株式会社アデランス
~登録に先立ち当社社員が病院内ヘアサロンでヘアドネーションを実施~ アデランスCSR活動“脱毛された子供達にさらなるサポートで笑顔を広げる”
毛髪・美容・健康のウェルネス産業の株式会社アデランス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 津村 佳宏)が運営する病院内ヘアサロン30店舗とアニーダブレー福岡けやき通り店(福岡市中央区)が、NPO法人Japan Hair Donation & Charity(JHD&C=ジャーダック)(所在地:大阪市北区、代表理事 渡辺 貴一)の賛同美容室に登録され、2018年10月1日(月)よりヘアドネーション希望ドナーの受け入れなどを開始します。当社の店舗が賛同美容室に登録されるのは、今回が初めてとなります。
今回、賛同美容室に登録されたことで、該当店舗では公式ステッカーとJHD&C公式募金箱を設置し、ヘアドネーション希望ドナーの受け入れやドネーションカットなどが可能になります。
当社では、2015年3月からJHD&Cへの協力を開始し、完全個室を備えるアデランスサロンを採寸(頭のサイズ計測)やウィッグお渡しの場所に提供しており、2016年からはウィッグの製作協力も行っています。2018年9月より売上の一部がウィッグ製作費用に充てられるヘアドネーション支援自動販売機を本社ビル等に設置しました。
また、今回の登録に先立ち、当社入社1年目の廣瀬 眞優子が、都内の病院内ヘアサロンでヘアドネーションを行いました。廣瀬はドネーションにあたり、以下のようにコメントしています。「元々ロングヘアが好きで高校生からずっと伸ばしていたのですが、友人がヘアドネーションをしたことを聞き、せっかくアデランスに入ったのだから、会社に貢献できるような活動をしたい、との思いでドネーションを決断しました。」
■JHD&C(ジャーダック)賛同美容室について
JHD&Cの活動は、現役で働く全国の美容師の有志によって支えられています。ヘアドネーション用のカットや頭の採寸、スタイルカット(ウィッグ用のヘアカット)等のさまざまな作業を美容師が本業の傍ら行っており、現在、約3,368店舗※2の美容室が“JHD&C賛同美容室”として登録されています。賛同美容室は、JHD&Cの理念に共感し、その活動にボランティアで協力する理・美容室(サロン)のうち、JHD&Cに登録している店舗をさします。店舗に貼られた公式ステッカーが目印です。JHD&C公式募金箱も設置されています。
※2 2018年9月25日現在
■賛同美容室の役割
▶ ドネーションカットを行う
JHD&Cの規定に則って、ドネーションカットを行います。カット料金やサービスなどは店舗により異なります。
▶ ドネーションヘアの発送代行
サロンでカットしたドネーションヘアをお預かりし、発送を代行します(送料はサロン負担)。なお、ドナーご自身で送付する方法もございます。
※サロン以外でドネーションをされた場合の代行発送は受け付けておりません。
▶ 『Onewig』のスタイルカットを行う
ヘアドネーションにより完成したウィッグの初回スタイルカットを、無償で提供します。
※スタイルカットは特殊な技能が必要なため、行っていない賛同美容室もあります。
■JHD&Cの活動について
JHD&Cは、ヘアドネーション(髪の寄付)によって製作した人毛100%のオーダーメイドフルウィッグを、病気などでウィッグを必要とする子どもたちに無償提供しているNPO法人です。
提供対象者は、小児ガンや先天性の脱毛症等でウィッグを必要とする18歳以下の希望者で、2009年の設立以来、これまでに296人※3の子どもたちにウィッグをお届けしてきました。一方で、現在も約255人※3の子どもたちがウィッグを必要とし、待機リストに名を連ねています。ウィッグは、ネットを通じた募金活動で集めた資金や助成金により製作(委託生産)されており、採寸後ウィッグが完成するまで約2ヶ月かかります。
JHD&Cでは、ウィッグの提供を希望される方の異なる状況に対応するために、ご自宅や、万が一入院中でも病院までお伺いして採寸とスタイルカットをする出張サービスも行っています。
JHD&Cホームページ:https://www.jhdac.org/
※3 2018年9月25日現在