株式会社陽と人
~女性当事者のみではなく、共に働く男女ともに理解し企業のウェルビーイングを高める~
女性のデリケートゾーントータルケアブランド『明日 わたしは柿の木にのぼる』を企画・運営する、株式会社陽と人(ヨミ:ひとびと、本社:福島県伊達郡国見町、代表取締役:小林味愛、以下陽と人)は、パラマウントベッド株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役 社長執行役員:木村友彦、以下パラマウントベッド)と、これからの企業に求められる「健康経営・ウェルビーイング」の促進を目指し、更年期世代の女性社員とその職場をサポートする法人向けサービス「DE&I対応型ヘルスリテラシー研修」&「当事者への不調改善プログラム」を共同開発し、ライト版の運営を5月14日(火)より開始いたします。
尚こちらのサービスは、令和5年度 経済産業省「フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金」の採択事業として実施した『働く更年期女性の不調改善と職場での男性のサポート体制構築 実証事業』の中で、「更年期の不調改善プログラム」を実施した人の93%が、更年期の不調について「改善効果があった」と認められた、働く40-59歳の女性の調査エビデンスや、更年期カウンセラーのカウンセリングデータを基づいて、より実践的な改善を目指し構成されています。
※参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000094835.html
▼サービス開発の背景と目的
現在、更年期に生じる心身の不調である「更年期症状」は200種類以上あり、この更年期症状による労働損失等の経済損失(⽋勤・パフォーマンス低下・離職・追加採用費用)は社会全体で約1.9兆円/年と試算*されており、これは、女性特有の健康課題の中で最も大きな経済損失です。
*:経済産業省「女性特有の健康課題による経済損失の試算と健康経営の必要性について」(令和6年2月)
日本の働く女性約3,000万人のうち、その4分の1を占める約750万人が更年期世代(45~54歳)にあたり、今後さらに増えていきます。しかし、まだ女性の更年期に関する理解は男女ともに不十分なのが現状です。
更年期の不調の程度は個人差が大きく、一般的に不調が起きやすい要因として「女性ホルモンの減少」のほか、「本人の気質・体質」と「本人が置かれた環境」が挙げられます。特に「本人が置かれた環境」は職場関係者の理解度や働き方等の影響も含まれ、また、更年期医療ではセルフケアやカウンセリングなど予防医療の分野での対応が極めて重要とされている中、仕事に支障をきたすほどの不調になる前に企業として対応できれば、更年期世代の働く女性たちが健やかに安心して働き続ける可能性があるのではと考えました。
▼”研修受講・カウンセリングどまり”にならない!当サービスのポイント
1.企業組織向けた「女性の健康課題に関する知識の向上研修」
企業の健康経営を考える為に必要となる「更年期の女性の不調の仕組み」を理解するためには、前提として女性のライフサイクル、女性特有の主要な健康課題を理解しておくことが重要です。この知識は、女性当事者のみではなく、ともに働く管理職をはじめ男女ともに理解する必要があります。
当サービスでは、女性特有の健康課題について学ぶことができる研修を下記2種類ご用意しています。対象となる女性のほか、上限人数なく管理職や男性など多様な方にご参加頂けます。
<A 知識研修(60分)>
女性特有の健康課題について学ぶことができる研修です。
<B 知識+思考体験型研修(120分)>
女性特有の健康課題をテーマとしながらも、最終的にDE&Iを考えることができる体験型のワークショップ研修です。一方通行でインプットするセミナー型ではなく、「無意識の偏見~アンコンシャスバイアスに気づく」映像教材や参加者との対話によって自分の考えを深めるアクティブラーニング手法による実践・体感型ワークショップを展開。組織の「見えない健康課題」に対するより深い当事者理解と、具体的な行動のアウトプットを促します。
2.女性当事者向け:睡眠を含む更年期の症状改善サポートプログラム(約2か月)
