株式会社ミシュワン
全国のドッグトレーナーと飼い主をつなぐ、オンラインしつけ教室「いぬとれ株式会社」より、真壁律江トレーナーにご指導いただいた、愛犬と「災害に備える」トレーニング講座の内容をご紹介します
株式会社ミシュワン(東京都渋谷区、代表者:岩井直樹)は、ミシュワンユーザーの飼い主さんや社員から届いた“こんな商品があったらいいのに”という声に応えるペットフードメーカーです。
ペットを家族の一員と捉え、人のしあわせもペットのしあわせも、どちらも両立できる共生社会の実現を目指す株式会社ミシュワンは、ペットともっと一緒にいたい飼い主や、飼い主ともっと遊びたいペットの気持ちをくんで、お互いが金曜日を楽しく過ごすことを推奨する「わんにゃんFriday」制度を設置しております。
この度は、当制度を利用し、オンラインにてミシュワンユーザーを招き「愛犬と災害に備えるトレーニング講座」を開催しました。今回は、全国のドッグトレーナーと飼い主をつなぐ、オンラインしつけ教室「いぬとれ株式会社」より、真壁律江トレーナーにご指導いただきました。今回は実際の講座内容をご紹介いたします。
オンライン講義の様子
■ミシュワンのユーザーに愛犬の防災についてアンケートを実施
ミシュワンユーザーの方に防災をテーマにアンケートを実施したところ、89%のユーザーが「防災について興味がある」と回答しました。また、そのうち94%が、愛犬との防災訓練をしたことがないと回答。
防災訓練があったら参加してみたいと思うかという質問には、54%のユーザーが「参加してみたい」という回答しました。
89%のユーザーが「防災について興味がある」と回答(n=606 ※全問回答)
94%のユーザーが「愛犬との防災訓練をしたことがない」と回答(n=606 ※全問回答)
54%のユーザーが「参加してみたい」と回答(n=606 ※全問回答)
災害時は頭上に建物などの瓦礫が落ちてくる可能性や、火災が発生する可能性など、危険な場面に遭遇する可能性が高いでしょう。そんな時、愛犬と共に安全に避難ができるような行動、備えを日ごろからしておくことが、とても大切です。
■災害が起こる前に日常的にしておくこと
災害に備え、トレーニング以外にも日常的な備えが大切です。避難所でのマナーや、もし迷子になってしまった際の備えを事前にしておきましょう。
災害時は犬もパニックになり、いつもと異なる環境に驚いて逃走し、迷子になってしまうかもしれません。犬が迷子になってしまった際に備え、マイクロチップをあらかじめ挿入することや、首輪に鑑札、迷子札をつけて装着をしておくことで、すぐに愛犬を見つけることが可能になるでしょう。マイクロチップはマイクロチップのリーダー端末が必要になるため、災害時に必ず端末が手元にあるとは限りません。そのため「迷子札」を首輪などに装着しておく方が安心でしょう。
●ワクチン接種
混合ワクチン・狂犬病予防注射を接種しましょう。
●寄生虫駆除
特に仔犬や外で飼育をしている犬は要確認です。
避難所では他のお家の犬との接触の可能性もあります。きちんとワクチン接種や寄生虫駆除、予防をしておくことで避難所でストレスなく過ごすことができるでしょう。
●健康チェック
血液検査・触診・歯などを日頃から行いましょう。
●マイクロチップ と畜犬登録(鑑札)をする(登録先に確認が必要)
●迷子札
迷子札を取り付けることですぐに飼い主さんにたどり着くことができます。
●首輪の装着
■避難グッズの用意(リュック)
愛犬用の避難グッズの用意も大変重要なポイントです。
災害時は、住み慣れた自宅から離れた「避難所」や「車内」などでの生活が必要になることもあります。
また、必要物資はどうしても人間が優先になってしまうため、愛犬の生活に必要な物資はなかなか手に入らなくなる可能性もあります。普段から、人間同様に災害が発生した際にすぐに持ち出せる避難グッズをリュックに入れて用意しておきましょう。
リードやハーネスは、普段使うものとは別に、予備として避難バッグに用意しておくことが望ましいです。災害時は何が起こるかわからないので、色々な場面に対処できるように準備が必要です。リードなどを付けることができずに避難バッグだけをもって避難したり、あるいは迷子の犬をつないであげるタイミングもあるかもしれません。
▼避難バッグに用意しておきたい物資
・フード5日分(フードボウル)
・水(水入れボトル)
・クレート&バスタオル
・首輪又はハーネス&リード
・トイレシーツ&ウンチ処理用袋
・ボディタオルなど
■災害時に愛犬を助ける
それでは、もしも実際に災害が発生したとき、飼い主の私たちはどのように愛犬を守ればよいのでしょうか?
