株式会社ドゥイブス・サーチ
乳がん検診の負担に寄り添う検査着が誕生
2024年10月22日
報道関係者各位
無痛MRI乳がん検診 / ドゥイブス・サーチ
痛くない、見られない「次世代の乳がん検査着」を共同で開発
乳がん検診の負担に寄り添う検査着が誕生
世界初の、痛みに配慮した、非造影MRI乳がん検診を行う株式会社ドゥイブス・サーチ【創業:2018年 / 所在地:東京都世田谷区 / 代表取締役CEO:高原太郎(たかはら たろう)】は、メディカルアパレルの企画・開発・販売を行い、高品質白衣として評価の高いクラシコ株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役CEO:大和 新)と共同で、乳がん検診の負担に寄り添う無痛MRI乳がん検診のための検査着を開発しました。なお、本検査着は現在特許出願中です。
CONCEPT
痛くない。から始まる検診をもっと身近に。
乳がんはがんの中でも、日本女性がかかる割合(罹患率)がトップであり、その罹患率は増加しています※1。年代別で見ると乳がんの罹患率は、40歳代後半から50歳代前半で多く罹患しており※2、そのような状況の中でも2022年、40~69歳女性の乳がん検診受診率は47.4%と5割を切っています※3。乳がん検診を受けていない理由として、検査が痛いという声や、がんだと診断されるのが怖いなどという不安な声が挙げられています。
そのような中、受診率向上に期待されているのが、株式会社ドゥイブス・サーチが提供する痛みを伴わない検診「無痛MRI乳がん検診」です。従来の乳がん検診は、マンモグラフィーという乳房専用のX線撮影が主流であり、乳房を板で圧迫し、薄く伸ばした状態で撮影するため、痛みを伴う傾向にありました。一方「無痛MRI乳がん検診」は、痛みを軽減できる上に、服を着たまま検査ができる活気的な検診です。乳房型にくりぬかれたベッドにうつ伏せになり検査を行うため、乳房を挟む痛みがありません。
これまで乳房MRI検査は、検査着をはだけて胸をあらわにして検査することがスタンダードで、着衣のまま行う不文律がありました。開発した高原医師の考案と工夫により、このタブーを破り、世界で初めて、「服を着たまま検査ができるようにした」ため、異性の技師も担当できるようになりました。有効感度範囲が広く死角が存在しないことからがん発見率も高く、MRI検査のため放射線被ばくもありません。
弊社は、先進性の高い乳がん検診をより多くの人に知ってもらい、検診を身近に感じてもらうことは、クラシコ株式会社のミッションである「医療現場に、感性を。」につながるものと捉え、着衣検査用の次世代乳がん検査着の共同開発をお願いし、完成しました。がんが見つかるかもしれない不安、衣服を着脱して検査に臨むことの緊張、異性の技師に検査される心配等、様々な心理的な負担にさらされる受診者に、クラシコの検査着を着ることで温かみを感じ、様々な不安を包み込むことができればとの想いを込め、開発しています。この検査着を通して「無痛MRI乳がん検診」の、より正確で快適な実施を実現したいと考えています。
※1・2出典:独立行政法人国立がん研究センターがん対策情報センター:地域がん登録全国推計によるがん罹患データ(2008年)
※3出典:厚生労働省2022(令和4)年 国民生活基礎調査の概況 2022年7月4日
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa22/dl/14.pdf
PRODUCT
医療現場の声と検査着を着用する受診者の方の声から「あらゆる不安を包み込み安心できる検査着」が誕生
ドゥイブス・サーチは、クラシコとともに、医療現場にインタビューし、実際に「無痛MRI乳がん検診」を受けられた受診者の方、双方の声を何度も聞き、検査着のデザイン・機能性に反映しました。(協力:八王子クリニック新町、seeds clinic 新宿3丁目)
●従来の検査着の課題
<受診者の方からの声>
・うつ伏せで寝た際に開襟しやすく男性技師から覗かれないかと不安。
・体のラインが見えてしまうのが懸念。
・うつ伏せになったとき体重がかかり、胸骨に圧迫感を感じる。
・検査中に少し引っ張られるような感じがする。
<医療現場の方からの声>
・医療器具が乳房に正確にセットされているかどうかが着衣のままでは分かりにくい。
・女性技師だけでなく、男性技師も安心して検査ができるようにしたい。
FEATURE
DS Smooth Tops/カラー:プラム サイズM・L
DS Smooth Pants/カラー:プラム サイズM・L
POINT1.:柔らかさとゆとりの調和
・暖かみのある柔らかな肌触り。
・表面が滑らかで適度な伸縮性のある3段スムースという生地を使用しているため体型問わず着用可能。
・肉厚な素材を使用する事で、体のラインや胸の形をひろわず安心して着用可能。
