Indeed Japan株式会社
子どもの年齢別に、仕事と子育て両立の“1日のスケジュール”や“具体的な工夫”をシェア!「たまには自分にも優しく!」「自分の時間や気持ちを大切に!」など働くお母さんへのエール集まる
Indeed Japan主催「ありの”ママ”スケジュール展」
世界No.1求人サイト* 「Indeed (インディード)」の日本法人であるIndeed Japan株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:大八木 紘之、https://jp.indeed.com 以下Indeed)は、子育てをしながら働く女性を応援するために、国際女性デーである3月8日(金)から10日(日)までの3日間、二子玉川蔦屋家電2Fイベントスペースにて「ありの“ママ” スケジュール展」を開催しています。本イベントでは、育児をしながら正社員として働く女性(以下、正社員ワーママ)達から集めたリアルな24時間の過ごし方を、子どもの年齢別にスケジュール表形式で計20点展示し、仕事と家事や育児を両立するための時間のやりくりやさまざまな工夫を紹介しています。ありのままのリアルな正社員ワーママの状況を知っていただける展示となっています。
Indeedは、国際女性デーを前に1,000人の正社員ワーママを対象として「女性の仕事と子育ての両立に関する調査」(詳細は6ページ以降に記載)を実施しました。その結果、正社員ワーママの9割以上(92.2%)が「仕事と子育ての両立に何かしらの困難」を抱えており、3人に2人(66.5%)が「将来のキャリアプランの見通しを持てない」と考えていることがわかりました。本イベントは、これらの声をもとに開催することにしたもので、さまざまな立場にあるワ―ママの、ありのままのリアルなスケジュールと両立の工夫を展示することで、仕事と子育ての両立に悩む方々に、日々の過ごし方の参考にしていただくとともに、将来の見通しを立てたり今後のキャリアプランを考えたりするきっかけとしていただきたいと考えています。
Indeedは「We help people get jobs.」をミッションに掲げ、あらゆる人々が公平に自分に合った仕事が得られる社会の実現を目指しています。今回の調査および展示会の開催が、多様な働き方の浸透や、それぞれの方が自分に合った形で自分らしく働ける社会の実現に寄与することを願っています。
■展示コンテンツ
▼ありの“ママ”のスケジュールの展示
正社員ワーママ達から集めたリアルな24時間の過ごし方を、子どもの年齢別にスケジュール表形式で計20点展示しています。スケジュールからは、限られた時間の中で仕事と子育てを両立するために複数のタスクを同時に進めたり、短時間で切り替えたりしながら1日を過ごしている様子が見て取れます。また、時短術などの工夫やパートナーとの分担により、子どもとの時間や自分のための時間を確保している様子も伺えました。さらに、子どもの年齢が上がるにつれて、日々の過ごし方に少しずつ余裕が生まれ、キャリアにつながる学びや自己啓発に取り組む時間が増える傾向も見られます。まだ子どもの年齢が低いワーママにとっても、子どもが成長した数年先がどうなるかのイメージがしやすくなり、今後のキャリアの見通しを立てやすくなる展示を目指しました。
▼“仕事と子育ての両立の工夫”の展示
スケジュールとともに、正社員ワーママ達から集めた、多様な「仕事と子育てを両立するための工夫」も展示しています。多忙な中で、仕事の効率化や職場の同僚・上司との関わり方、将来のキャリアにつながるような取り組みに加え、家事の時短術や子どもとの時間のつくり方、息抜き方法などの日々の過ごし方の参考になる工夫も展示しています。
<“仕事と子育ての両立の工夫”の具体例>
●熱が出た!業務報告アプリで報告
最近は子どもも頻繁に熱を出さなくなったけれど、体調不良の際はオンラインでチームメンバーに即座に報告。(保育園2歳児クラス/保険会社 営業職/時短勤務 /リモート)
●夫と分担して自由時間をつくる
勤務時間が不規則な夫と、お互いの残業時間をシェアしあって、お迎えなどは分担。夫がお迎えの日は、会社帰りに同僚と一杯だけ飲むなどで、自分の好きなことを大切にしたら、ついついイライラしてしまうことが減りました。(小学5年生と保育園年長/金融系 営業事務職/フルタイム勤務 /出社)
●上司と面談時間を月に1回
月に1回は上司とのオンライン面談で家庭の事情を伝えている。ママさん社員が少ない職場だからこそ、周囲から理解してもらう工夫をしています。(保育園年少と年長/IT会社勤務 エンジニア/週2回時短勤務/リモート)
●その時にあった条件で働き続けるために、転職する
1社目、2社目は職場環境や労働時間がハードだったので、子どもが小学校1年に上がるタイミングで、女性が多い職場に転職しました。家庭との両立を考えてくれる人が多く、保護者会や参観日なども行きやすくなりました。(小学2年生 /デザイン会社勤務 デザイナー/フルタイム勤務 /リモート)
●限られた勤務時間でもこなせる業務を積極的に引き受ける
ママだからといって遠慮されたくない!自分のできる範囲の頼まれごとは積極的に引き受ける。(中学2年生と小学6年生/公務員 行政職/フルタイム勤務 /出社)
▼「自分がやってみてよかった工夫」「過去の自分や周りのワーママに送るエール」のシェアスペース
会場内には、訪れた方も自分が実践している両立の工夫やヒント、自分自身や周囲のワーママへのエールを自由に書き込めるスペースも設置しました。「力を抜いて」「完璧でなくていい」といった労いや、自分の時間を持つことの大切さを伝える声、そして、今は大変でも子どもが成長するとママの生活も変わっていく、というママ本人の経験を踏まえた励ましの言葉が集まりました。
<集まった、両立の工夫やエール、コメント>
