株式会社北日本新聞社
誰でもすぐ手に入り、無限の色や柄が毎日提供される新聞紙が「ちぎり絵」の材料として注目されています。そんな新聞を使ったちぎり絵で話題を集めているのが、現在95歳の木村セツさん(奈良県在住)。セツさんが日常を丁寧に暮らす中で、見つめ、味わい、感じたこと、その全てが注ぎ込まれた作品160点余りがそろう北陸初の大規模個展を開催します。
「鱒寿司」
【会 期】6月7日(金)~7月7日(日) ※会期中無休
【会 場】富山市民プラザ(富山市大手町6-14、電話076-493-1313)
【時 間】平日:午前11時~午後4時(6月7日は午前10時~午後5時)
土日:午前10時~午後5時
【観覧料】一般(中学生以上):500円 / 小学生以下無料 ※お支払いは現金のみ
【主 催】北日本新聞社、(株)富山市民プラザ
【後 援】富山県、富山県教育委員会、富山県社会福祉協議会
【協 力】北日本会
【監 修】里山社
<木村セツ> 1929年奈良県桜井市生まれ。戦争中は学徒動員により紡績工場で働く。戦後、銀行に勤めるが、家庭の事情で退職。3人の子供を育てながら、養鶏、喫茶店、農業など仕事に励む。2018年末に夫が他界。19年元旦から長女の勧めで新聞ちぎり絵を始め、才能が開花。X(旧Twitter)アカウントはフォロワー9万人以上(24年1月現在)。作品集『90歳セツの新聞ちぎり絵』『91歳セツの新聞ちぎり絵 ポストカードブック』『94歳セツの新聞ちぎり絵日記』(いずれも里山社)、イラストレーターで漫画家の孫、木村いことのコラボ絵本『おてがみであいましょう』(理論社)がある。