城北宣広株式会社
~買物行動はタイパに逆行?◯◯は安ければ安いほど行きなくなり、◇◇なお店が選ばれる~
生活者の変化のキザシをとらえ、徹底的にエリアにこだわる”くらし・まちマーケティング(R)”を掲げる城北宣広株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:竹内俊文、以下「城北宣広」)は、大阪府在住の既婚女性1,000名に生活者調査を実施。
弊社独自の人気店調査ランキング「キングオブ店舗 スーパーマーケット編」の結果も交えつつ、物価高騰による生活者の購買行動の変化や、望まれるお店などをくらし・まちレポート”くまレポ”としてお届けする。
※結果資料のPDFデータ無料ダウンロードはこちら
<調査概要>
「物価高騰による買物行動の変化の生活者現状調査」
・大阪府在住者
・25~59歳の既婚女性、計1,000名
・2024年6月、城北宣広株式会社によるインターネット調査
<虫食いサマリー>※記事巻末に【】部分を記載
・買物行動はコロナ前に回帰。【 】で買物をおこなう
・それに合致する大阪のお店は、【 】と【 】
・どの世帯も行っている買物の工夫は【 】こと
・安さが評価されるポイントは【 】。ただし【 】が前提
・安すぎると不安になるのが生活者心理。【 】に安くあってほしいが…
・安ければ安いほど良いのは【 】など5品
・欲しいクーポンは【 】が肝。【 】に応じた内容で
<調査結果>
☑食費の代わりに削っているもの・していること
1位:ポイ活
2位:自分自身の衣料品にかけるお金を削る
3位:光熱費を削る
・1位は「削る」ではなく”貯める・増やす”で、2位「衣料品」より下は差が開いた
・回答者の世帯年収別で比較すると、400万未満は「光熱費」「交際費」等が傾向強まる
・ただし全体的に「食費以外を削る」への票が集まらず、削る対象は「食費」がメインと分かる結果に
☑買物行動の変化
1位:少しでも安い店を選んで買いまわり
2位:少しでも安い商品・ブランドへ切り替え
3位:単価の高いカテゴリを買わない
・「買いまわりをする」が約3割の得票で変化1位。「タイパ」に逆行する結果
・コロナ禍およびアフターコロナ初期では買いまわりが避けられていたため、コロナ前に回帰
・世帯年収400万円未満は、高年収層よりもさらに買いまわりの傾向が強い
・逆に、高年収層も含めて全体がおこなっているのは「ポイントを貯める・利用」
☑変化1位「買いまわり」の候補に?この店のこれが安い!良い!
・安さで選ぶ店は「サンディ」「業務スーパー」がそれぞれ約1/4の得票でトップ2
・価格に高評価だったカテゴリは「サンディ」がお菓子、菓子パン、「業務スーパー」は生鮮肉、冷凍食品
・ディスカウントに次いで得票を得た「万代」「ロピア」は、いずれも生鮮3品への評価が集まる
☑変化2位「商品切り替え」の対象カテゴリは何か
1位:お菓子
2位:生鮮野菜
3位:生鮮肉
・「お菓子」が約3割の得票で1位。「サンディ」が選ばれる理由と同一の結果
・世帯年収400万円未満は、さらにその傾向が強まっている
☑これが安ければ行きたくなるカテゴリ
1位:生鮮肉
2位:生鮮野菜
3位:生鮮魚
・生鮮3品がトップ3に
・ただし、”安すぎると不安”も同じく生鮮3品に票が集まる結果
・総合すると、「卵」「生鮮野菜」「お菓子」「冷凍食品」「調味料」に安さが求められている
・「惣菜」「弁当」は絶対数こそ少ないが、年収400万未満で高くなる傾向
☑こんなクーポンがあればお店に行きたくなる
1位:自分が購入している商品で、大きな割引があるクーポン
2位:QR決済などアプリ内で完結できるクーポン
3位:割引率は大きくないが、自分の商品に適用できるクーポン
4位:午前中など、使える時間帯が限られるが、大きな割引があるクーポン
・”自分の買物”が重視される結果に
・2位「アプリ内で完結」は、年収800万円以上にさらにその傾向が強まっており、この層においては買物のタイパはより重視されると考えられる
<サマリー>
・買物行動はコロナ前に回帰。【買いまわり】で買物をおこなう
・それに合致する大阪のお店は、【サンディ】と【業務スーパー】
・どの世帯も行っている買物の工夫は【ポイントを貯める】こと
・安すぎると不安になるのが生活者心理。【生鮮3品】に安くあってほしいが…
・安ければ安いほど良いのは【卵】【生鮮野菜】【お菓子】【冷凍食品】【調味料】
・欲しいクーポンは【多様性】が肝。【自分の買物】に応じた内容で
<最後に>
弊社がおこなった人気店調査ランキング「キングオブ店舗 スーパーマーケット編」においても、生活者が推奨する店舗は第2グループに価格重視の企業が入るものの、最上位には価格に加えて商品の質に対する評価を得た「オーケー」「ロピア」が並ぶ結果に。
ともに、弊社の生活者現状結果「生鮮3品への高評価」「惣菜、弁当の安さ」などを満たしており、現代に求められる要素を備えたお店であると言える。
※「キングオブ店舗 スーパーマーケット編」より抜粋
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