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移住者目線でさつま町の魅力を伝える展覧会をOpenMUJIで開催。地域ブランド『薩摩のさつま』の背景とは。

薩摩のさつまブランド推進協議会

地域おこし協力隊が町の当たり前を地域の魅力として表現。違和感から見える暮らしの豊かさ。

薩摩のさつまブランド推進協議会(鹿児島県薩摩郡さつま町/会長 上野俊市)は、無印良品マルヤガーデンズ鹿児島店内の「Open MUJI」(鹿児島県鹿児島市)にて、さつま町の魅力を伝える「薩摩のさつま 魅える展」を11月2日(土)から11月10日(日)に開催します。
商品の向こう側にあるつくり手やその暮らし、まちの風土を伝えることを大事にした地域ブランド『薩摩のさつま』が生まれた地域性に着目し、移住者から見た地域の姿と、地域住民にとって当たり前の姿との差異を「違和感」として表現することによりまちの魅力を伝える、地域ブランドとしては初の試みとして実施する展示会となります。
さらに、期間中は、展示だけでなく全国でも有数の竹林面積を誇るさつま町の竹細工に触れるワークショップやブランド商品の販売も実施し、さつま町への興味と愛着が生まれる機会を創出します。
『薩摩のさつま 魅える展』について
鹿児島県の北西部に位置する内陸の盆地である薩摩郡さつま町の地域ブランド「薩摩のさつま」をミッションとして関わる地域おこし協力隊が、移住者から見たさつま町の当たり前を「違和感」と捉え、地域の魅力を、ヒト・モノ・コトに分類し、魅力として表現した展覧会を11月2日(土)から10日(日)までの9日間に渡り開催します。

さつま町の地域おこし協力隊の3名。左が「薩摩のさつま魅える展」企画者の中原満樹さん。

東京からさつま町に移住し半年となる企画担当者の地域おこし協力隊を中心に企画。
日本全国で抱える人口減少や少子高齢化などの地域課題がある中、地域ブランドという新たな取組みが誕生し、人々が仕事や生活、遊びや伝統への関わり等、暮らしの様々な場面が分散せず近い距離にあることで浮かび上がるものごとの多面性を、地域ならではの資源、さつま町ならではの魅力として展示する内容です。
移住したことで魅せられてきたさつま町ならではの「違和感」。
さつま町から車で約70分離れる鹿児島市内で、鑑賞者がヒトの姿やモノ、活動としてのコトに触れる機会をつくり「行ったことはないけれど、なんだか興味と愛着の湧く町」となることを目指します。

また、11月2日(土)・ 3日(日)では、竹細工に触れるワークショップを開催し、完成した作品も期間中に展示される取組を行います。

【実施概要】
会 場:無印良品マルヤガーデンズ鹿児島店「Open MUJI」
会 期:2024年11月2日(土)~10日(日)※最終日は午前中のみ
※ワークショップ・ブランド認証品の販売:11月2日(土)、3日(日)
料 金:入場無料
備 考:展示会、ワークショップともに予約は不要。どなたでも参加可能です。

【ワークショップ】
さつま町の竹細工職人が作ったフレームに、鹿児島県の伝統的工芸品の鶴田手漉和紙を貼っていき、みんなでつくり上げたものを展示品の一部にします。
全国有数の竹林面積を誇るさつま町が、竹だけではない工芸品があることや、あまり知られていない和紙の裁断方法を知ることが、「当たり前」の先入観を取り払う機会に。

【販売会】
展示品に関係のある特産品をはじめ、地域ブランド薩摩のさつまの認証品を一部販売
薩摩のさつまについて

地域ブランド『薩摩のさつま』は、鹿児島県薩摩郡さつま町の特産品を集めた「褒め合い・支え合い・地域愛」を掲げ、独自の認証基準を設け、認定する地域ブランドとして2021年10月に協議会を発足。翌2022年3月には地域ブランド初となる18商品が認証品として誕生しました。
さつま町役場、JA北さつま、さつま町商工会、一般社団法人さつま町観光特産品協会、町内の若手事業者が、垣根を越えて連携し、町内・県内のみならず全国にもさつま町の逸品をお届けしています。さつま町の逸品を身近な人「おとなりさん」にオススメし合うことを「おとなりさんのソムリエ」という言葉で表現し、人との繋がりを大事に、まちに誇りと愛着をもてる未来の実現を目指しています。
ブランド認証品となるための認証条件の一つである、年5回開催される「薩摩のさつまブランド実践型セミナー」によって、商品の磨き上げと事業者間の繋がりを育む過程を経て、最終的には認証品としてブランド認証されます。
また、次世代支援として、薩摩のさつまの認証マークがついた商品を購入していただくと、シール1枚につき売上げのうち10円がさつま町の子どもたちの教育やスポーツ振興に活用させていただきます。

ホームページ:https://satsuma-no-satsuma.jp/
さつま町について
さつま町は、鹿児島県の北西部に位置する全国有数の竹林面積を持つ「竹のまち」です。 10月ごろから収穫される超早掘りたけのこや豊かな自然に育まれたお米やお茶、果物、野菜、お肉などの農林畜産物が豊富にあります。 また、宮之城温泉・紫尾温泉などからなる奥さつま温泉郷があり、古くから人々の湯治場として親しまれてきました。

ホームページ:https://www.satsuma-net.jp/
地域おこし協力隊について
地域おこし協力隊は、都市地域から過疎地域等の条件不利地域に住民票を異動し、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組です。隊員は各自治体の委嘱を受け、任期はおおむね1年から3年です。
さつま町では「地域ブランド 薩摩のさつま ブランド推進担当」として3人の地域おこし協力隊が活動中です。

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