼクティブディレクターである河瀬直美と、なら国際映画祭 アンバサダーであり、米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭 ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)代表である別所哲也氏のトークイベントを実施。アジア発の新しい映像文化の発信と新進若手映像作家の育成を目的に活動をしているSSFF & ASIAの代表 別所哲也は、若手クリエイターや未来の映像文化を支える担い手がどんどんそだってほしいとコメントしました。
【SSFF & ASIA 2024作品公募受付中】https://www.shortshorts.org/creators/jp

『霧の淵』監督:村瀬大智(日本)  撮影地:奈良県川上村 /2022年
来春公開予定のNARAtive作品「霧の淵」のメイキング(30分)を上映いたしました。「霧の淵」は2023年9月にサン・セバスティアン国際映画祭、10月に釜山国際映画祭に正式出品されました。日本では2024年春の公開を予定しています。メイキング上映後のアフタートークには、「霧の淵」出演の三浦誠己氏が登壇。演者としての村の方との関わりやエピソードを語りました。その後は全員で「”観る” だけでなく ”創る” 映画祭」「奈良(地方)から世界へ発信する映画祭」であるなら国際映画祭についてのトークの後、今年度より新理事長に就任した近藤誠一よりご挨拶を申し上げました。
登壇ゲスト:近藤誠一(理事長)・別所哲也(アンバサダー)・三浦誠己(霧の淵 出演)
河瀬直美(エグゼクティブディレクター)

■会場でしか観ることのできない7つの作品を上映
「地域住民」×「映画スタッフ」×「地方行政」が一体となって取り組み、制作した、現在ここでしか観ることのできない7作品を上映いたしました。

『びおん』 監督:山崎都世子(日本)  撮影地:奈良県奈良市田原地区/2010年
『光男の栗』監督:チャオイエ(中国)  撮影地:奈良県橿原市/2010年
『祈-inori-』監督:ペドロ・ゴンザレス・ルビオ(メキシコ)撮影地:奈良県十津川村/2012年
『ひと夏のファンタジア』監督:チャン・ゴンジェ(韓国)撮影地:奈良県五條市/2014年
『東の狼』 監督:カルロス・M・キンテラ (キューバ)撮影地:奈良県東吉野村/2016年
『二階堂家物語 』監督:アイダ・パナハンデ(イラン)撮影地:奈良県天理市/2018年
『再会の奈良 』 監督:ポンフェイ(中国)撮影地:奈良県御所市/2020年

作品詳細 :https://narative.jp/films/
■「二階堂家物語」上映後のアフタートーク

加藤雅也(特別顧問) 河瀬直美(エグゼクティブディレクター)
「二階堂家物語」上映後には、主演を務め、なら国際映画祭、特別顧問でもある加藤雅也氏とエグゼクティブディレクター河瀬直美のトークイベントを実施。イラン出身のアイダ・パナハンデ監督との撮影時のエピソードや「日本語の書き言葉と話し言葉の違い」「海外の監督からみた日本」「表現の制約との闘い」についてなど、ご来場いただいた方々も熱心に耳を傾けるトークが展開されました。

登壇ゲスト:加藤雅也(特別顧問)河瀬直美(エグゼクティブディレクター)

■8つの市町村が協働「NARAtive撮影地ネットワーク協議会」からプレゼント

映画の舞台である「NARAtive撮影地ネットワーク協議会」より、なら国際映画祭のInstagramアカウントフォロー&投稿で柿やそうめんなど各市町村の名産品をプレゼントいたしました。 
8つの市町村からのプレゼント

応援のビデオメッセージも
なら国際映画祭を応援してくださる著名人の方から心温まるビデオメッセージを頂戴いたしました。会場限定で上映し、観客の皆様も思わぬサプライズに驚きの声があがりました。
応援メッセージを上映
水川あさみ様・斎藤工様・土屋太鳳様・町田啓太様・秋山真太郎様 ありがとうございました

■「なら国際映画祭」について
奈良の平城遷都1300年目となる2010年、映画作家の河瀬直美をエグゼクティブディレクターに迎え始まった「なら国際映画祭」。2年に1回開催される映画祭の企画運営の他、国内外の若手監督と奈良を舞台とした映画制作「NARAtive」プロジェクトや、次世代を担う未来の映画人の発掘と育成を目的に毎年開催している「なら国際映画祭 for Youth」、海外学生とのワークショップ、奈良市内を移動する映画館「ならシネマテーク」など、映画の魅力を伝える数々のプロジェクトを実施しています。
公式ホームページ:https://nara-iff.jp

サポーターズクラブについて
サポーターズクラブ会員証

なら国際映画祭では映画を通して「次の芽」を育んでくださるサポーターを募集しています。サポーターズクラブ(3種類)にご入会いただくと「なら国際映画祭」のほか、毎月1作品上映の「ならシネマテーク」「尾花座復活上映会」「星空上映会」などの作品を全て無料で鑑賞いただけます。
詳細:https://nara-iff.jp/news/2510/


■特定非営利活動法人なら国際映画祭について
【運営団体概要】 

団体名:特定非営利活動法人なら国際映画祭
HP  :https://nara-iff.jp
設 立:2010年
所在地:奈良市花芝町17番地 サン・ふくむらびるpartI 201号室
事業内容:映画祭の企画・運営  

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