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Prtimes調査レポート

【自動車事故経験者108名に独自調査】役立った・付けておけば良かった補償No.1は車両保険と回答!

セレクトラ・ジャパン

回答者が選ぶ役立った補償・付けておけば良かった補償は車両保険・対物賠償・弁護士特約。その理由は?

4月の初旬に実施された春の交通安全運動。警察はドライバーの安全意識向上に向け、様々な活動を行いました。そんな中、セレクトラ・ジャパン株式会社(東京都渋谷区、代表取締役:グザビエ・ピノン)では、3年以内に事故に遭遇し、自動車保険を使った男女108名を対象に独自調査を実施しました。

【自動車事故経験者108名に独自調査】役立った・付けておけば良かった補償No.1は車両保険と回答!
お金の専門家の運営メディア『スマートマネーライフ』にて、2024年3月12日に無作為に選択した男女2000人の中から、「3年以内に事故経験あり、保険会社に保険金請求をしたことがある」と回答した男女108名を対象に独自のアンケートを実施しました。アンケート回答者108名のうち、42.6%は60歳以上の男性でした。最年少者は22歳、最年長者は75歳で、共に男性でした。
調査結果まとめ
2人に1人が「車両保険」と「対物賠償」を使ったと回答
役立った補償・付けておけば良かった補償は、1位:車両保険、2位:対物賠償、3位:弁護士特約

2人に1人が「対物賠償」と「車両保険」を使ったと回答!
では、自動車事故に遭った人達は、自動車保険の何の補償を使ったのでしょうか。

事故当時、保険金の請求は、誰(何)に対する賠償・補償をするために行いましたか?
上のグラフを見ると、自動車保険の基本補償4つと言われる「対人賠償」「対物賠償」「人身傷害」「車両保険」のうち、「対物賠償」「車両保険」の保険金請求をした人が、それぞれ50%ずついることがわかります(アンケート回答者108人中54名ずつ)。
「車両保険」の利用率が高い
今回のアンケートで明らかになったのは、車両保険の補償を利用している人が多いことです。(108人中54名、50%の利用率)

「保険料が高くなる」、「評価の低い車に付帯するメリットがわからない」という理由で車両保険に加入している人は多くない傾向があると考えられますが、実際の事故では車両保険の補償を利用している人が半数いることがわかりました。
通常、車両保険は適用すると等級が下がります。そのため「付帯していても(等級を下げないために修理費は自費で賄うなどして)今回の事故では利用しなかった人」がいる可能性もあり、車両保険が適用され得る場面はもっと多いことが推測されます。
「対人賠償」と「対物賠償」は必須
「対人賠償」の利用率が26.8%「対物賠償」の利用率が50%との結果が出ました。
しかし、自動車保険のおすすめ補償内容を探している方は、この2つの補償「対人賠償」と「対物賠償」は、 補償利用率に着目する必要はなく、無制限で加入必須 と考えて良いでしょう。
この2つの補償は、自動車保険の基本補償4つに該当していて「事故相手の死傷」や「事故相手の車」に対する補償です。
一般的に、自動車の事故で損害賠償責任を負うと、自賠責保険(強制加入)だけでは補償が不足する可能性があり、相手の車やモノを壊したときの損害賠償責任は補償されません。自動車保険(任意加入)に加入していなければ、高額な自己負担が生じる恐れがあります。
事故の7割は「追突事故」と「衝突事故」
アンケート回答者108人に聞いた、自動車事故の具体的な内容についても確認してみましょう。

Q1:事故当時、保険金の請求をした自動車事故について教えてください

自動車事故の内容について自由に記述していただいた回答を、スマートマネーライフ編集部で分類したところ、おおよそ7割の回答が、

・他の車に追突した、追突された
・他の車との衝突
・自転車と接触した

などの「追突事故」「衝突事故」に遭った、と回答しました。

ここでは、自動車事故における「追突事故」と「衝突事故」の違いについても明らかにしておきます。
追突事故:後続車が前方の車両に接触する事故のこと
衝突事故:二つ以上の物体が互いに接触する事故。車両同士だけでなく、車両と歩行者や障害物などとの接触も含まれる

では「追突事故」や「衝突事故」は、どのような状況で起こり得るものなのでしょうか。以下は回答の抜粋です。

追突事故に遭った事例
橋の交差点で、前の車が発進したと思い込んで後ろからぶつかった(47歳 男性 宮城県)
信号待ちで止まっている時、相手が後ろから追突してきて前の車にも追突した(49歳 女性 茨城県)
一般優先道路で、相手が一旦停止後、左後ろから進入追突された(64歳 男性 滋賀県)

衝突事故に遭った事例
ドラッグストアの駐車場で、駐車場に駐車する際バックで他の車に衝突した(71歳 男性 京都府)
近所の交差点付近で、脇見運転で他の車と衝突した(62歳 男性 宮崎県)
信号のない交差点で、一時停止違反の車と出会い頭に衝突した。(65歳 男性 愛知県)

役立った補償・付けておけば良かった補償は、1位:車両保険、2位:対物賠償、3位:弁護士特約
事故経験者アンケートでは、自動車保険で「役立った補償」、逆に「付けておけば良かった補償」についても聞き込みを行いました。

役立った補償・付けておけば良かった補償は?
※回答者の約6割が「特になし」「無効回答」。回答者が自動車保険の一般利用者で、補償名や補償内容の専門知識がない中で、記述回答をするのが難しかったことが要因として考えられる

