認定NPO法人ホープ・インターナショナル開発機構
開発途上国で貧困に苦しむ人たちに、自立への第一歩として、安全な水が飲める井戸や簡易水道を建設し、生活環境を改善していきます。
当団体は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。このプレスリリースは認定NPO法人ホープ・インターナショナル開発機構の夢です。
「支援の届いていない人々への自立への道筋を支援すること」を理念に掲げる認定NPO法人ホープ・インターナショナル開発機構(名古屋市中区、以下ホープ)は、カンボジア・フィリピン・エチオピアの貧しい人々へ包括的な自立支援を行っている団体です。地球上すべての人が安全な水を飲めるようにすることで、貧困がない世界を実現します。
安全な水へのアクセスと貧困との関係
水は誰もが生きていくために不可欠なライフラインです。
私たちが暮らす日本では、常に安全な水がそばにあります。水を飲む、歯を磨く、トイレを利用する、洗濯をする、料理をする、けがの手当てをするなど、当たり前にやっていることですが、これはすべて「水=安全」だという認識があるからこそ成り立っている生活です。
しかしながら、いまだに地球上の全人口の4人に1人は安全な水にアクセスすることができません(*1)。
(*1)公益財団法人 日本ユニセフ協会:https://www.unicef.or.jp/news/2022/0232.html
水汲みに行くエチオピアの子どもたち
水がすぐに手に入らないという生活の不安や1日の大半を水を手に入れるために費やすことは、人々に肉体的・精神的なストレスを与えます。生まれた時からそのような環境で育ってきた人々は水に起因する病気に悩まされ、学校で読み書きを学ぶ時間もなく、将来の夢を選ぶ選択肢すらないのです。このような悪循環を断つために、私たちホープは安全な水へのアクセスを最優先に掲げています。
貧困の連鎖。どこかでこの連鎖を断ち切らなければなりません。
ホープの活動は、支援を必要としている人やコミュニティー、事業地の地形に合わせて給水設備を建設し、給水所まで片道10分以内で行けることを目標にしています。安全な水がある生活がスタートすると、人々の健康状態や子どもたちの就学率が改善し、女性の社会進出も進みます。安全な水の確保は命、教育、経済の問題とも深く関係しているのです。
エチオピアの事業地では、子どもが小学校に通うようになったり、母親となった女性が小学校に復学したりという嬉しいニュースもありました。
未来を自分の力で切り拓いていけるように
健康やよりよい生活を願う気持ちは、皆同じはずです。生まれた国や環境に関係なく、誰もが持っている力を最大限に生かせる世界であってほしい。
1人の人間の人生を変えるのは容易ではありません。けれど、安全な水へのアクセスでそれが可能になるなら、今、水を必要としている人たちにキレイな水を届けたい。これが私たちホープの夢です!
ホープが建設した井戸できれいな水を汲むカンボジアの少女
「April Dream」は、4月1日に企業がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。私たちはこの夢の実現を本気で目指しています。