アパレルブランドKnuth Marf(クヌースマーフ)が阪急うめだ本店と初コラボ。大阪文化服装学院も巻き込み、3者の個性を活かしたVP(コンセプトディスプレイ)作成。

株式会社IN

Knuth Marf 24Spring concept 「Avant-garde / Normal」(アバンギャルド/ノーマル)の各商品を先行販売するポップアップを、阪急うめだ本店で開催します。

2024年2月28日～3月26日の期間、阪急うめだ本店にて「AFTER ALL・・WE (ハート) FASHION. KEEP IT REAL」（以下、KEEP IT REAL）をコンセプトに掲げた24SSのイベントが開催されます。
その一貫として、「Knuth Marf」（クヌースマーフ）とのコラボが決定しました。

2024年2月28日～3月26日の期間、阪急うめだ本店にて「AFTER ALL・・WE (ハート) FASHION. KEEP IT REAL」（以下、KEEP IT REAL）をコンセプトに掲げた24SSのイベントが開催されます。「KEEP IT REAL」では、来場者に「自分らしさをつくる楽しさ」を感じてもらえるような商品・空間を展開。

その一貫として、株式会社INが運営するアパレルブランド、「Knuth Marf」（クヌースマーフ）とのコラボが決定しました。コラボ内容は下記の通りです。

2024年2月28日～3月5日の期間、阪急うめだ本店3Fプロモーションスペース33にてKnuth Marf ’24 Spring Pop Upを実施。商品は一般WEB販売前の先行販売。

2024年2月28日～3月26日の期間、3階エスカレーター前の展示スペースワールドVP (コンセプトディスプレイ)をKnuth Marfによる監修、大阪文化服装学院の学生による製作。

Knuth Marfの24Spring conceptは「Avant-garde / Normal」(アバンギャルド/ノーマル)。
24Spring collection：https://knuthmarf.com/blogs/look-book/24spring-collection
1枚で主役になる新しさ、作り込まれたシルエット、絶妙なバランス感を持ちながら、日常で使い回すことができるデザインのコレクションです。会期中、両者のコンセプト「KEEP IT REAL」と「Avant-garde / Normal」を融合させたKnuth Marfの24Spring商品を展示し、来場者は実際に商品に触れることができます。商品は一般WEB販売前の先行販売となります。

2月28日、3月2日、3日の一部時間には、Knuth Marf立ち上げメンバーであるアパレルディレクターのChiemi、クリエイティブディレクターのKotokaIzumi、CEOの中井亮が店頭に立ち、来場者にスタイリングの提案を行います。商品は阪急百貨店のECサイトから購入でき、配送は3月下旬～4月上旬を予定しています。
※Knuth Marfメンバーによる在店時間詳細はKnuth Marf公式販売サイトをご参照ください。
Knuth Marf公式販売サイト：https://knuthmarf.com/blogs/news

3階エスカレーター前ワールドVPは、大阪文化服装学院が、両者のコンセプト「KEEP IT REAL」と「Avant-garde / Normal」を作品に落とし込み製作。来場者はワールドVPを通して「KEEP IT REAL」の世界観を体感できます。
大阪文化服装学院：https://www.osaka-bunka.com/

ワールドVP製作に取り組む大阪文化服装学院の学生たち

イベントの開催に向けて、「KEEP IT REAL」を企画した、阪急うめだ本店３階シスターズクローゼットの担当者である、ファッションワールドコンテンツ開発部の武田さん、Knuth MarfのChiemiさん、中井さん、大阪文化服装学院のみなさんに、コラボ背景やイベントの見どころを聞きました。

――「KEEP IT REAL」はどのような思いで企画したのでしょうか。

武田さん：2023年、若者たちは3年分の青春を取り戻すかのように、仲間たちとリアルな繋がりを増やしました。仲間が増えたことで他人と自分を比べ、ありのままの自分でよいのか、自分について悩むことも増えてくると思います。そんな中で迎える24SSでは、若者たちは自分らしさを探すシーズンになっていくのではと予測しました。そこで、自分らしさをつくることの楽しさを感じてもらいたいと、「KEEP IT REAL」を企画しました。