「役立った補償」は回答者の約5割、「付けておけば良かった補償」は回答者の約3割の人が、具体的な補償名で答えてくれました。
つまり、自動車事故に遭って自動保険を利用した2~3人に1人
・使った補償に満足した
・付帯の必要性を感じる補償があった

と言えます。

事故経験者だからこそわかるリアルな声と共に、3つの補償および付帯を検討する際のポイントについて確認しましょう。
1位:車両保険
車両保険(一般タイプ)を適用したと回答した人は34人いました。そのうち19人が「他の車やバイクとの衝突・接触」「自損事故」と回答しており、上述の「追突・衝突事故率の高さ」に連動して車両保険の補償を利用している人が多いことがわかります。

車両保険は、具体的にどのような事故内容で保険金が適用になりましたか?
車両保険を利用した人のうち約60%(20名)が、この補償が「役立った」または「付けておけば良かった」と回答しました。

車両保険が「役立った」と回答した理由
「バンパー交換と凹み修理の費用が高かった」事故内容:スーパーの駐車場で買い物が終わって、車をバックさせて通路側に出るとき、反対側からバックしてきた車と衝突した(74歳・男性/群馬県)
「なかったら費用が莫大になっていた」事故内容:右折してきた車とぶつかった(44歳・男性/秋田県)

車両保険を「付けておけば良かった」と回答した理由
「自分の車の修理代は自費になってしまったので」事故内容:コンビニの駐車場で、後方を良く確認していなく他の自動車に衝突した(63歳・男性/石川県)

2位:対物賠償
対物賠償を使った人(特約も含む)は、108人中54人いました。そのうち役立ったと回答した人は14人、付けておけば良かったと回答した人は1人でした。

対物賠償が「役立った」理由
「相手が悪いにも関わらず、7対3で相手の修理代を払わなければならないため」事故内容:一般優先道路で相手が一旦停止後、左後ろから進入追突される(64歳・男性/滋賀県)
「雪で滑っても過失割合は、100%なので、 対物制限はあったほうが良いと思います。」事故内容:雪で滑って、追突しました47歳・男性/岐阜県)
「保険会社同士の交渉となり、余計な時間を取られることがなかった」事故内容:銀行の駐車場でバックしてる時に死角から出てきた車両とぶつかった(61歳・男性 青森県)

3位:弁護士特約
今回の事故経験者アンケートでは、弁護士特約を使った人が108人中14人おり、そのうち10人が「役立った補償」と回答している満足度の高い補償と言えます。

弁護士特約を使った事故事例
事故内容は、以下の通り「追突された・衝突された」が約6割を占めます。

「弁護士特約が役立った」と回答した人達の事故内容
※事故内容の分類基準
追突:後続車が前方の車両に接触する事故
衝突:二つ以上の物体が互いに接触する事故。車両同士だけでなく、車両と歩行者や障害物などとの接触も含まれる
追突した・追突された/衝突されたの分類
事故相手の過失(不注意や運転ミス)によって引き起こされた事故を「された」に分類した(過失割合は不問)

もらい事故に巻き込まれ、自分には過失がない場合、自分の保険会社が事故相手と示談交渉を進めることは、法律上できません。
しかし、自分自身が交渉をするとスムーズに進まないことが多いです。相手方が過失を認めようとしなかったり、想定した金額よりも低い賠償金を掲示されることもあるからです。

弁護士特約が「役立った」理由
「もらい事故だったため、全て弁護士に任せたのでこちらの言い分が十分に映されて良かった」事故内容:駐車場に駐車する際バックで他の車に衝突した(71歳・男性/京都府)
「裁判の時役立った」事故内容:相手の車に気づき8秒以上停止していたところ、相手が擦って(しかも2回)逃げた(51歳・女性/広島県)
「交渉の負担が減った」事故内容:居眠り車に追突された(28歳・男性/神奈川県)

弁護士特約を「付けておけば良かった」理由
弁護士に任せてやってくれるから事故内容:信号待ちで、脇見運転で前にも追突した。(55歳・男性/岐阜県)

長期間にわたってストレスを抱えることもあるため、専門家である弁護士に示談交渉の代行を依頼できて助かったと感じる人が多かったようです。
セレクトラ保険編集部(間瀬・角田)コメント
事故経験者の回答からわかったことは「相手からの賠償が受けられない」「もらい事故なのにこちらの費用負担がある」「自分自身で示談交渉が必要」といったケースにおいて、金銭的な負担だけではなく「精神的な負担やストレス」を軽減する補償が、役立った補償、付けておけば良かった補償として選ばれました
自動車保険の補償選びにおいて、とかく保険料の安さに注目しがちですが、最悪の事態となった時の精神的ダメージやストレスを想定することの重要性が、あらためて確認できたと言えます。
アンケート調査概要

※小数点以下第2位を四捨五入し表記しています。

本調査レポートのご利用について
自動車保険の補償内容選びに迷いがある人の、判断材料のひとつとして本調査レポートを活用いただけますと幸いです。
※本調査の内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。詳しいデータは、当ページに掲載されているPDFをダウンロードいただくことでご覧いただけます。
引用元が「セレクトラ・ジャパン株式会社による調査」である旨の記載
アンケートの掲載ページのリンクと設置
アンケート調査リンク:https://smart-moneylife.jp/car/accident-coverage

セレクトラ・ジャパン株式会社/Selectra Japan K.K.について
セレクトラは、電気・都市ガス・LPガス・インターネット・スマホ・自動車保険などの生活インフラサービスに関わる幅広い情報を家庭および法人を対象に提供するフランス発のウェブマーケティング企業です。(※2024年4月現在、計17ヵ国でサービスを展開)

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