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関口宏がBS朝日初の冠番組をスタート!舞台は世界でも稀有な雑誌図書館「大宅壮一文庫」。149年分の日本の雑誌から、当時の“生の情報”を紹介。超貴重な雑誌が続々登場! 雑誌を通して開く、記憶の扉!!

株式会社BS朝日

新番組 「関口宏の雑誌の記憶」
【BS朝日】2024年10月12日(土)スタート
毎週土曜 ごご4時~4時30分放送
第1・2回ゲスト 萬田久子 / 第3・4回ゲスト 石井正則

(MC)関口 宏
■関口宏が149年分の日本の雑誌から、日本人の生き方や価値観の変化に迫る!
 関口宏がBS朝日で初のレギュラー番組を持つことに。「クイズ100人に聞きました」、「関口宏の東京フレンドパーク」、「わくわく動物ランド」、「知ってるつもり?!」、「どっちの料理ショー」…。1970年代から現在に至るまで、関口が司会を務め高い人気を得た番組は枚挙にいとまがありません。さらに1987年スタートの報道番組「サンデーモーニング」では36年半もの間、総合司会を務めてきました。そんな関口が新たに始める番組が「関口宏の雑誌の記憶」。タイトルからもわかる通り、この番組では雑誌にスポットを当てていきます。

 昭和から平成にかけて、メディアのメインストリームであり続けた「雑誌」。昭和・平成の「同時代の情報」は雑誌にしかないものが多く、ネットで検索しても出てこない貴重な「当時の生の情報」の宝庫と言えます。番組では、現時点で149年分の、日本で出版されたほとんどの雑誌を所蔵し、世界的にも稀有な「雑誌の図書館」である「大宅壮一文庫」(東京都世田谷区)を舞台に、毎回ひとつのトピックスについて、徹底的に語っていきます。各時代の雑誌で、そのトピックスがどう紹介されてきたのか、関口がゲストとともに雑誌に目を通し、自身の記憶や体験を交えながら、トークを展開。雑誌が伝えてきた、その時だからこそ書き残された「日本の今」を掬い上げることで、現在、流行っているもののルーツや原点が浮かび上がることも。関口がゲストとともに、物事の「本質」に迫ります。

■関口の喫茶店にまつわる思い出とは? 妻・西田佐知子の名曲秘話も大公開!
 9月下旬に行われた初収録には、第1・2回のゲスト、萬田久子と、第3・4回のゲスト、石井正則が参加。関口だけでなく、萬田や石井も初めて訪れたという「大宅壮一文庫」に大いに惹きつけられたようです。ちなみに、昭和のジャーナリストとして名をはせた大宅壮一が遺した雑誌をベースに生まれたこの図書館がレギュラー番組の収録現場になるのは、初めてのこと。まだインターネットが登場していなかった当時、テレビ番組のスタッフたちがこの図書館でさまざまな情報を収集していたのは有名な話。テレビと切っても切れない存在である「大宅壮一文庫」がどんな場所なのか、この番組で明かされていきます。 
第1・2回目は関口宏がゲスト・萬田久子とともに、 149年分の雑誌から「化粧」にまつわる記事を紐解く
 第1・2回で萬田久子とともに見ていくのは「化粧」。1875年から2024年3月までの149年の間に、日本の雑誌でどんなテーマの記事が登場したのかを示すランキングがあり、そこで1位になったのが化粧です。番組では、日本で最初に化粧のことを記事にしたと思われる雑誌「風俗画報」(1891年/明治24年発行)が登場。非常に貴重な誌面を読んでいきます。
 さらに、萬田が19歳でミス・ユニバース日本代表に選ばれたときの記事や、萬田が30年以上も出演を続ける化粧品の広告ページなどを紹介。萬田は若かりし頃の自分と“対面”しているかのような、特別な時間を大いによろこんでいました。番組では、化粧品のセールスレディーについて書かれた記事も紹介。なんと、現在101歳でいまも現役の方がいることが判明! 福島県在住のこの女性とリモートで繋ぎ、セールスに関する話を聞いていきます。
第3・4回目は芸能界屈指の喫茶店好き、石井正則がゲスト。 関口宏とともに、日本の喫茶店の歴史を雑誌から紐解く。
 石井正則がゲストの第3・4回で取り上げるのは「喫茶店」。現在、“純喫茶”が“昭和レトロ”の象徴として若者に大人気なだけでなく、外国人観光客にも注目の的だとか。そんな独自に進化した日本の喫茶店の歴史を、雑誌の記事で追っていきます。石井は関口が司会をしていた、書籍をテーマにした情報バラエティ番組『ほんパラ!関口堂書店』(2000年~2001年/テレビ朝日系)に出演したことがあり、雑誌をテーマにした番組で再共演できることが何よりうれしいと笑顔。さらに、石井は芸能界屈指の喫茶店好きとしても有名。番組ではここぞとばかりに、喫茶店の幅広い情報を披露しつつ、関口にネルドリップで入れた極上のコーヒーを振る舞います。
 一方、青年時代からいろいろな喫茶店に通ったという関口も雑誌の記事を読んでいると、ふいに当時のことを思い出したようす。「そういえば、当時、喫茶店でこんなことをしてね」、「“歌声喫茶”でお客さんたちと僕も歌ったよ」と、関口自身の記憶の扉も開いたのでした。また、喫茶店に関するヒット曲を聴くコーナーでは、日本を代表する“コーヒーソング”、関口の妻・西田佐知子が歌った「コーヒールンバ」が流れます。すると、関口がレコーディング秘話を公開する一幕も。
 日本の喫茶店の進化はかなり独特で、“特殊喫茶”と呼ばれるマニアックな喫茶店を取り上げた記事も紹介。“ビル喫茶”、“美人喫茶”、“電話喫茶”、果ては“シャワー喫茶”まで! また、少し刺激的な喫茶店も…。これを見れば、日本の喫茶店の歴史はバッチリという、喫茶店ファン必見の内容になっています。