知識を得るだけではなく、不調を改善して仕事のパフォーマンスにつなげる具体的な施策を実施することが大切です。特に、更年期は、セルフケアやカウンセリングなど予防医療の分野での対応が極めて重要とされています。仕事に支障をきたすほどの不調になる前に企業として具体的なサポートを実施する必要があります。
当サービスでは具体的な当事者サポートとして、対象者の女性に⾮装着型の睡眠計測デバイスをお送りして睡眠状態を可視化し、個人差の大きい症状に丁寧に対応するために専門のカウンセラー(睡眠・更年期)と1on1のオンラインカウンセリングを行います。その中でそれぞれにあったセルフケアを1か月継続いただき、不調改善のポイントとなるセルフマネジメント力の向上をサポートします。その際、離脱防止も兼ね専門的な伴走支援いたします。
3.エビデンスを含めた効果検証フィードバック
単に研修やサービスを導入して終わるのではなく、どのように改善されたか効果検証とフィードバックを受けることが大切です。
当サービスでは、症状も程度も個人差が大きい更年期の症状について、睡眠計測結果とアンケートによる効果検証結果を取りまとめて分析を行い、フィードバックをいたします。
▼本サービス協力関係者
実証事業の監修
宗田聡 総合医療監修:広尾レディース 院長・医学博士
吉川 千明 更年期と加齢のヘルスケア学会認定メノポーズカウンセラー
▼ライト版サービス料金などについて
詳しくはこちらまでお問い合わせくださいませ。
info@hito-bito.jp
以上
▼パラマウントベッド株式会社とは
1947年(昭和22年)に創業。病院用ベッドの専業メーカーとしてスタートし、その後、高齢化の進展を背景として、高齢者施設や在宅介護分野にも事業領域を拡大しながら、見守り支援システムをはじめとするさまざまな製品・サービスを開発してまいりました。医療・介護用ベッド等の製造、販売事業をはじめ、近年ではベッド等の点検・メンテナンス事業、福祉用具のレンタル卸事業など、国内外においてヘルスケア分野を中心とした事業の多角化に取り組んでおります。
https://www.paramount.co.jp
▼株式会社陽と人(ひとびと)とは
「しあわせ・笑顔・豊かさの循環」をビジョンに、「地域と都市でしあわせが循環する社会」を目指し、地域に眠る「もったいない地域資源」を需要に即したカタチで価値化し、求められる場所へ届けていく、”仕組み”を創出していく会社です。
2020年1月には、福島県国見町の特産品である「あんぽ柿」の製造過程でこれまで廃棄されていた柿の皮を使用した、女性のデリケートゾーン専用のオーガニックスキンケアブランド『明日 わたしは柿の木にのぼる』をスタート。「持続的に農家さんを応援する仕組み」と、「すべての女性が、生き生きと輝ける社会」の実装を行っています。
https://hito-bito.jp
▼デリケートゾーン専用のトータルケアブランド『明日 わたしは柿の木にのぼる』とは
『明日 わたしは柿の木にのぼる』は、柿にまつわる古来の知恵に着目したデリケートゾーン専用のトータルケアブランドです。柿の果皮から抽出した成分*に加え、厳選した植物由来成分*を配合。身体に優しいシンプルな処方にこだわり、国内工場で丁寧に製品づくりを行っています。
女性の身体はとても繊細です。さまざまな要素が不調の原因となり、体調に不安を抱えながら生活をされている方は少なくありません。
「デリケートゾーンは、自分の心と身体を知るバロメーター」だと、わたしたちは考えています。1日10秒でも、毎日ケアをすることで自分の身体の小さな変化に気づき、心を整え、生活を見直すことができたなら。すべての女性が生き生きと輝く社会になってほしいと願っています。(*うるおい成分)
https://ashita-kaki.com
・公式オンラインショップ
https://store.ashita-kaki.com
・商品取り扱い店舗
https://ashita-kaki.com/store/
▼株式会社陽と人 会社概要
社 名:株式会社陽と人
設 立:2017年8月9日
本社所在地:福島県伊達郡国見町大字塚野目字三本木11番1
事 業:福島県国見町の未利用資源を生かした事業展開
代表取締役:小林味愛(こばやし・みあい)