●「すべて完璧にしなきゃいけないとか思っていたけど、自分自身も働きながらは大変。いいところで力を抜いて、できない事はできないでいい!」
●「なるようになるよ。自分にとっての理想のお母さんは、三食手作り料理で、毎朝子どもを起こしてくれる自分の母、と思っていたけど、私は私だった。自分でしかいられないということが分かった。自分は自分の得意な部分を頑張ればいいよ。」
●「いざとなれば、意外に子どもは色々できる。」
●「必ずタスクに自分の休憩を入れること!!」
●「たまには自分にも優しく!」
●「頑張っているから、すきなコーヒーで一息してよし!おつかれ!」
●「この春から仕事復帰予定なので参考になりました」
●「皆様お忙しくてびっくりしました。たまには息抜きしてくださいね!」
■「ありの“ママ” スケジュール展」開催概要
– 開催日時:2024年3月8日(金)~10日(日)10:00~19:30(8日のみ13:15開始)
– 会 場:二子玉川蔦屋家電2Fイベントスペース(東京都世田谷区玉川1-14-1)
– 参加方法:会場にお越しいただければ、無料で自由にご覧いただけます。
– 対象者:子育てをしながら正社員で働く女性の両立の工夫や、日々の時間の使い方の工夫を知りたい・参考にしたいと考える全ての方
– ノベルティ:会場を訪れたお子さまにオリジナル風船をプレゼントします(無くなり次第終了)。ぜひ、お子さまと一緒にご来場ください。
▼イベントキービジュアル・ステートメント
■ 本取り組みの背景
厚生労働省の「仕事と育児・介護の両立に係る現状及び課題」によると、日本女性の正規雇用比率は、20代後半をピークに低下し年齢の上昇とともに下がる「L字カーブ」を描いています(※1)。女性活躍・男女共同参画の重点方針 2023では、「出産を契機 に、女性が非正規雇用化する、いわゆる『L字カーブ』の存在に象徴されるように、様々 なライフイベントに当たりキャリア形成との二者択一を迫られるのは多くが女性であり、その背景には、長時間労働を中心とした労働慣行や女性への家事・育児等の無償労働時間の偏り、それらの根底にある固定的な性別役割分担意識など、構造的な課題が存在する」と述べられています(※2)。
このような日本の状況の中で、出産後に正社員として働き続けている女性は、仕事と子育ての両立で困難に直面している可能性が高いと言えるでしょう。構造的な課題の解決は一朝一夕にはいきませんが、子育てをしながら仕事をしている女性が直面している困難や両立の実態・課題を明らかにすることは、女性たちを応援し支援する一歩につながると考えました。
そこで、Indeedは、3月8日の国際女性デーに先立ち、「女性の仕事と子育ての両立に関する調査」を実施しました。本調査では、「正社員ワーママ」(0歳~高校生の子どもと同居しつつ、正社員として働く、20~40代の女性)1,000人を対象に、現在感じている困難や、仕事と家事・育児をうまく両立するために行っている工夫や時間配分などの両立実態を明らかにしています。さらに、将来的に子育てと両立しながら正社員として働きたいと考えている「プレワーママ/プレワーパパ」、正社員ワーママの「配偶者」および、正社員ワーママを部下に持つ「上司」各200名(計600名)を対象に、正社員ワーママの周りの人々が「仕事と子育ての両立」をどのように捉えているかについても調査しました。
※1:厚生労働省「仕事と育児・介護の両立に係る現状及び課題」
※2:内閣府男女共同参画局「女性活躍・男女共同参画の重点方針2023」
■ 「女性の仕事と子育ての両立に関する調査」結果 主要ポイント
【正社員ワーママの両立の実態】
– 92.2%が「仕事と子育ての両立に何かしらの困難」を抱えている。第一子が2歳以下の場合が最も高く96.5%にのぼるが、中高生になると85.5%と11ポイント減少。特に乳幼児期の仕事と子育ての両立に困難が多い傾向。
– 3人に2人(66.5%)が「将来的なキャリアプランの見通しが持てない」と感じている。第一子が2歳以下の場合が最も高く77.5%にのぼる。第一子の年齢が低いほど見通しが持てない割合が高いことが明らかに。
– 正社員ワーママは家事・育児の74%以上を自分が担っている。ワーママが希望する自身の家事負担割合は平均59.0%に対し、実際は平均74.2%を担う。育児は希望負担割合が平均59.5%に対し、実際は平均74.1%を担う。正社員共働き家庭でも、家事・育児の負担は女性に偏っている状況が伺える。
【正社員ワーママの周りの人々の、両立に対するイメージ・課題】
– 将来、子どもをもっても正社員として働きたいと考えるプレワーママ・プレワーパパは、すでに両立に対して困難や不安を感じている。特に女性にその傾向が強い。
– – 正社員として仕事と育児を両立するのは難しそう:プレワーママの86.0%、プレワーパパの74.0%
– – 正社員として仕事と育児を両立することに不安:プレワーママの91.0%、プレワーパパの85.0%
– 「正社員ワーママが仕事と子育ての両立で困っていること」に対する配偶者・上司のイメージと、実際の正社員ワーママ本人の困り事にはギャップあり
– – 配偶者のイメージとのギャップ:1位「子どもに十分に時間を割けない」(ワーママの実態より11.3pt低い)、 2位「管理職や責任あるポジションにつきづらい」(実態より10.5pt高い)
– – 上司のイメージとのギャップ:1位「時短勤務にせざるを得ない」(実態より14.8pt高い)、2位「管理職や責任あるポジションにつきづらい」(実態より13.0pt高い)
※調査結果の詳細については、以下のプレスリリースをご参照ください。
https://jp.indeed.com/press/releases/20240301
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**出典:Indeed社内データ 2023年4~7月