 収録を終え、ゲストの萬田と石井はともに、「とても貴重な機会になりました。ぜひまたゲストに呼んでください」と語り、雑誌の魅力の詰まった「大宅壮一文庫」を多くの方に訪ねてほしいとコメント。関口も「雑誌を開くと、まるで懐かしいものがあふれ出てくるよう。その場の空気が一瞬でその時代に戻りました」と初回の収録から大いに手応えを感じたようすです。毎回、番組ではどんな雑記の記憶に触れるのか。ご覧になる方にとっても、自分の中に眠る記憶を呼び起こす時間になるかもしれません。
 この秋、BS朝日が関口宏を迎えて送る新番組「関口宏の雑誌の記憶」にご期待ください!

関口 宏コメント
「収録はとても楽しかったです。ご覧になる方にとっても楽しい番組になれば幸いです。雑誌を手に取ると、さまざまなことがよみがえるものですね。雑誌を開くと、懐かしいものがあふれてくるようで、空気が一瞬でその時代、時代に戻るというか。収録中も些細なきっかけで、いろいろなことを思い出しました。収録でお借りしている『大宅壮一文庫』は本当に素晴らしくて、ぜひ大事に残してもらいたい場所。これからも頑張って存続してほしいです。
かつて、仕事で京都に通っていたとき、東京駅で創刊されたばかりの写真週刊誌『FOCUS』を購入して、読み終わるころにちょうど京都に着いたんです。最初は写真もずいぶんとオシャレで、こんな雑誌が日本でも出てきたんだと印象に残っています。
『大宅壮一文庫』の創立者・大宅壮一さんが、雑誌は雑草との言葉を残しています。確かに雑誌には雑草のようなたくましさがあると思います。番組をご覧になる皆さんにも雑草のごとき力強さでその時代、時代を切り取った雑誌のパワーを感じていただき、紹介する記事を通して、『確かにあの時代にはあんなことがあったね』と懐かしく思い出していただけたらうれしいです」

萬田久子(第1・2回ゲスト)コメント
「今回は知らないことばかりで、記事を読むたび、深みを感じました。関口さんと久しぶりにご一緒して、あの安心感はどこから来るのでしょうか。声がとても心地良くて、まさにα波のようで。今回、初めて『大宅壮一文庫』におじゃまして、関口さんと歴史ある雑誌が良いコラボレーションになっていると感じました。ファッションや帽子など、大好きなことを取り上げる際には、ぜひ呼んでいただけたら嬉しいです。
収録で私が載っている雑誌が登場しましたが、そのときどきの発言から、当時どんなことを考えていたのかが伝わってきて、自分自身のことではありますが、とても興味深かったです。今はネットで懐かしい動画を見ることが可能ですが、実際に雑誌を手に取ったり、読んだりしたときの懐かしさはまったく違いますね。番組をご覧になる方もそんな風に感じていただけたら。『大宅壮一文庫』はとても魅力的な場所で、これから訪問する方が増えるかもしれないですね。きっと楽しい時間を過ごせると思います」

石井正則(第3・4回ゲスト)コメント
「若い時に大変お世話になった関口さんの番組にゲストに呼んでいただき、普段、コーヒー好きの友人と話しているようなことをお話しできて、とてもうれしかったです。僕の知らない時代の喫茶店のお話しもたくさん出てきて、それを実際見聞きしている関口さんの思い出話もうかがえて、より一層リアリティーを感じられました。喫茶店でいうなら、全国の中でも名古屋が独特の進化を遂げています。名古屋の喫茶店を取り上げるときは、僕の出番だと信じています(笑)。
ネットの情報は簡単に引き出せますが、雑誌を開くと、当時の空気が閉じ込められている気がして、伝わってくるものが違います。若い世代の方の中には雑誌を読まないという人もいるでしょうが、僕は雑誌で情報を得た世代なので、改めて雑誌を読み返したくなりました。書籍は取っておきますけど、雑誌って処分しがちです。雑誌のほうが時代性が残っているから、残しておいたほうがいいかもしれないですね」


番組概要
【番組名】「関口宏の雑誌の記憶」
【放送日時】2024 年10月12日(土)スタート 毎週土曜 ごご4時~4時30分放送
【放送局】BS朝日
【CAST】関口宏
【ゲスト】10月12日・19日 萬田久子 / 10月26日・11月2日 石井正則
【制作】BS朝日、IVSテレビ制作
【プロデューサー】大木由起子(BS朝日)、長尾忠彦(IVSテレビ制作)
【コピーライト】番組写真をご使用の際は「(C)BS朝日」の表記をお願いいたします。
【公式 HP】https://www.bs-asahi.co.jp/magazine_memory/

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