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【参加者募集】灯台・地域文化の持続可能性をテーマにしたミッション型キャンプ企画「灯台デイキャンプ × のりづくり」を開催します

海と日本プロジェクト広報事務局

2024年2月24日(土)場所:佐渡市沢崎集落・沢崎鼻灯台

さど探究プロジェクト(主幹:アクトインディ株式会社)は、2024年2月24日(土)に佐渡島沢崎集落の沢崎鼻灯台において、キャンプを行いながら同地域の名産品である「岩のり」を使った板のりづくりを集落の方々と実施し、集落の食文化に触れることをテーマにしたミッション型キャンプイベントを開催します。

沢崎集落は、シンボルである「沢崎鼻灯台」をはじめ、地殻変動を繰り返した特異な地形とその地形を活かした「たらい舟(磯ねぎ漁)」や、集落内を大獅子が練り歩く「沢崎まつり」など魅力的な観光資源を有する地域です。一方で、少子高齢化が進み、様々な分野で文化の次世代継承が危惧されており、集落の名産品である「岩のり」は生産者の減少という課題に直面しています。本取組みは、集落シンボルである「沢崎鼻灯台」の絶景を楽しむとともに、集落の食文化に触れることをミッションとしたキャンプイベントを行うことで、将来に向けて継続的に関係人口を増やし、集落文化の持続可能性にチャレンジする取組みです。

なお、本取組みは日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、灯台を中心に地域の海の記憶を掘り起こし、地域と地域、異分野と異業種、日本と世界をつなぎ、新たな海洋体験を創造していく「海と灯台プロジェクト」の助成を受けて実施します。
(左)沢崎集落と沢崎鼻灯台(右)沢崎産岩のりを使った板のりづくり
【沢崎産岩のり】
佐渡の最西端に位置する沢崎集落では、12月~3月にかけて岩のりを収穫します。1802年に起きた小木沖大地震で海底が持ち上がり、広くて平らな隆起波食台が広がる海岸ができた結果、岩のりが生える良い海苔場になりました。大正3年、水産技手であった児玉氏が沢崎を訪れて岩のりに関する指導を集落の方々へ行ったところ、岩のりの生産量などが飛躍的に上がりました。その後、沢崎の岩のりは評判になり多くの人が買い求め、板のりに加工され、商人によって佐渡の国中方面や越後にまで販売されました。

<イベント概要>

<団体概要>
■さど探究プロジェクト
活動内容:佐渡島内の各所に点在する「灯台」の利活用を推進し、各灯台が位置する地域の自然や歴史・文化などを結びつけ、新たな観光コンテンツ化を目指します。

■アクトインディ株式会社
URL:https://iko-yo.net/
活動内容:お出かけ情報サイト「いこーよ」の運営、子どもの成長をテーマにした各種イベントの企画、実施


海と灯台プロジェクト 新たな灯台利活用モデル事業
日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、灯台を中心に地域の海の記憶を掘り起こし、地域と地域、異分野と異業種、日本と世界をつなぎ、新たな海洋体験を創造していく「海と灯台プロジェクト」。その取り組みのひとつである「新たな灯台利活用モデル事業」は、灯台の様々な利活用モデルを創出することで、灯台の存在意義を高め、灯台を起点とする海洋文化を次世代へと継承していくことを目的としています。初年度である2022年度は、本リリース事業含め、全国で12事業が採択されました。
海と日本プロジェクト公式サイト https://uminohi.jp/
海と灯台プロジェクト公式サイト https://toudai.uminohi.jp/

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