Alexander McQueen
ハットフィールド・ハウス、ハットフィールド・パーク、イングランド
2025年春夏プレコレクションの背景。
英国らしい学術的なワードローブ:フォーマルとインフォーマル、ストーンウォッシュデニム、開けて着るようデザインされたウエストバンド、ブレザーストライプ。細身のシルエット:シャープなショルダー、高襟、深めのカフス。
10代の頃に訪れたローマにあるドーリア・パンフィーリ美術館。アンティークゴールド、教皇のパープル、枢機卿のレッド。周囲の豪華さと、1650年頃に描かれたディエゴ・ベラスケスによる『インノケンティウス10世の肖像』を反映しています。
Tバー:テーラリング、シューズ、バッグなどの仕上げにチェーンで吊り下げられている、シグネチャーのモチーフです。ヴィクトリア朝時代の懐中時計にインスピレーションを得ています。
マックイーンを定義する、古典主義と破壊の対比。
FABRICS:
ウール テーラリング – チャコールのプリンス・オブ・ウェールズ チェック。キャバルリーツイル。ブラックバーガンディとコーラルのストライプツイル。初期のマックイーンコレクションをレファレンスにした、レッドとゴールドのブレザーストライプ。グレーとバーガンディのウールモヘア。ほのかな光沢を放つウールシルクのイブニングテーラリング。
レザー&スエード – 裏地にコットンを用いた生染めスエード。ストレッチレザー。二重構造のナッパレザー。
デニム – 深みのあるライトウォッシュインディゴのストーンウォッシュセルビッチデニム。
ニット – ウールカシミアのリブ編みフィッシャーマンズニット。ウールシルクヴァニゼのリブ編みバイカラーニット。
ジャージー – 光沢感のあるラミネート加工を施したストレッチジャージー。フランスで織られた、上質でなめらかなクレープジャージー。スキューバの風合いを持つテクニカルジャージー。
シャツ – ピンタックのディテールとブレザーストライプが特徴のコンパクトなコットンポプリンシャツ。プリーツ加工を施したアイボリーのペーパービスコース。
エンブロイダリー – 襟とポケットに施されているのは、ナベットとクリスタルガラスストーンで構成された鎖帷子と釘の刺繍。18世紀の金箔張りの家具や時計から着想を得て、ドレープドレスにあしらわれた金箔を打ち付けた地金のモチーフ。写真を発展しプリント加工され、フラットバックストーンとクラスプクリスタルで飾られたステンドグラスの刺繍。軽量のシャンデリア刺繍。
BAGS:
質感のあるレザーとスエードを使用し、3D刺繍とマックイーンのTバーで仕上げました。
SHOES:
誇張されたプロポーションとテクスチャー仕上げでクラシックなシェイプを覆した、ブラック、ブラウン、ゴールドメタリックレザーを使用したブローグディテールのチェルシーブーツとシューズ。手触りの良いスウィベルミュール。
JEWELLERY:
マックイーンのシグネチャーモチーフがあしらわれた光沢のある印象的なハードウェア。チェーンリンクブレスレット、ネックレス、イヤリングに盛り込まれたTバーやソブリンスカル、アローピン。エコブラスをベースにシルバーメタル仕上げ。
【お問合せ先】
アレキサンダー・マックイーン クライアントサービス
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