合同会社HANDS&I
浦和美園で来春開講 英会話/イタリア語会話教室
改札を出てすぐのSRカルチャースクール。多彩なプログラムが用意されている。
「外国語学習による健康の維持増進」に取り組む合同会社HANDS&I(ハンズアンドアイ)は、この程本社を千代田区から埼玉県に移転し、来年1月からさいたま市緑区において独自プログラムによる外国語講座を開講します。
HANDS&Iは今年8月に英国Clarendon Tutorsと提携。同社がUCL(ユニバーシティカレッジロンドン)と共同開発している脳科学に基づいたレクリエーションプログラム「STRETCH(TM)︎ 」を語学講座に取り入れていきます。
STRETCH担当のNatalia
英国Clarendon Tutorsとフィードバックを重ねながら、これからの時代に必要とされる外国語学習法を研究していきます。
STRETCHプログラムは、アートやクラフト、音楽やエクササイズなど多岐にわたるレクリエーションで構成されています。それぞれのプログラムが脳のどの部分を刺激する目的なのかを意識しながら実施するのが大きな特徴です。五感を活用しながら手先や身体を動かします。
来春開講するのは、「イタリア語講座(大人対象)」と「子ども向け英語講座」。
イタリア語講座では「ウェルビーイング」(幸福、心身ともに満たされた状態)をテーマに掲げ、イタリア人のライフスタイルや生き方に注目し、健康と幸せのヒントを探ります。
子ども向け英語講座は、子育て世代が多く全国でも特に英語教育に力を入れているさいたま市で開講します。英国で「60+」として主にシニア向けに開発されてきたSTRETCHプログラムの中で、子どもの英語学習にも適したプログラムを抽出。心身の発達を促すとともに、英語が好きになることを目的として実施します。プログラムの日本での実施とその効果について、英国の開発担当者たちも注目しています。
語学アプリやChatGPTを活用した効率的な語学学習法が広がるなかで、対面による人と人とのコミュニケーションならではの利点を活かした外国語講座を目指します。楽しい時間を共に過ごし、仲間を見つけられるような居場所をつくることで、心身の健康の維持増進をはかります。
またユニバーサルデザインをコンセプトに掲げるHANDS&Iは、スタッフが視覚障害者のための同行援護資格を取得するなどしながら、STRETCHプログラムの中でも特に視覚以外の感覚を働かせた外国語学習法に力を入れています。
映画『手で触れてみる世界』(岡本晃子監督)で取り上げられたイタリア アンコーナのオメロ美術館。ダヴィデ像のレプリカに触れる著者。
手から伝わる感覚を言葉で表現してみたり、目を閉じ耳を澄ませて外国語の美しい響きを楽しんだりと外国語学習がより豊かな経験になるよう工夫を重ねていきます。
イタリア語講座は埼玉県内のその他の会場でも開講を予定しています。
STRETCH(TM)︎外国語教室 浦和美園 https://www.s-rail.co.jp/area/cultureschool/
合同会社HANDS&I https://handsandi-1.jimdosite.com/
