選べる3モデル、新USBシリアルコンバーター 8月下旬発売

ラトックシステム株式会社

USB接続、ロングケーブル、USB-C接続から用途に合わせて選択

ラトックシステム株式会社（本社：大阪市西区、代表取締役：近藤正和、以下ラトックシステム）は、パソコンやAndroid端末とRS-232C機器の接続を可能にするUSBシリアルコンバーター3製品を、2024年8月下旬より出荷開始いたします。

USBシリアルコンバーターは、RS-232C搭載のシリアル機器をWindows PCやAndroid端末のUSBポートに簡単に接続できる変換アダプターです。

■USBシリアルコンバーター（RS-USB602F、RS-USB602F-25）製品URL
https://www.ratocsystems.com/products/rs232c/232cusb/usb602f/
■USBシリアルコンバーター（USB Cタイプ）（RS-USB602FC）製品URL
https://www.ratocsystems.com/products/rs232c/232cusb/usb602fc/

この新モデルは、2005年発売以来のロングセラー製品REX-USB60FおよびRS-USB60FCの後継製品となります。消費電流を最大22mAに抑え、バッテリー駆動のノートPCやタブレットの電力消費を削減します。全モデルで対応機種とOSを統一し、USBコネクタタイプやケーブル長に応じて最適なモデルを選べるようにしました。

当社製USBシリアルコンバーターの特長は以下の通りです。

バスパワー駆動
USBポートからのバスパワーで動作し外部電源が不要、低消費電力で持ち運びに便利です。

ホットプラグ対応
パソコンの電源を切らずにUSB側の抜き挿しが可能です。

選択可能なUSBコネクタとケーブル長
USB Type-A（RS-USB602F）とUSB Type-C（RS-USB602FC）から選択、さらにType-AモデルではRS-232Cコネクタと本体間のケーブル長が30cmと250cmから選べます。

多様なシリアルデバイスの接続が可能
D-Sub 9ピンのRS-232Cコネクタを採用、市販の変換コネクタを使用してD-Sub 25ピンの機器も接続可能です。

最大DTE通信速度230k
当社のデバイスドライバーは、高速転送が求められる制御システムなどにも対応可能な230kまでの転送速度をサポートしています。

COMポート用アプリケーションが使用可能
ドライバーをインストールするだけでWindowsでは仮想COMポートとして認識され、RS-232Cデバイスメーカーが提供するCOMポート用アプリケーションが使用可能です。
※すべてのCOMポートアプリケーションをサポートするものではありません。

3種のLED搭載
通電、データ送信、受信を一目で確認できる通信モニターLEDを搭載しています。

Android OSにも対応可能
Android用のサンプルプログラムと簡易ターミナルアプリを提供、サンプルはソースコード付きでダウンロード可能です。

有害10物質不使用
鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、PBB、PBDE、DEHP、BBP、DBP、DIBPの有害10物質を使用していません。

当社は、RS-232Cデバイス向けインターフェイスにおいて長年の開発と販売を続け、要望に応じたカスタマイズも多数おこなっています。お客様の用途に合わせて、コネクタやケーブル長の変更、外部への電源供給対応、インターフェイス電圧レベル変更などの実績があります。

今後も現場のニーズに応える製品の開発と供給を続けてまいります。