株式会社Agnavi
2024年10月25日に英国ロンドン・Magazine Londonで授賞式が開催。
日本酒ブランドを展開する株式会社Agnavi(神奈川県茅ヶ崎市、代表取締役:玄成秀)は、パッケージデザインにおける優秀な才能を認定することに特化した、世界初のコンペティション「Pentawards2024」にて、世界60か国・2000アイテムの中から日本酒ブランド「Canpai(R)」が「Bronze Award」を受賞いたしましたことをお知らせします。日本酒業界へのサステナブルな次世代流通構造改革へ続けてまいります。
2030年までに農林水産物・食品の輸出額を5兆円とする政府目標の達成に向け、海外で高く評価される「日本酒」の輸出強化を進めております。世界10か国へ、欧州では、英国・フランスへの輸出を行っております。
持続可能な社会を目指すべく、当社は、環境や日常生活、地域社会で、日本が直面する重要な課題に対し、ビジネスを通じて変化をもたらし、次世代に繋がる持続可能な社会の創出に向けた活動を責任を持って取り組んでおります。
■Pentawardsについて
英国・ロンドンのMagazine Londonで授賞式の会場
Pentawards(ペントアワード)は、2007年にベルギーで創立された、パッケージデザインに特化した世界で最も権威のあるデザインコンペティションです。
今年は、世界60か国ほどから応募された2,000点以上の作品が国際的な専門家により、厳正に審査されました。審査員においては、4大陸20か国から50人のメンバーで構成され、デザインの品質、ブランド表現、創造性と革新性、感情的なつながりに基づいて、審査されています。
審査員は、コカ・コーラ、ペプシ、ユニリーバ、エスティローダー、エレン・マッカーサー財団、WWFといったブランドやデザイン事務所のパッケージ専門家を含む、20カ国以上から集まった50人以上のメンバーで構成されている。(審査員一覧:https://pentawards.com/live/en/page/the-international-jury)
■ サステナブルな次世代流通構造改革への挑戦
二酸化炭素排出の削減に向けた取り組みとして、下記の取り組んでいます。
■原材料および資材の仕入れの輸送網の集約化・高積載効率化・モーダルシフト化の促進。
■日本酒のUV100%カットに伴う酒質劣化が大幅抑制し、商品の保存性UP。
■軽量な缶を使用し、流通時の軽量化(50%減)・高積載効率化の実現。
■再生可能資材の積極的な使用。缶は万国共通のリサイクルが可能(国内は98%再利用)。ラベルはダイレクト印刷もしくは再生紙を使用。
日本酒において缶利用を促進しつつ、その背景では日本酒業界のサステナブルな流通構造改革を行っていることが弊社の特徴です。二酸化炭素の排出量は物流におけるウェイトが高い。容器生産から廃棄までのサプライチェーンで、180mL瓶と比較して最大62%の二酸化炭素量の排出量減少へ貢献します。
■About our SAKE brand “Canpai”
日本酒ブランド「Canpai/カンパイ」は、日本語の「乾杯」と同じ発音ですが、頭文字を「k」から「c」に変える遊び心が加えられています。
本ブランドは、環境に負担の大きい日本酒業界のサプライチェーンの再構築を目指しています。特にEUでは、2030年からボトルリサイクル規制が開始され、近い将来、瓶の日本酒が手に入らなくなる可能性さえあります。私たちの解決策は、環境への影響を軽減しながら日本酒をお客様にもっと身近に感じてもらうことであり、今回、日本酒を楽しむ様々なシーンに適した革新的でスタイリッシュなデザインを生み出しました。「Canpai/カンパイ」は、エナジードリンクを楽しむのと同じくらいクールな体験を提供し、日本酒初心者にとっての第一選択肢になることを目指しています。
アルミ缶は、世界中でリサイクル率が高いため、環境に優しい選択肢です。現在、私たちのパッケージの60%以上がリサイクル材料で作られています。日本酒の主な容器は常にボトルであり、ワインと同様に、地元で消費されるエコシステムのために伝統的に設計されていました。しかし、近年の物流の発達により長距離輸送が可能となり、瓶のリサイクルが困難になっています。日本酒も他の飲料と同様に、形状や種類が異なることから日本から輸出された容器のリサイクル・再利用が難しく、厳しい状況にあります。そこで、環境負荷低減の観点から、日本酒をアルミ缶で流通させることを目指しています。
“Canpai” is a brand of canned sake from Japan, pronounced the same as “cheers (kanpai)” in Japanese, with a playful twist on changing the initial letters from “k” to “c”.
The brand aims to reconstruct the environmentally burdensome supply chain of the sake industry. Particularly in the EU, with the strict bottle recycling regulations starting in 2030, a dire situation is emerging where bottle sake could be unavailable shortly.
Our solution is to address the reduction of environmental impact while making sake more accessible to customers, we created innovative and stylish designs suitable for various scenes of enjoying sake. Canpai aims to be the first choice for sake beginners, offering an experience as chilling as enjoying the energy drink.
All materials used in this packaging and their impact on the environmental.
Aluminum cans are an environmentally friendly choice due to their high recycling rate worldwide. Currently, over 60% of our packaging is made from recycled materials.
The main container for sake has always been the bottle, which was traditionally designed for an ecosystem where it’s consumed locally, similar to wine. However, advancements in logistics in recent years have enabled long-distance transportation, complicating the recycling of bottles. Sake is facing a challenging situation as well as other beverages, the differences in shape and type make it difficult to recycle and repurpose containers exported from Japan. Therefore, we aim to distribute sake in aluminum cans to reduce environmental impact.
■ 会社概要/ About Us
株式会社Agnaviは1合180mLの日本酒ブランドを展開するスタートアップ企業です。全国200種類近い地酒を取りまとめて販売しており、蔵の大小に依存しない地方の魅力を発信することで、日本酒の消費拡大を目指しています。地方の歴史ある酒蔵が存続安定できるようにするためのゲームチェンジャーとなり、ライフスタイルを革新する様々な日本酒をワンストップで入手できる充填から販売までの商流構築を通じた新たな市場の創出のための挑戦を続けています。現在、取引蔵元は100蔵を超し、世界10か国へ輸出しています。
◆ 会社名: 株式会社Agnavi
◆ 所在地: 神奈川県茅ヶ崎市本村2丁目2番地18号
◆ 代表者: 代表取締役 玄 成秀
◆ 設立: 2020年2月27日
◆ URL: https://agnavi.co.jp/
Agnavi is promoting its original Japanese SAKE brand, Canpai(R) as well as ICHI-GO-CAN(R), both of which are all 180mL (=1 go) canned SAKE for consumers to enjoy ‘smaller size,’ ‘stylish,’ and ‘handy’ alcoholic beverages. Agnavi intends to increase grobal SAKE consumption, as spreading attractions of local SAKE breweries no matter what production sizes, as all brands nationwide put together into ICHI-GO-CAN. Currently, almost 200 brands all over Japan are available. Agnavi is accelerating to achieve our goals, to become a game-changer for all local and traditional SAKE breweries enable to achieve their business stable and sustainable, to construct SAKE’s supply-chain providing various Sakes at one-stop distribution channel. Also, Agnavi shall continue challenging to create new markets, where to innovate SAKE lovers’ lifestyle.
◆ Name: Agnavi Co., Ltd.
◆ Address: 2-2-18 Honson, Chigasaki-shi, Kanagawa, Japan
◆ Establishment: February 27, 2023
◆ Founder/CEO: Seishu Gen, Ph.D.
◆ URL: https://agnavi.co.jp