認定NPO法人ブリッジフォースマイル
認定NPO法人が運営する「コエールワークショプ」は、「コエールチャンネル」で、自らの虐待体験等をスピーチ発信する当事者たちが登壇し、参加者と共に虐待や貧困を社会問題として考えるワークショップです。
貧困や虐待で、親を頼れず育った人たちがいます。児童養護施設や里親等の社会的養護と呼ばれる支援制度につながった子もいれば、支援につながることができないまま大人になった人もいます。
そんな彼らが、自分の体験をスピーチにして、YouTube【コエールチャンネル】https://www.youtube.com/@coyell_b4s で発信しています。
コエールワークショップは、イルミネーターと呼ばれるスピーカーの彼らといっしょに、虐待や貧困を社会問題として考える時間です。ぜひ、ご参加ください。
親を頼れないすべての子どもが笑顔で暮らせる社会を、いっしょに描いていきましょう！
■登壇者
林 恵子認定NPO法人ブリッジフォースマイル代表
津田塾大学卒業後、人材派遣会社に就職。2児の出産後、育児中にキャリアに悩み参加したビジネス研修で、児童養護施設を調査する機会を得る。2004年NPO創立。著書『できるかも。――働く母の“笑顔がつながる”社会起業ストーリー』（英治出版）
ともとものスピーチ 「隠された虐待」
裕福な家庭の、高学歴な両親の元に生まれる。小さい頃に親が離婚し、母方に引き取られる。再婚後の家庭内暴力により、１人、母方の実家に居候をする。母方の実家は地域でも有名な裕福な一家であったが、養育に関してはネグレクトだった。社会的養護につながる機会がないまま、大人になる。現在、社会人であり、１児の父。2021年「コエール」イルミネーター。
みーたんみーたんのスピーチ 「家出を選択せざるを得なかった子どもたち」
大家族の中、面前DVを含む、父からの虐待を受けて育つ。児童相談所に措置され、児童自立支援施設～里親家庭～自立援助ホームの経験がある。現在、福祉系の大学3年生。奨学金とアルバイトで、一人暮らしをしている。2021年「コエール」イルミネーター。
■イベント
当事者といっしょに社会問題を考える コエール ワークショップ
虐待を受けている子どものSOSに どうやったら私たちは気づけるだろう
日時：10月20日(日)10:00 – 11:30
場所：PASONA SQUARE (東京都港区南青山3-1-30 )
東京メトロ 表参道駅 より徒歩5分 ／外苑前駅 より徒歩4分
参加：社会経験のある方
費用：1,500円
お申込：Peatix https://coyellws20241020.peatix.com
問合せ：info@b4s.jp
主催：認定NPO法人ブリッジフォースマイル
ワークショップ後に、ブリッジフォースマイルのボランティア活動紹介を開催します。（自由参加）
コエールが新しくなりました！
【コエール】は、「親を頼れず」「社会からも 守られず」にいる子どもの存在を知り、登壇者がそれぞれの立場からアクションをスピーチというかたちで提案・実施、”行動する仲間を増やす”を目指すイベントとして、2019年に国立オリンピック記念青少年総合センターにてはじまりました。その後、コロナ禍には場をオンラインに移し、活動を続けてきました。
今年から、【コエール】は”行動する仲間を増やす”をさらに目指し、活動を変化することにしました。
スピーチ収録
今まで、イベントとして公開していたスピーチは、これまで通りイルミネーター（当事者）とエンパワと呼ばれる社会人ボランティアの人たちがチームを組み、約4ヶ月かけて練り上げていきます。
YouTube【コエールチャンネル】にてスピーチを公開
公開収録したスピーチをYouTube【コエールチャンネル】にて公開しています。現在は、2023年度のイルミネーターを含む、7名のスピーチが公開されています。
コエール ワークショップ開催
学校・企業・地域にて、その場にあったワークショップを開催します。ワークショップにはイルミネーター（当事者）も参加し、参加者といっしょに社会問題を考えていきます。
▶参加者の声
「今まであまり考えてもみなかった虐待や家を失った子どものことなどを学んで、人ごとではないということに気づきました。これから疑いがある子どもがいたら声をかけたりしようと思いました。」（大学1年生）
「実際に虐待を経験した人の話を聞いたり、グループディスカッションをすることで、児童虐待に対する意識が高まった」（社会人）
スピーチ動画をご覧いただき、ぜひワークショップをあなたのコミュニティでも開催してください。イルミネーターの派遣を致します。料金や詳細等のお問合せは、info＠b4s.jp コエールワークショップ担当まで。
