株式会社くふうカンパニー
~結婚式の定番演出「ケーキ入刀・ファーストバイト」を「ケーキ以外」で演出するカップルが増加~
くふうカンパニーグループにおいて、「結婚を祝う新しいカタチをつくる」をミッションに掲げる株式会社くふうウェディングは、運営するウェディングの総合情報サイト『みんなのウェディング』にて、「ウェディングケーキ」に関するアンケート調査を実施しました。その結果、約2割のカップルがウェディングケーキを用意していないことがわかりました。昨今の結婚式スタイルの多様化に伴い、結婚式における定番の演出とされてきた「ケーキ入刀」や「ファーストバイト」について、「ケーキ以外」のアイテムによる演出で、自分たちらしい個性的な結婚式を創り上げる動きが広がっているようです。
(出典:Instagram/上段左よりアカウント名:@ya___wd、@y222_wd、@_____ma.93、@natsu.wedding_07、下段左より @risa.wd.0729、@ayumi_wd.0121、@yux3104、@pmo.mimustagram )
約2割のカップルが「ウェディングケーキ」を用意しない時代に。ウェディングケーキの枠を超えたアイテムや演出などの選択肢が拡大
夫婦になって初めての共同作業として行う「ケーキ入刀」や、入刀後に新郎新婦が互いにケーキを食べさせ合う演出「ファーストバイト」は、結婚披露宴における定番の演出です。しかしながら、2024年3月に『みんなのウェディング』が結婚式を挙げたことのある方に対して実施した調査では、約2割のカップルが「ウェディングケーキ」を用意していないことがわかりました。
ウェディングケーキの代わりに「ゲストみんなで巻く1.5mのロールケーキを準備した」、「お米好きの新郎のためにお米ケーキを用意した」といった、王道のウェディングケーキ以外のスイーツやフード系のアイテムを用意したり、「好きな香りの石鹸を準備し、ソープカットの演出を行ってゲストに配った」といった食べ物以外の演出を行うなど、従来のウェディングケーキにとらわれない自由な発想の演出がみられました。昨今の結婚式スタイルの多様化に伴う様々な事例が、SNSなどによって拡散されることで、カップルにウェディングケーキ以外の選択肢が浸透してきていることがうかがえました。
<調査概要>「ウェディングケーキ」に関するアンケート調査
調査方法:『みんなのウェディング』インスタグラムストーリーズにて
調査期間:2024年3月26日 – 2024年3月27日
調査対象:結婚式を挙げたことのある花嫁・花婿の方々
調査カップル数:323カップル
ブラックドレスブームの解説でメディアに多数出演!『みんなのウェディング』副編集長の鈴木が、ウェディングプランナー3名と“ウェディングケーキ”の多様化について分析
今回の調査結果を受け、『みんなのウェディング』副編集長の鈴木が、結婚式のプロデュースサービス『anymarry.(エニマリ)』のウェディングプランナー3名と、ウェディングケーキの変遷について分析しました。
⚫︎ウェディングケーキの変遷とアイテムの多様化
「2000年代の初頭頃までは、大人数を招待してホテルや結婚式場で行う結婚式が主流だったこともあり、華やかで高さのある『イミテーションケーキ(演出用の食べられないケーキ)』を用意し入刀を行うことが一般的とされてきました。また、2000年代中頃には、いちごやたくさんのフルーツを盛った可愛らしいデザインの『生ケーキ』が一躍人気となりました。」
(出典:『みんなのウェディング』/~2000年代初頭 左: https://www.mwed.jp/articles/10616/ 、https://www.mwed.jp/community/wedding_reports/1950 、2000年代中頃 左: https://www.mwed.jp/community/wedding_reports/3263 、右上 : https://www.mwed.jp/community/wedding_reports/1322 、右下 : https://www.mwed.jp/community/wedding_reports/2698 )
「2010年代前後からは、自分たちの好みやこだわりを反映したデザインの生ケーキが増加しました。和装の結婚式では樽酒の鏡開きをはじめ、鯛の塩釜焼きやお寿司ケーキなどが登場、ウェディングケーキの枠を超えたアイテムを取り入れるカップルも徐々に増え始めました。その後、SNSの普及により、現在は写真映えするインパクトのあるケーキやアイテムが一層人気を集めています。また、コロナ禍を経て、家族や友人だけで祝う少人数規模の結婚式が浸透し、常識にとらわれない自由な発想で、自分たちらしい個性的なアイテムや演出を取り入れるカップルがさらに拡大しています。」
(出典:『みんなのウェディング』/2010年代頃 左: https://www.mwed.jp/community/wedding_reports/589 、右上:https://www.mwed.jp/community/wedding_reports/5175 、 右下: https://www.mwed.jp/community/preparation_reports/15493 、2020年~現在 左: https://www.mwed.jp/community/wedding_reports/9409 、右上: Instagram/ アカウント名:@_____ma.93、右下:@yux3104 )
「日本でウェディングケーキが登場した頃は、“幸せを分けあう” といった意味も込めて、3段ケーキなどが用意されているといわれていました。時が経ち、コロナ禍の影響や社会の潮流の変化により、2024年現在は “ふたりらしさ” や “デザイン性、写真・動画映え”も重視されるようになってきました。結婚式の自由度が増し、エンターテインメント性の高いケーキあるいはケーキの代わりとなるアイテムが、今後も増えていくと考えられます。」
※変遷は、『みんなのウェディング』副編集長 鈴木、『anymarry.』ウェディングプランナー3名への取材を基に当社作成
『みんなのウェディング』副編集長の鈴木が注目!実例を基に、今後ウェディングケーキの代わりに注目を集めそうなアイテムや演出を紹介!
