株式会社NEXER
株式会社NEXER・六曜に関する調査
株式会社NEXERは、『SAIKAI&CO』と共同で「六曜」に関するアンケートを実施し、結果をサイト内にて公開したので紹介します。
■行事ごとで「六曜」は気にする?
「友引」や「仏滅」などの言葉を目にしたり耳にしたことはありますか?
これらは「六曜」と呼ばれるもので、現代の日本においてその日の吉凶を占う目安として利用されています。
「六曜」は文字通り6種類あり、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つを「六曜」と呼びます。
これら「六曜」を目安に行事やイベントの日程を組むこともあるでしょう。
しかし最近のカレンダーには載っていない事も増えてきたため、あまり意識してない方も少なくないのではないでしょうか。
そこで今回は『SAIKAI&CO』と共同で、全国の男女1000名を対象に「六曜」に関するアンケートをおこないました。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社NEXERとSAIKAI&COによる調査」である旨の記載
・SAIKAI&CO(https://saikai-company.com/)へのリンク設置
「六曜に関するアンケート」調査概要
調査期間:2024年8月8日 ~ 8月19日
調査機関:株式会社NEXER(自社調査)
集計対象:全国の男女
有効回答:1000サンプル
調査方法:インターネット調査
質問1:行事ごとで「六曜」を気にしますか? ※六曜とは「大安」や「仏滅」などのことです。
質問2:その理由を教えてください。
質問3:どんな行事で気にしますか?当てはまるものをすべて選んでください。
質問4:なかでも、もっとも「六曜」を気にする行事をひとつだけ選んでください。
質問5:その行事の際にもっとも「六曜」を気にする理由を教えてください。
質問6:あなたは自分自身が「六曜」に関して正しい知識を持っていると思いますか?
質問7:「大安にやってよかった」や「仏滅にやらなければよかった」など、実際に感じたことがありますか?
質問8:実際にそう感じた時のエピソードを教えてください。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
■六曜それぞれの意味
まず六曜には、以下のような意味があるといわれています。
先勝(せんしょう、さきがち):午前中は吉、午後は凶、先んずれば勝ち、万事において急ぐと良いことがある日。
友引(ともびき):朝晩は吉。昼だけ凶、凶事に友を引く。勝ち負けなき日、現在では「亡くなった人が友を呼び寄せる」といった意味合いを持つ。
先負(せんぷ、さきまけ):午前中は凶、午後は吉。先んずれば負け、縁起の良し悪しは先勝と正反対の意味を持つ。
仏滅(ぶつめつ):仏も滅亡するという六曜の中で最も縁起が悪い大凶日。
大安(たいあん):万事に吉。成功せざることなき日。大変めでたい日、六曜の中で最も縁起がよい日。
赤口(しゃっこう):午の刻(午前11時から午後1時まで)のみ吉。祝い事大凶。六曜の中で仏滅の次に「大凶」とも言える日。
■38.6%が「行事ごとで『六曜』を気にする」
行事ごとで「六曜」を気にするか聞いてみました。
38.6%と4割近くの方が「行事ごとで『六曜』を気にする」と回答しています。
それぞれ理由を聞いてみたので、一部を紹介します。
「とても気にする」回答理由
何か自分にとって大事な日が仏滅だったら嫌だから。(30代・男性)
そういうのはすごく大事だと教わってきたので。(40代・男性)
「やや気にする」回答理由
周りが気にするから悪い日だとなんか気分が悪い。(20代・女性)
特に理由はないが、縁起が悪いと言われていることをわざわざする必要はないから。(30代・男性)
周りに気をつけている人が居るかもしれないので念の為日取りは確認してから日程を決める。(30代・女性)
身の回りの親戚を中心に高齢者が多いので、彼らへの配慮のため。(30代・男性)
大切なことがあるときは何か影響がありそうな気がするから。(40代・女性)
「あまり気にしない」回答理由
大事な日であれば少し気にするけど、基本はどの日も一緒だと思うから。(20代・女性)
普段の生活に影響を感じないから。(30代・男性)
その通りに従っていたからできないことが多く、何事も気の持ちようだと思っているから。(30代・女性)
その日にしたい事を決めたりする事が多いのであまり気にする余裕がありません(30代・女性)
「まったく気にしない」回答理由
そんなことを気にしても日々何も変わらないから。(20代・女性)
