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日本初の百貨店として歩み始めて「三越」は120周年を迎えます。

株式会社 三越伊勢丹ホールディングス

日本橋三越本店では「デパートメントストア宣言120周年」「ライオン像110年」を記念した様々な企画やイベントをお届けします。

三越伊勢丹グループの百貨店「三越」は、おかげさまで2024年に百貨店として歩み始めてから120周年を迎えました。三越は、1673年 呉服店「越後屋」として創業し、1904年に日本で初めて「デパートメントストア宣言」を発し、百貨店として、その歴史を積み重ねて来ました。日本初の百貨店として120周年を迎えるアニバーサリーイヤーを記念して、 2024月4月1日(月)から2025年3月31日(月)までの1年間、心ときめく様々な企画・イベントをお届けします。

「デパートメントストア宣言120周年」「ライオン像110年」
開催期間:2024年4月1日(月)~2025年3月31日(月)

デパートメントストア宣言120周年 ステートメント

デパートメントストア宣言120周年 ロゴマーク


1904(明治37)年、三井呉服店から「株式会社三越呉服店」が誕生すると日比翁助により「デパートメントストア宣言」が表明され日本で初めて百貨店の始まりを宣言しました。それに合わせて新店舗とライオン像の制作が開始され、1914(大正3)年に「本店新館」と「ライオン像」が落成されました。

「デパートメントストア宣言120周年」のロゴマークは、この「創建当時の三越」と「ライオン像」で構成しています。120年間の感謝と、この地で「デパートの楽しさ」と「デパートの未来」を考え、大切なお客さまに「選ぶ楽しさ、観る楽しさ、触れる楽しさ、知る楽しさ、遊ぶ楽しさ」といった特別な価値を提供し、これからも私たち三越が地域のお客さまに愛される存在でありつづけられるように、という強い想いを込めています。

三越の歴史と「デパートメントストア宣言」 について


「三越呉服店」設立時のご挨拶状(明治37年12月)

「デパートメントストア宣言」新聞広告(明治38年1月)

三越は、1673年(延宝元年)に呉服店「越後屋」として創業しました。
創業者の三井高利は、それまでの商習慣にとらわれず、社会の変化による新しい顧客層の誕生にいち早く着目し、現在ではあたりまえとなった商売方法の数々を生み出しました。店頭販売・現金決済・正札販売を基本とした「店前現銀掛値(たなさきげんきんかけね)なし」を世界で初めて打ち出すとともに「小裂いかほどにても売ります」を掲げ、反物単位でしか購入できなかった商習慣を改め、切り売りを可能にすることで、欲しい人が欲しい量だけを購入できる仕組みを作りあげました。この革新的な手法で、当時富裕層だけのものだった呉服を、ひろく一般市民のものにしました。

1904年(明治37年)三越は、日本初の百貨店の始まりを宣言します。 12月6日に「株式会社三越呉服店」を設立し、初代専務に日比翁助が就任。12月20日に全国の顧客・お取り組み先へ「デパートメントストア宣言」を記載したご挨拶状を発送し、翌1905年(明治38年)の年頭1月2日に全国の主要新聞紙上で発表。すべてのステークホルダーに対して、百貨店の誕生を宣言し、ここから日本における百貨店の歴史がはじまりました。創業以来、いつの時代もお客さま第一、時代の変化にあわせた創意工夫による「革新」を繰り返しながら、「お客さまのために」という創業より変わることのない“まごころの精神”で豊かな生活文化を提案しつづけています。

「当店販売の商品は今後一層その種類を増加し、およそ衣服装飾に関する品目は、一棟の下にてご用弁相なり候よう設備いたし、結局米国におこなわるるデパートメント・ストーアの一部を実現いたすべく候事」

「ライオン像」誕生から110年。

「ライオン像」誕生から110年。三越は、いつも二体のライオン像といっしょにお客さまをお迎えしてきました。三越がお客さまにとって、楽しさあふれる場所であるために、これからも、まごころを込めてお客さまと向かい合い、寄り添う気持ちをロゴマークに込めています。


大正3年(1914)、ルネッサンス様式による鉄筋5階・地下1階建ての新店舗が落成。内装はアールデコ調で、店内には日本初のエスカレーター、エレベーター、スプリンクラー、全館暖房などの最新設備が備えられました。2頭のライオン像が正面玄関に設置されたのもこのとき。
ライオン像は当時経営トップだった日比翁助が「勇気と気品、度量の象徴」として設置。日比が1906年に7か月にわたって欧州を視察した際に、ロンドンのトラファルガー広場にあるネルソン記念塔の下のライオン像に出会い、このライオン像を模して作られました。2頭のライオン像は三越のシンボルともいえる存在となっています。

■2度の危機を乗り越えたライオン像

・1度目は関東大震災
日本橋の街も日本橋三越の建造物も全焼し大きな被害を受けましたが、ライオン像は奇跡的に、ほぼ無傷でした。

・2度目は第⼆次世界大戦
戦争末期には金属類の回収令で供出されたものの奇跡的に溶解を免れ、戦後、東郷神社(渋谷区)の境内で発見されるなど、激動の110年を乗り越え「生き延びた」。


「デパートメントストア宣言120周年」企画の情報を発信するスペシャルサイト

スペシャルサイトが2024年3月27日(水)よりオープン。2024年4月1日(月)~2025年3月31日(月)の間、コンテンツは随時更新し、「デパートメントストア宣言120周年」の情報を発信します。

「デパートメントストア宣言120周年」スペシャルサイト
https://www.mistore.jp/shopping/event/nihombashi_e/dep120th_50

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