小型犬は素早く抱き上げ、しっかり体をホールドしてリードを付ける、又はクレートに入れて運びます。中型犬&大型犬は首輪を掴んで確保したら、素早くリードをつけましょう。そして、避難用リュックを背負って避難します。
また、クレートを一緒に運ぶのが難しい場合は、犬用のソフトクレートや折り畳みクレート、犬用テントなどを車などに常時装備しておくことも適切です。
■日常的に必要なトレーニング
上述の、「愛犬を助ける」方法について、日ごろから飼い主の私たちと愛犬が「避難」で起こりうる行動に慣れていないと、いざとなった時に咄嗟に行動ができない可能性があります。そこで、日常的に、下記のようなトレーニングを行いましょう。
▼日常的に必要なトレーニング
・首輪を掴む練習
・小型犬はいきなり抱っこされても暴れない練習
・中型犬、大型犬はリードを短く持ってスタスタ歩いても着いて来る練習
・「おいで」の練習 ※ 飼い主が犬に近づいた時に逃げずに寄って来る練習
■避難所で特に必要となるトレーニング
避難先の施設では、たくさんの避難者(老若男女問わず)が集まります。
普段と異なる状況のもと、愛犬が普段通りに近い状態で、緊張することなく落ち着いて過ごすことができることが望ましいです。
普段からそういった環境でも落ち着いて過ごせるよう、以下のようなトレーニングを行いましょう。
▼避難所で特に必要となるトレーニング
・色々な人がいる場所や大きな音がする場所でも怖がらない練習
・他人が近づいてきても吠えたり、咬んだりしない(すぐに制御できる練習)
・クレート(ハウス)に3時間以上入っていられる練習
・排泄をトイレシーツでする練習
■最後に
いずれも、お互いにストレスにならないよう、徐々にできるところから始めましょう。
美味しいオヤツや好物のフードを用意して“楽しく”トレーニングをすることが大切です。
大切な家族といつ来るかわからない災害に備えて安心して毎日を過ごせるよう、日ごろの備えとトレーニングをしていきたいですね。
今後も我々ミシュワンは、世の中のペット愛好家の皆様の為になるようなイベントを、開催していく予定です。
皆様と共に、ペットとのよりよい共生社会づくりを目指してまいります。
■ いぬとれ株式会社とは
会社名:いぬとれ株式会社(https://inu-tre.com/)
代表者:小川 真澄
設立日:2022年11月4日
所在地:東京都渋谷区道玄坂1丁目10番8号渋谷道玄坂東急ビル2F-C
事業内容:犬と飼い主のためのオンラインしつけ教室「イヌトレ」の運営
<いぬとれ株式会社に関するお問い合わせ先>
会社名:いぬとれ株式会社
お問い合わせ先:info@inu-tre.com
■ 株式会社ミシュワンとは
会社名:株式会社ミシュワン(https://mishone.co.jp/)
代表者:岩井 直樹
設立日:2019年12月26日
所在地:東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー37F
事業内容:ペット食品の製造・販売及び輸出入・ペット食品・用品のEコマースサイト運営
Instagram:@mishone_official(https://www.instagram.com/mishone_official/)
<ミシュワン商品に関するお問い合わせ先>
TEL : 0570-019-113
※平日11:00~17:00
※土・日・祝祭日・年末年始を除く
メール:support@mishone.jp