実際に影響はないと思うから。仏滅にだって幸運はあるし大安にだって災難はある。(30代・女性)
最近のカレンダーには載ってないから。(30代・男性)
迷信などを全く信じないし、古くからのしきたりも重視していないし、宗教を信仰していないから。(30代・男性)
六曜を気にする行事を執り行うこと自体が殆どないこともあるが、 仮にそういう場面があるなら寧ろ六曜の縁起が悪い日を選んで安くなるならそのほうがいいかと思う。(30代・男性)
■71.5%が、結婚式で「六曜」を気にする
続いて「行事ごとで『六曜』を気にする」と回答した方に、どんな行事で気にするか聞いてみました。
「結婚式」が71.5%、「葬式」が63.5%、そして「お祝い事」が55.2%という結果になりました。
なかでも、もっとも「六曜」を気にする行事をひとつだけ選んでもらいました。
「結婚式」が34.7%、「葬式」が32.9%という結果になりました。
その行事の際にもっとも「六曜」を気にする理由を聞いてみたので、一部を紹介します。
「結婚式」回答理由
一生に一度の晴れの日だから。(30代・男性)
日によって式の料金が変動すると聞いたことがあるから。(30代・女性)
様々な世代や考え方の人間が一堂に会するため、一応の配慮が要ると考えた。(30代・男性)
結婚式は『これから』がある。未来があり、人生の中でも二人の重たい選択や決断が関わるものなので。(30代・女性)
新しい門出なので気になることはない方がいいから。(40代・男性)
「葬式」回答理由
友引や仏滅だと、ダメと聞いていたから。(30代・女性)
冠婚葬祭の中でも特に気をつける事が、おおいから。(30代・男性)
周りからいろいろ言われそうだから。面倒くさいから、ちゃんとやる。(40代・男性)
友引はさすがに失礼すぎるかと思ってしまうから。(40代・女性)
いわくがありそうなので避けた方が良い日は無難に避けたい。(50代・女性)
「お祝い事」回答理由
めでたい行事にはめでたい日を割り当てた方が良いから。(20代・女性)
お祝い事は家族で集まる機会が多いから。(30代・男性)
■24.6%が「大安にやってよかった」や「仏滅にやらなければよかった」など、実際に感じたことが「ある」
さらに、自分自身が「六曜」に関して正しい知識を持っていると思うか聞いてみました。
23.3%の方が「六曜」に関して正しい知識を持っていると思う、と回答しています。
また「大安にやってよかった」や「仏滅にやらなければよかった」など、実際に感じたことはあるか聞いてみました。
24.6%とおよそ4人に1人が「大安にやってよかった」や「仏滅にやらなければよかった」など、実際に感じたことが「ある」と回答しています。
実際にそう感じた時のエピソードを聞いてみたので、一部を紹介します。
「大安にやってよかった」や「仏滅にやらなければよかった」と感じたエピソード
大安に物事を行うと、自分自身の気持ちが前向きになっていると思う。(40代・女性)
イベントに台風がかさなり大変なことになった。(50代・男性)
結婚式を大安に挙げたのですが、30年以上続いているので。(50代・女性)
仏滅にギャンブルをして大負けをした。(50代・男性)
結婚式を大安にしたので何かうまくいかないことが生活をするうえで起きても、大丈夫と思えて生活をして35年たっています。(60代・女性)
「大安」の日では行事や用事が滞りなく進んだり、結婚式を挙げた夫婦がその後も円満に暮らしていたりといったエピソードが多く挙がっていました。
一方で「仏滅」に縁起の悪いことや良くない出来事が起きてしまったという方もいるようです。
■まとめ
今回は「行事ごとの六曜」に関する調査を実施し、その結果について紹介しました。
71.5%の方が「結婚式の日程で六曜を気にする」と回答しています。
また24.6%の方が「大安にやってよかった」や「仏滅にやらなければよかった」など、実際に感じたことが「ある」と答えていました。
六曜は古来中国から伝来した、その日の吉兆を判断する考え方のひとつです。
普段あまり意識していない方でも少し気にしてみることで、その日の過ごし方が変わってくるかもしれませんね。
<記事等でのご利用にあたって>
・引用元が「株式会社NEXERとSAIKAI&COによる調査」である旨の記載
・SAIKAI&CO(https://saikai-company.com/)へのリンク設置
【SAIKAI&COについて】
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【株式会社NEXERについて】
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