――なぜKnuth Marfとコラボしようと思ったのでしょうか。

武田さん：自分らしさをつくる上で、まだ何者でもない若者たちはロールモデルを求めています。Knuth Marfは、若者の憧れであるChiemiさんやKotokaIzumiさんたちがつくられているブランドです。百貨店だけの企画で若者に訴求することは難しいため、憧れのロールモデルを通して、「KEEP IT REAL」をお客様に伝えられると思いました。Knuth Marfとコラボすることで、阪急うめだ本店にとっても新たなお客様が来店してくださることを期待しています。

――「KEEP IT REAL」でのコラボ提案を受けた時、Knuth Marfとしてどんなことを思いましたか。

Chiemiさん：ブランドを始めた時から、百貨店でポップアップをすることは一つの目標なので、すごく嬉しかったです。今までやってきたポップアップとは違い、誰かを巻き込んで一緒に作り上げていくことは、Knuth Marfでは初めての試みです。大阪文化服装学院をも巻き込んだKnuth Marfの新しい表現の仕方は、きっと誰も想像できないものなので、どんなものができるのか、服作りで一番大切なワクワクが詰まっています。「新しい」を更新するための知恵になりそうです。いい意味で、いつものKnuth Marfらしさを裏切れたらと思います。

中井さん：今回に限らず、Knuth Marfへお声がけいただくことはとても光栄なことです。身が引き締まる思いと、挑戦していこうという気持ちの両方が湧き立ちます。関西圏で阪急百貨店といえば、歴史があり信頼度が高い商業施設だと思います。阪急百貨店の24SSコンセプトの顔となるブランドとしてコラボできることや、大阪文化服装学院も参加する企画を行うことで、ブランドとしてさらに成長できると感じています。

Knuth Marfと大阪文化服装学院のワールドVP製作打ち合わせの様子

――大阪文化服装学院のみなさんは、どのような思いでワールドVPの製作に取り組みますか？

大阪文化服装学院：私たちの中でも、ここ3年でSNSがその人の第一印象になり、ありのままの自分と、良く見せようと加工した自分とのギャップに抵抗や、リアルで会うことへの恐れがあるねと話していたので、共感性が凄く高いコンセプトだと思いました。そこで作品には、ありのままの自分とデジタルで加工された自分、一見相反するようでどちらも自分らしさを作っているという共通点を大切にして、どちらも自分だということを表現したいと思います。ニットの特性である、繋げて編めることを取り入れて、ストレートかつキャッチーなデザイン性で表現したいと思います。

――それぞれにとって初めての挑戦となることもあるかと思います。今回のイベントへの意気込みを聞かせてください。

武田さん：若者の憧れであるKnuth Marfのお洋服や、ロールモデルに近づける空間でワクワクする体験、「KEEP IT REAL」の世界観を具現化したワールドVPの展示を通して、自分らしさをつくる楽しさを感じていただけたらと思います。

Chiemiさん：今回のイベントの見どころは、大阪文化服装学院のみなさんと創り上げる3階エスカレーター前のワールドVPです。エスカレーターで上がってきたお客様がまず目にするものなので、ときめくような空間に仕上げたいなと思っています。また、今回は変幻自在で一から構築されるニットをテーマにしており、表現の仕方も無限にあります。そこで私たちの24Spring concept「Avant-garde / Normal」を、テーマに合わせてどう創り上げたかご覧いただけたら嬉しいです。どんな作品、空間になるかお楽しみに！

中井さん：大阪文化服装学院とのビジュアル制作コラボや、阪急うめだ本店のSNS、WEB展開など、阪急うめだ本店でも、普段のポップアップではやらないような取り組みがいくつかあります。また、これまでのポップアップでは、設営から運営まですべて自分たちでやっていたことがほとんどです。今回は阪急うめだ本店の24SSコンセプトを受けて何度も打ち合わせを重ね、大阪文化服装学院のみなさんとも話し合い、準備してきました。大きな館や学校との取り組みは初めてなので、私たちにとっても挑戦の機会となっています。ご覧になるみなさんにとって、意識しなくても「なんだか楽しかった」と思ってもらえる空間を作りたいです。

大阪文化服装学院：服は買って着るだけが楽しさではないと思っていて、映画やアトラクションのように見て体験して「あぁ楽しかった(ハート)」と満足することも楽しさの一つだと考えています。今回の空間デザイン・ファッションを通じて、人が何かを見て励まされたり行動力に繋がる感覚を、来場されるみなさんにも感じて欲しいです。お客様をディスプレイの前で立ち止まらせてみます！