静岡市
南アルプスを生息南限地とするライチョウの貴重な写真展や専門家講演も|南アルプスを体感するワークショップやゆかりのイベント限定販売あり|「オクシズ」産のオリジナルコースターを各日先着500名にプレゼント
静岡市では、南アルプスのユネスコエコパーク登録10周年を記念し、12月14日(土)、15日(日)の2日間にかけて、静岡市民文化会館にてイベントを開催します。
雷鳥写真家にしてライチョウ総合作家である高橋広平氏を招き、展示会とギャラリートークや、南アルプスゆかりの物販と飲食コーナー、山々や動植物に焦点を当てた、南アルプスを体感できるワークショップなどを開催します。これまで、様々なイベントを開催してきましたが、本イベントが10周年記念最後の締めくくりとなります。全プログラム参加無料です。
なお、来場者には静岡市の中山間地域「オクシズ」から産出された木材のオリジナルコースターをプレゼントいたします。(各日先着500名)
【「南アルプスユネスコエコパーク10周年記念大会」テーマ】
今回のテーマは「未来につなげ!ライチョウの生きる山々、南アルプス」。写真、講演、ワークショップなど様々な切り口から自分に何ができるのか考えるきっかけとなるイベントです。いつも「そこ」にあるがゆえに、その雄大で荘厳な自然の魅力を当たり前だと思ってしまいがちですが、将来に向かって持続可能なものとするために、自然を保全と利活用の両立について一緒に考えてみませんか。
◆日時:2024年12月14日(土)11:00~17:00・15日(日)10:00~17:00
◆場所:静岡市民文化会館(静岡県静岡市葵区駿府町2-90)
「南アルプスユネスコエコパーク10周年記念大会」 内容
●10周年記念講演
識者による、南アルプスの豊かな自然や、南アルプスが生息南限地と言われるライチョウについてなど、一般の方から専門の方まで楽しめる内容が盛りだくさん。南アルプスの自然を活用した酵母やウイスキー蒸溜についての講演などもあります。
【開催日時】※時間・内容は変更となる場合があります。
12月14日(土)13:30~16:30
・開会あいさつ、南アルプス親善大使任命式
・南アルプスユネスコエコパークに学ぶ
・南アルプスには世界南限のライチョウが住む
・日本アルプス縦断レース”レジェンド” 望月将悟トークショー
12月15日(日)10:00~15:50
・I部「生き残れるか、南アルプスのライチョウ」
・II部「南アルプスの雄大な自然の持続的な利活用」
・III部「静岡市の取組」
・IV部「南アルプスユネスコエコパーク次の10年に向けて」パネルディスカッション
【開催場所】静岡市民文化会館 中ホール
●高橋広平写真展
「雷鳥~四季を纏う神の鳥~2024 SHIZUOKA ver.」
雷鳥写真家にしてライチョウ総合作家である高橋広平氏が、この大会のために活動拠点である長野県安曇野から来静。美しい雷鳥の写真展とギャラリートークを実施します。
【開催日時】12月14日(土)15:30~
12月15日(日)11:40~
【開催場所】静岡市民文化会館 3階 A展示室
●南アルプス体感ワークショップコーナー、物販・飲食コーナー
南アルプスを身近に感じるワークショップや展示の実施、南アルプスの恵みから生まれた美味しい食べ物などの販売を行います。
【開催日時】12月14日(土)11:00~17:00
12月15日(日)10:00~17:00
【開催内容】
ワークショップ
・どんぐりを使用した動物ミニチュアづくり
・動物の毛皮当てクイズ
・VR山頂体験 ほか
物販・飲食
・SINGLE MALT Dessin Series Flora2024(200ml)
試飲・販売(井川蒸溜所)※イベント限定販売・数量限定
・オクシズジビエ加工品(尾州真味屋総本舗)
・在来作物クッキー(井川のらり屋) ほか
●南アルプストークセッション
【開催日時】12月15日(日)12:40~13:20
【開催場所】静岡市民文化会館 3階 大会議室
南アルプスの魅力について、山のスペシャリストたちによるトークセッションを実施します。
◆ 南アルプスユネスコエコパークの特色
2014年6月に南アルプスはユネスコエコパークに登録承認されました。現在、国内では10カ所が登録され、保全されています。
3,000m峰が連なる急峻な山岳環境の中、固有種が多く生息・生育するわが国を代表する自然環境を有する南アルプス。3県10市町村にわたる地域が、「高い山、深い谷が育む生物と文化の多様性」という理念のもと結束し、自然の恩恵を活かした魅力ある地域づくりを図ることを目指しています。