全栄企画株式会社
鈴木蘭々がプロデュースする化粧品ブランド<NARIA COSMETICS>より、
“タマラン スキンオイル”が7月4日に発売開始となった。
こちらは、現在ウェブサイト(http://www.naria.jp)にて発売中。
なお先日、東京大丸百貨店において行われた期間限定先行発売では、好評を博し完売となった。2014年12月に自身の基礎化粧品ブランド<NARIA COSMETICS>を発表した鈴木蘭々、第1弾目の商品は、植物幹細胞培養エキスとEGFが主体の美容液、今回のタマランスキンオイルは、第2弾目の商品となる。
──<タマラン スキンオイル>を開発するきっかけ、経緯について聞かせてもらえますか
蘭々 元々、オイルを作りたいなと思っていて、以前からいろんな商材には目を光らせていました。自分が好んで使っていたのがホホバオイルなので、これもいいなぁ、と思いつつも、新しさはないな…とか、そんな思いを巡らしているとき、2016年にニューカレドニアを旅する機会がありまして。海外に行くと私、必ず現地の化粧品をチェックするんです。どんなものが流行っているのか、その土地ならではのコスメとか、海外旅行では視察も兼ねているんです(笑)
──ではニューカレドニアで、いい出合いがあったのですか?
蘭々 そうなんです!ニューカレドニアで「タマヌオイル」と出合いました。「タマヌオイル」は、古くから虫刺されや傷の治療、日焼けした肌の鎮静など、島の生活には欠かせないものだったようです。さっそく検索しました。リサーチの結果、国際機関の太平洋諸島センターによるエビデンス(ORAC法)が出ていました。なんとエキストラバージンオイルの20倍以上の抗酸化力があるとのこと。すごい!と思いました。それに、タマヌオイルを使った日本オリジナルの商品はまだないので、ぜひやってみたいと思いました。
──魅力的なオイルと出合い、そこから商品化までどのように進めていかれたのですか?
蘭々 まずは、オイルの選定です。オイルもたくさんの種類がありまして、そこからアルガンとホホバをセレクトしました。タマヌオイルだけでは濃いし、ニオイも強いので、アルガンオイルとホホバオイルをいい割合でブレンドしました。比率は、企業秘密です(笑)。そこに植物性原料からなる美容成分を3種類、スペインの原料展で銀賞を取った「チレッタセンブリエキス」などを添加しました。
実は、オイル選びをしているとき、業者さんにタマヌオイルを注文したところ、「ない」と言われて驚きました。でもよく考えてみれば開発当時、タマヌオイルは日本で商品化している会社がなかったものですから、それも納得ですよね。なのでドイツから取り寄せて貰いました。欧州5つの認定協会がオーガニックコスメの統一認定基準とした「COSMOS」で認定された、質のいいコールドプレスタマヌオイルです。
──ブレンドは何パターンも作って試していくのですか
蘭々 そうですね、タマヌオイルのテクスチャーとアルガンオイルのテクスチャーは、質感が全然違うんです。アルガンは、さらっとしていて、ホホバオイルも質感は様々です。その質によって、使用感が異なりますから、ホホバオイルは4種類、アルガンオイルは2種類取り寄せて、1つ1つブレンドして試しました。
──何パターンくらい試したのですか?
蘭々 比率を変えて、10パターンくらいでしょうか。1つのパターンを2週間くらい使ってみないとわからないので。塗った瞬間の感じだけでなく、使い続けてどうなるか、どんな違いがあるかを確認するので、時間はかかりました。「あーでもない、こーでもない」と言いながら、原価も擦り合わせながらなので(笑)。できるだけリーズナブルな価格でご提供したいけれど、安価な成分は使いたくなかったので葛藤しました。
──今の商品に決めた決め手は?
蘭々 ずばり浸透感です!香りには癖があるけれど、使用感としては表面のべたつきもないし、しっとりするけど、脂っこさが残らない。
──特にどういう方にオススメでしょうか?
蘭々 乾燥肌の方や皺やくすみの気になる年齢肌の方にオススメです。
──使い方を教えてください。
蘭々 いろいろな使い方ができるのも<タマランスキンオイル>のいいところです。洗顔後の清潔な肌につけて、そのあとに化粧水というブースータ的な使い方もできますし、化粧水が浸透したあとに保湿としてもお使いいただけます。そうそう、お顔の続きで首にも塗ってあげてください。また、ふだんお使いのクリームに<タマランスキンオイル>を2、3滴混ぜて使うとスペシャルなクリームができあがります。
──贅沢なオイルですね。
蘭々 「みなさんにきれいなってほしい」という開発者の思いを成分に込めました(笑) ぜひ、一度お試しいただけたらうれしいです。あとはどんな商品もそうなのですが、お肌に直接つけるものですので、必ずパッチテストをしてからご使用ください。またナッツアレルギーの方は念のため使用をお控えください。