一般社団法人防災ガール
クラウドファンディング支援者にもれなくプレゼント!ゲームの鍵は”津波が来たぞ!”を知らせる海の新ルール「オレンジフラッグ」
「防災をこれからのフェーズへ」と掲げ、日本全国にメンバーが在籍する一般社団法人防災ガール(登記:東京本郷三丁目、代表理事:田中美咲)はこの度、津波防災の普及啓発プロジェクト「#beORANGE(ハッシュビーオレンジ)」の一環で遊びながら津波防災について学べるカードゲーム「FLAGO(ふらご)」を開発しました。
(カードのデザインは現在プロトタイプ段階であり、一部修正される予定です)
■津波防災カードゲーム「FLAGO(ふらご)」とは
東日本大震災で被災した若者から、津波の被害が想定されている宮崎の海辺、そして全国から立ち上がった海辺の自治体職員をはじめ、もっとも近くで海と向き合い活躍しているサーファーやライフセーバー、さらには災害発生時に被災地域に向かう医療・救急の専門家や大学の教授など様々な分野で活躍する方々に集まっていただき、総力を挙げて生み出したのが、津波防災のカードゲーム「FLAGO」です。
自然災害が発生するたびに、早期に防災意識を高める必要性に気づかされる一方、直接被害を受けなければ行動に移すきっかけもなく、いつの間にか忘れてしまうというのが今の日本の災害対策・防災対策の現状です。そこで、行動に移すきっかけを「もっと身近につくれたら」という想いで、本ゲームの製作を開始しました。
<FLAGOの4つの特徴>
1)ゲームをプレイするだけで、だれでも正しい避難行動が理解できるように設計
2)実際の災害時を想定し、実現可能な防災のみを反映させたリアルな学びが得られる
3)自分の知恵でアクシデントを乗り越える、生き抜く力を養う知育ゲーム
4)環境配慮の再生紙を使い、人にも地球にもやさしいゲームに。
海に携わる私たちが新しく生み出すものは、「海にも地球にもいいもの」をと考え素材や印刷方法にもこだわりました。そして防災は「誰にでも必要なこと」だとかんがえ、インクルーシブデザインの専門であるNPO法人Collableと協力し、誰でも楽しめるように設計しています。
■クラウドファンディングで制作費を募集
海の日である7月16日よりクラウドファンディングを開始します。
クラウドファンディングサイトはこちら:https://camp-fire.jp/projects/view/87418
基本的には、FLAGOをお届けできるのはこの機会のみとして、ここで集まった支援は全額FLAGOの製作費にまわし、支援してくださったかたへのリターンとして完成したFLAGOをお届けします。
教育現場の関係者や、自治体・団体・個人を問わずどなたでも入手が可能です。
■津波防災プロジェクト「#beORANGE(はっしゅびーおれんじ)」とは
2016年にスタートした本プロジェクトは、海に映える「オレンジ」という色を使ったフラッグを津波避難ビル・タワーに設置することで、地震の発生を海にいる者に伝えると同時に緊急時に避難する先をわかりやすく示し、津波が発生した際の避難を加速させることを目標とし活動するプロジェクトです。
#beORANGE WEBサイト:http://beorange.jp/
また、「オレンジフラッグ」を導入するにあたり、自治体や住民などが協働して取り組むことで、防災についてまちぐるみで向き合うことを提案してまいりました。一昨年は、静岡・愛知・高知の自治体・地域の人々とともに、昨年は宮崎の大学や自治体、日本サーフィン連盟やライフセービング協会など様々なセクターの方々と連携しています。
フラッグの設置や周知徹底、フラッグを使った避難訓練に取り組んだほか、プロジェクトへの賛同を可視化するアイテムとして、ふだんから身につけることのできる防災パラコードミサンガやラウンドタオルを開発しました。
■運営・開発者情報
一般社団法人防災ガール
URL:http://info.bosai-girl.com/
2013年3月設立、2015年3月11日に法人化。「防災があたりまえの世の中に」を目指すべく、20代~30代を中心に構成されたソーシャルスタートアップ。常に今ある「あたりまえ」を疑いながら防災や生きることについて考え、商品開発やイベントプロデュースを通して、フェーズに合わせた新しい防災の概念をさまざまな形で提起し続けます。