『みんなのウェディング』が運営するインスタグラム( https://www.instagram.com/minnano_wedding/ ) では、これから結婚式を迎えるカップルが知りたい結婚式のアイデアやトレンドを発信しています。今回は副編集長の鈴木が、今後ウェディングケーキの代わりに注目を集めそうな演出の実例を新郎新婦のコメントと共に紹介します。
1.甘いものが苦手なカップルが選ぶ、インパクトや映え抜群のフード演出!
【 夫が大好きな、ビッグハンバーガーでお祝い!】
「夫婦で生クリームが苦手なので、ケーキではない何かでお祝いしたいと思っていたところ、SNSで見つけたビッグバーガー。特にマックが大好きな夫にはぴったりで、即決でした!ケーキ入刀の代わりにDIYしたフラッグを立てて、ファーストバイトはミニバーガーで盛り上がりました(ハート)。ただ、フルコースの後にバーガーだったので、食べるのは少し大変でしたが、インパクトはありましたし、ビッグバーガーをやってよかったなと思っています。」
@ya___wd ( https://www.instagram.com/ya___wd/ )
【 生ハムの原木カット&ゲストへサーブ 】
「2月9日の『肉の日』に入籍し、家族婚の日もたまたま29日(肉の日)だったことから、何か肉要素を入れたいと考えました。ケーキ入刀にはあまり興味がなかったし、家族婚でたくさんのケーキは必要ないと思い、生ハムカットを取り入れることにしました。アフターセレモニーの後に披露宴会場へ移動し、家族に生ハムをカットして渡しました。事前に練習もさせてもらって、生ハムも美味しくて大満足です!」
@risa.wd.0729( https://www.instagram.com/risa.wd.0729/ )
2.ウェディングケーキ入刀だけじゃない!バルーンバーストや、サングリア作りの演出!
【 バルーンバーストで降りかかる金粉でケーキが完成!】
「素敵なケーキにケーキ入刀なんて考えられなかった私としては、バルーンバースト(バルーンが割れると金粉が降りかかり、ゲストの前でケーキが完成する演出)はドンピシャでした。ケーキ入刀やファーストバイトが苦手な方には、是非ともオススメです。」
@y222_wd( https://www.instagram.com/y222_wd/ )
【 テラスでサングリアづくりの演出!】
「当初、ウェディングケーキを考えていましたが、打ち合わせの時にお花をケーキに載せる場合、1パーツ3千円からと聞き、ここにお金はかけたくないという思いが強まりました笑 夫と話し合った結果、ケーキカットはやめて、テラスでサングリアづくりの演出をしました」
@pmo.mimustagram( https://www.instagram.com/pmo.mimustagram/ )
※サングリア作りの演出について:結婚式でサングリアを作る場合、酒税法に抵触する恐れがあるためご注意ください。事前に法律上の条件や会場のルールをご確認ください。
3.バームクーヘンやクッキーなど、ファーストバイトも自分たちスタイル!
【 バームクーヘンバイト 】
「一緒に美味しいものを作ろうね」という意味を込めてパウダーシュガーをふりかけたバームクーヘンを「一緒に美味しいものを沢山食べようね」という意味を込めてかぶりつき!この瞬間は本当にたくさんの写真を撮っていただいた」
@ayumi_wd.0121( https://www.instagram.com/ayumi_wd.0121/ )
【 クッキーバイト】
「ファーストバイトは、よく見るやつではなく、クッキーを一緒にカプリっ。美味しくて2、3口食べちゃいました。クッキーはコンセプトのクローゼット型。招待状と同じデザインをパティシエさんに作ってもらいました」
@wdd_oor( https://www.instagram.com/wdd_oor/ )
コロナ禍を経て、自分たちのスタイルに合わせたアイテムや演出による自由な結婚式を求めるカップルが増加する中、くふうウェディングでは、少人数やファミリーでの結婚式を考えるカップルに向けて、「みんなのファミリーウェディング相談カウンター」を設置しています。
みんなのファミリーウェディング相談カウンター( https://adviser.mwed.jp/ )
これまで『みんなのウェディング』の運営を通じて蓄積してきた全国約6,000件の式場情報や口コミ、費用明細などのデータをもとに、業界経験豊富なウェディングアドバイザーが、“結婚を祝うこと”にまつわる相談に徹底的に寄り添います。これまでの枠にとらわれない新しいカタチの結婚式や、少人数向けのお祝いの仕方など、幅広い提案を行い、カップルの結婚式準備をサポートしています。
(営業時間:10:30~19:00 /定休日:日曜日)
※LINEメッセージは24時間受付中
● 株式会社くふうウェディング 概要
会社名 :株式会社くふうウェディング https://wedding.kufu.co.jp
設立日 : 2010年10月1日
所在地 :〒104-0061 東京都中央区銀座2丁目6-7 明治屋銀座ビル5F
代表者 :代表取締役社長 貝瀬 雄一、代表取締役副社長 菅原 正純
事業内容:結婚関連サイト運営、結婚式プロデュースサービス、その他結婚周辺事業