国際NGOプラン・インターナショナル
第1回目のテーマは「おりものと生理」
国際NGOプラン・インターナショナル(所在地:東京都世田谷区 理事長:池上清子 以下、プラン)が運営する、女の子と若年女性のための安全・安心な居場所である「わたカフェ」は、生きづらさを抱えた若年女性を確かな支援につなげる「すずらんスマイルプロジェクト」(豊島区)と連携し、支援を必要としている若年女性とその支援者の方々に必要な情報を届けることを目的とした連続コラボ講座(オンライン)を、2024年9月から開催します。
■支援に結び付かない若年女性たちに必要な情報を届けるために
問題を抱えながらも、なかなか支援に結び付かない若年女性たちが多くいるなか、行政、民間がそれぞれの強みを生かしつつ連携することで、支援の間口を広げていくことが必要とされています。今回の連続講座は、支援機関側から積極的に情報発信することで、問題を未然に防ぐのと同時に、支援を求めることのハードルを下げて相談窓口に気軽に来てもらえるようアピールする狙いがあります。
また、若年女性の身近にいる方々にも情報を伝えることで、様々なアクターが彼女たちを支えることができる社会を目指します。
■女の子のための生活スキル講座
健康や消費生活に関することなど、若年女性が日々生活していく上で必要な知識やスキルをテーマに、「わたカフェ」在籍スタッフと豊島区職員が分かりやすく、テンポよく解説します。
第1回目は、「わたカフェ」在籍の助産師スタッフが「おりものと生理」について解説します。
誰に聞いたらいいのか分からない」「実はよく分かっていない」「女の子たちにどう伝えたらいいのか悩む」という声が多く寄せられるテーマにアプローチします。
【講座概要】
タイトル:豊島区すずらんスマイルプロジェクト×「わたカフェ」企画 「女の子の生活スキル講座1.」
日時:2024年9月19日(木) 20:00~20:30
対 象:このテーマに関心のある女性、情報を必要としている保護者・教育関係者・支援者など
参加方法:zoom(お申し込みくださった方に事前にメールでURLをお知らせします)
参加費:無料
申 込:下記フォームにご記入のうえ、お申し込みください
https://go.plan-international.jp/240919watacafe
申込締切:9月18日(水)17: 30まで
●今後の講座開催スケジュール(予定)
第1回 令和6年9月19日(木) おりものと生理 担当:わたカフェ在籍 助産師スタッフ
第2回 令和7年1月 消費生活トラブル 担当:豊島区職員
第3回 令和7年3月 メンタルヘルス 担当:わたカフェ在籍 臨床心理士スタッフ
「わたカフェ」とは公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパンが運営する、15歳から24歳の女の子のための安心・安全な居場所。
2020年8月に池袋に開設以来、延べ5千人が利用、女の子が安心して過ごすことができる居場所として、在籍するソーシャルワーカー、心理士、助産師が一人ひとりに寄り添ったサポートや、生理用品や食品、スキンケア用品、衛生用品等の提供を実施しています。
【わたカフェ オフィシャルWEBサイト】https://www.watacafe.jp/
「すずらんスマイルプロジェクト」とはコロナ禍により、10代・20代の女性の貧困や虐待、自殺などの諸問題が顕在化したことを受け、生きづらさを抱えた若年女性を確かな支援につなげることを目的に、令和3年1月29日に立ち上げたプロジェクト。
当初は現区長である高際みゆき副区長をリーダーに、女性管理職10名で活動していましたが、 若年女性に本区の施策が届くよう、当事者世代に近い女性職員も趣旨に賛同し活動に参加。若手職員の自由な意見や発想を取り入れ、自治体初となる生理用品の無料配布や、当事者目線のホームページ作成など、スピード感をもって、組織横断的に取り組んできました。
昨年度から、区長直轄のプロジェクトと位置づけ、管理職を含めた男性職員もメンバーに加えるなど、組織体制を強化し、これまで以上に全庁的な取り組みとして、若年女性の支援を進めています。
また、4月施行の「困難女性支援法」に基づく「支援調整会議」の試行モデルとなった「すずらん・ネット会議」をはじめ、民間支援団体や大学、企業等との連携を一層強化し、様々な取組を進めています。
【すずらんスマイルプロジェクト オフィシャルWEBサイト】https://www.city.toshima.lg.jp/suzuran/smile/index.html
この企画への参加募集記事の掲載、または企画者へのインタビューなどのご検討をいただきたく、何卒よろしくお願いいたします。
なお、お知らせが重複して届いた場合は、ご容赦ください。
国際NGOプラン・インターナショナルは、誰もが平等で公正な世界を実現するために、子どもや若者、さまざまなステークホルダーとともに世界80カ国以上で活動しています。子どもや女の子たちが直面している不平等を生む原因を明らかにし、その解決にむけ取り組んでいます。子どもたちが生まれてから大人になるまで寄り添い、自らの力で困難や逆境を乗り越えることができるよう支援します。