岡山県
~おかやま地酒×駄菓子のペアリング体験やきき酒師の漫才師「にほんしゅ」のライブも実施~
岡山県は、9月から行っている「おかやまハレいろキャンペーン2024」及び「森の芸術祭 晴れの国・岡山」に合わせ、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の機運醸成に取り組んでいる大阪モノレール株式会社等と共同で「日本酒列車 晴れの国おかやま」の運行及び「岡山県観光物産展」を2024年10月12日(土)に大阪モノレール 万博記念公園駅にて開催しました。
本イベントでは、岡山県への観光誘客を促進するため、大阪モノレール 万博記念公園駅のコンコース内で岡山県の特産品を販売し関西圏の方に岡山の味を楽しんでいただくほか、東京・新橋にあるアンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」で10月14日(月・祝)まで提供していた「おかやま地酒×駄菓子 AI味覚センサーペアリング」を実施。ステージではきき酒師の漫才師「にほんしゅ」によるペアリングの解説や日本酒を題材とした漫才を披露しました。
同日には、車内で10種類以上の岡山地酒とともに、郷土料理のママカリ酢漬けなど岡山を感じられるお弁当が楽しめる「日本酒列車 晴れの国おかやま」を運行しました。
おかやま地酒の魅力をアピール!
本イベントについて岡山県総合政策局 公聴広報課の中山課長は『岡山県は実はお酒がたくさんあります。温暖な気候であること、豊富な水資源、そして杜氏の素晴らしい技術が合わさっていいお酒ができます。今日は岡山県の人気観光スポット「日本一のだがし売場」にちなみ、岡山地酒と駄菓子のペアリングイベントをやっています。岡山の美味しい地酒と皆さんが知っている駄菓子が合わさることで、新たな味の発見、驚きの発見をしていただければと思います。』とコメント。たくさんの方にペアリングを味わいつつ、岡山観光物産展を楽しんでいただきたいという想いを伝えました。
ステージではアカペラライブやペアリング解説、日本酒を題材にした漫才も
ステージではアカペラヴォーカルグループの「clearance(クリアランス)」のライブのほか、きき酒師の漫才師・にほんしゅのお二人によるペアリング解説や漫才が行われました。
ペアリング解説では、『世界中のお酒の中でも日本酒は味わいが一番豊かです。基本の味覚の五味として甘味、うま味、酸味、苦味、塩味があるなかで、お酒単体の味わいが豊かなため塩味以外を兼ね備えています。一番簡単な日本酒のペアリングは、足りない塩味である「塩」や「しょうゆ」をペロッと舐めて日本酒を飲むこと。大体これで五味が完成して満足します。甘いお酒には甘いもの、苦味が強い飲み物には苦味がある食べ物と、同じような味わいを合わせることで「甘味が倍になったね!」となることをペアリング(同調)と呼びます。日本酒に関してはしょっぱさを足してみるか、似た者同士を口の中で同調しましょう。 』とペアリングの基本について説明。
「おかやま地酒×駄菓子 AI味覚センサーペアリング」は、事前に「とっとり・おかやま新橋館」で体験されたお二人。 「燦然 特別純米 雄町(菊池酒造)×ポテトフライ フライドチキン味」について、『塩味と脂味がたまらない。味覚は五味とされていますが、数年前から「日本の味覚は六味と言ってもいいでしょう!」と言われている“脂肪味”・“脂味”というのがあります。今回、塩味が多いうえに揚げている駄菓子のため、六味目とされる“脂味”も兼ね備えており、それが燦然の味とバチバチに合って、凸と凹がかみ合っていると思います!燦然自体が炊き立てのお米のようなふくよかな味わいなので、ポテトフライと合わせることで野性味が広がりました。アウトドアでもやりたいと思う味わいです!』と絶賛。
「御前酒 純米 美作(辻本店)×うまい棒たこ焼味」のペアリングはステージ上で実際に体験。『バッチリ!うまい棒たこ焼味のソースのフルーティーさと甘味、塩味が爽やかで軽い美作と合わせやすい。大阪名物と日本酒は合うので、岡山の地酒でぜひとも楽しんでいただきたいです。』と、きき酒師ならではの味わいに踏み込んだコメントを披露。この後、お二人は日本酒をテーマにした漫才を披露し、会場を沸かせていました。
延べ300名がおかやま地酒×駄菓子のペアリングを体験!
コンコース内のブースで行った「おかやま地酒×駄菓子 AI味覚センサーペアリング」では、東京・新橋のアンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」で提供していた、おかやま地酒と駄菓子のペアリング体験メニュー(※)の中から4種を提供。
ラインナップは「御前酒 純米 美作(辻本店)×うまい棒たこ焼味」、「大典白菊 純米大吟醸 雄町(白菊酒造)×ベビースターラーメン」、「燦然 特別純米 雄町(菊池酒造)×ポテトフライ フライドチキン味」、「櫻室町 純米吟醸 備前幻(室町酒造)×ヤングドーナツ」と、岡山県が誇る酒米「雄町」から醸された日本酒と駄菓子のペアリング。
午前11時の提供開始以降、老若男女約300名がブースへ立ち寄りペアリングを体験。『意外と合う』、『面白い組合わせ』、『駄菓子も久しぶりで懐かしい』、『新しい発見』、『お酒自体が美味しいですね!どこで買えるんですか?』など、たくさんのご好評をいただきました。
※岡山県が誇る地酒の魅力を味わい尽くす「おかやま地酒×駄菓子 AI味覚センサーペアリング」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000458.000023972.html
郷土料理が詰まったお弁当とおかやま地酒を嗜む1時間45分のモノレール旅
モノレールの車内で岡山の特産品を存分に味わえる「日本酒列車 晴れの国おかやま」。チケットは前日までに完売するほどの盛況ぶりでした。
今回は「十八盛 純米大吟醸(十八盛酒造)」、「しゅわしゅわ 発泡性清酒(嘉美心酒造)」、「櫻芳烈 ひやおろし 純米吟醸原酒(芳烈酒造)」、「三冠 朝日 純米吟醸火入れ(三冠酒造)」をはじめ10種類以上の岡山地酒と、「桃太郎の祭りずし」、「岡山後楽園のお弁当」、「岡山旅めし」、「岡山海苔弁 黒」の4種類のお弁当を用意。130名の乗客の皆さまには、郷土料理のままかり酢漬けや鰆、岡山若のり、黒鯛、きび団子など、岡山ならではの食材や郷土料理と岡山地酒を味わいながら、1時間45分の「日本酒列車 晴れの国おかやま」を楽しんでいただきました。