日本酒造組合中央会
心待ちにしていた日本酒ファンだけでなく、Z世代の若者や訪日外国人も多く来場!熱気と笑顔があふれる2日間
日本酒フェア2024
日本酒フェア2024にはZ世代の若者や訪日外国人も多く訪れた
全国約1,600の酒類(日本酒、本格焼酎・泡盛、本みりん)メーカーが所属する日本酒業界最大の団体である日本酒造組合中央会(以下、中央会)は、この度、2024年7月5日(金)・6日(土)の2日間、池袋・サンシャインシティにて『日本酒フェア2024』を開催しました。心待ちにしていた日本酒ファンだけでなく、Z世代の若者や訪日外国人も多く来場するなど、約4,500名の方が来場し、熱気と笑顔があふれる2日間となりました。
『日本酒フェア2024』は、「令和5酒造年度全国新酒鑑評会 公開きき酒会(以下、公開きき酒会)」と「第16回全国日本酒フェア(以下、全国日本酒フェア)」、「日本酒セミナー」の3つのイベントから構成。本年もチケット前売販売が早々に完売してしまうほど、事前より期待が高まっていました。
「全国日本酒フェア」では45都道府県がそれぞれのテーマを設け、そのテーマに沿った選りすぐりの日本酒が一堂に会し、来場者の方たちにその多様性や魅力に触れていただきました。
「公開きき酒会」は、全国新酒鑑評会入賞酒約400点を試飲できる唯一の機会として、酒蔵が持てる技術を尽くした吟醸酒を堪能いただきました。「日本酒セミナー」では、大学生日本酒サークルの活動内容の発表があり、様々な視点からの提案が行われました。
訪日外国人や学生からも好評!
この『日本酒フェア2024』は、初めて海外から直接チケットを購入できるようにしたこともあり、例年にも増して多くの訪日外国人やZ世代の若者も訪れました。
近年では、海外のレストランなどで日本酒が取り扱われるようになり、輸出実績も好調です。
日本文化と日本酒が大好きで来日したという英国の女性は「日本酒は伝統的な技術が受け継がるだけでなく、味や香りのバリエーションが豊か。造り手の個性や奥深さもあり英国でも人気が出てきている。どんな料理とも合わせられる。一部では高級ワインと同等の扱いになってきている。」とコメント。また、このイベントに合わせ来日したという台湾の男性は「日本の文化や醸造技術は本当に素晴らしい。ユネスコ無形文化遺産登録も注目している。日本酒はこの後もっともっと世界中で飲まれるお酒になるよ。 」とコメントし、海外でも日本酒に触れる機会が増え、味わいだけでなく伝統的な酒造り文化に対する関心も高まっていることがうかがえます。
また、今年社会人になったという男性は「最近では日本酒を楽しむために旅行へ行く程好きになった。日本酒には様々な個性があり、日本酒は日本の誇りです。 」とコメント。 都内の大学に通うという女性からは「日本酒好きの友人に誘われて参加した。本当に香りがよく、美味しいお酒ばかりで驚いている。」とコメントし、従来の日本酒ファンに加え若い層への広がりも伺えました。
また、今回の開催では令和6年能登半島地震に関する義援金コーナーも設けられ、被災地域の復興に向けた支援も多く集まるとともに、被災地域の出展ブースでは日本酒ファンから多くの応援の声が寄せられました。
中央会副会長の佐浦弘一氏は、「日本酒フェアをきっかけに、全国にある酒蔵や地域の取り組み、文化、風土などの日本酒の魅力に触れて頂きたい。来年は大阪万博なども控えており、海外の方にも魅力を知って頂き酒蔵ツーリズムのきっかけになればと思います。」とコメント。また、同じく中央会副会長の小西新右衛門氏は「最近では若い方や海外からも日本酒への関心が高い。今年はユネスコ無形文化遺産登録を目指していますが、これを機に、より多くの方に興味を持っていただき次の世代に繋げていきたい。日本酒フェアが一期一会の日本酒との出会いの場になって欲しい。」と日本酒に関心を持つ国内外の人にアピールしました。
◆当日の様子
<公開きき酒会>
令和5酒造年度全国新酒鑑評会 公開きき酒会
令和5酒造年度全国新酒鑑評会 公開きき酒会
<全国日本酒フェア>
第16回全国日本酒フェア
第16回全国日本酒フェア
<日本酒セミナー>
日本酒セミナー
日本酒セミナー
◆日本酒フェア2024実施概要
◆全国日本酒フェア 各都道府県出展テーマ
第16回全国日本酒フェア 各都道府県出展テーマ
◆日本酒セミナースケジュール 7月6日(土)のみ開催/チケット購入者のみ
日本酒セミナースケジュール