・ズボンの裾にスリットが入っているため動作がスムーズに。
・ブランドロゴはボディと同色の刺繍でさりげなくおしゃれな印象に。
POINT2.:うつ伏せ姿勢での検査でも快適な検査着
・うつ伏せになる際、胸が見えないよう首元が少し詰まったクルーネックデザインへ。
・着脱しやすいよう、肩部分にスクラブのような空きをプラス。
・検査時の姿勢を考慮して、洋服の前側には無駄な構造線のないシンプルなフォルム。
・腰にある紐も、体に当たらないように左に寄せたデザインに。
・肩のラインを通常よりも下げることで、腕の挙上がしやすいように設計。
POINT3.:現場での運用のしやすさも考慮したデザイン
・検査時に胸のポジションや機械の位置をより正確にするため・うつ伏せになった際に骨が医療器具に当たらないよう
配慮するために、ボディの前後や脇に指標となる印のデザインをプラス。
検査する側・受ける側の双方にとって目印の役割に。
・株式会社ドゥイブス・サーチの「Think Small.」(身体的負担が小さい検査でがんをなるべく小さいうちに見つけて
可能な限り小さな治療法で治る世界を目指す)というビジョンに合わせてドットの刺繍にしたところがポイント。
・トップスの左脇とパンツの左腰に挟み込んでいる24mm幅のテープにより、畳んだ状態でも容易にサイズが見分けら
れる仕様。(ドットの刺繍も同じく、M:ピンク・L:パープルで色分け)
たかが検査着。ではなく、受診者の方にとって不安を和らげる検査着を作りたい。
検診における安心感を追求し、受診者の皆さまにとってより良い検診を提供するために、私たち株式会社ドゥイブス・サーチはクラシコと共に新たな検査着を開発しました。私たちは、受診者様および医療現場での不安を和らげ、より良い未来に向けて、一歩ずつ着実に進んでいくことを大切にしています。今後も受診者の声や現場医療関係者からのアドバイスをいただきながら、より確実で安心な検診をお届けしていきます。
●検査着採用施設
~ 全国12施設から導入スタート ~
・仙台徳洲会病院 (宮城県仙台市)
・水府病院 (茨城県水戸市)
・東京天使病院 (東京都八王子市)
・えだクリニックPICTORUいずも画像診断室 (島根県出雲市)
・石川病院 (岡山県津山市)
・独立行政法人国立病院機構 名古屋医療センター (愛知県名古屋市)
・八千代病院 (愛知県安城市)
・三上医院 (静岡県静岡市)
・そばじまクリニック (大阪府東大阪市)
・都島放射線科クリニック (大阪府大阪市)
・洛和会丸太町病院 (京都府中京区)
・洛和会音羽病院健診センター (京都府山科区)
●note について
検査着の開発に対する想いや誕生秘話、検査着のより詳細な機能・デザイン性など、ドゥイブス・サーチの想いが詰まった記事を今後noteに更新予定です。下記URLよりご覧ください。
https://note.com/dwibs
●無痛MRI検診のギフトについて
ドゥイブス・サーチでは、大切な人にずっと健康でいてほしいという想いから、痛みや被ばくのない検診をプレゼントできる取り組みも行っています。詳細は下記URLよりご覧ください。
無痛MRI検診ギフトURL:https://mri-gift.jp/
●株式会社ドゥイブス・サーチ会社概要
無痛MRI乳がん検診を実施している、ドゥイブス・サーチ。
『Think Small.』 身体的負担が小さい検査で、がんをなるべく小さいうちに見つけて、可能な限り小さな治療法で治る世界を目指します。無痛MRI乳がん検診は、乳房を圧迫せず、着衣のまま検査可能、注射も不要で被ばくもゼロ。がんが見つかりにくい高濃度乳房での検出率も高く、女性に優しい乳がん検診を全国76施設で受診いただけます。
コーポレートサイトURL:https://www.dwibs-search.com/company/
note URL:https://note.com/dwibs
●クラシコ株式会社 会社概要
「医療現場に、感性を。」をミッションに展開する2008 年設立のメディカルアパレルブランド。
「なぜかっこいい白衣がないのか?」という医師の一言からスタート。
イタリアンテーラード仕立てのスタイリッシュな白衣をはじめとする医療ウェア、聴診器やシューズなど、メディカルアパレルの企画・開発・販売を行っています。
会社名:クラシコ株式会社
代表取締役CEO:大和 新(おおわ あらた)
設立:2008年
本社所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂9-5-12 パークサイドシックス 2F
事業内容:メディカルアパレルの企画・開発・販売
コーポレートサイトURL:https://classico.co.jp/
オンラインストアURL:https://www.clasic.jp/