株式会社ユーグレナ
株式会社ユーグレナ(本社:東京都港区、代表取締役社長:出雲充)は、2024年10月28日(月)に、累計50万人以上の大人女性の肌悩みと向き合ってきたスキンケアブランド『one』より、よりプレミアムなスキンケアシリーズ『ONEプレシャス』のローションとクリームの2品を発売しました。
これを記念し、2024年11月21日(木)に、人気の美容ジャーナリストの安倍佐和子さん(以下「安倍さん」)をトークゲストにお迎えして新商品発表会を東京・銀座で開催しました。
左:安倍佐和子さん 右:安藤(当社サステナブルブランド戦略室部※ シニアブランドマネージャー)
【登壇ゲスト プロフィール】
美容ジャーナリスト 安倍 佐和子さん
出版社勤務を経て独立後、美容誌や女性誌等での執筆、ブランディング、広告におけるコピーライティングや講演等で活躍。フィトテラピーアドバイザー、ホメオパスの資格を有し、スキンサイエンス、ホリスティックやウェルネス、SDGsなど幅広いテーマで執筆活動を続ける。
当発表会では、最初に、当社サステナブルブランド戦略室部※ シニアブランドマネージャー 安藤崇(以下「安藤」)より、『one』の新商品を紹介しました。
※ 11月21日当時。現在は、サステナブル化粧品開発部
■2ステップで全方位的に“ふっくら”を実現する『ONEプレシャス』
ローションとクリームの2ステップで構成されるプレミアムなスキンケアシリーズ『ONEプレシャス』は、乾燥、シワ、ハリ不足など肌悩みが多様化する大人女性のニーズに応えた、独自のテクノロジー搭載の医薬部外品として誕生しました。ブランドコンセプト「ふっくらは、希望」の解説と共に、これまでのオールインワン中心の商品開発から初の2ステップのケアにトライした理由を説明しました。そして新たな試みである濃密エマルジョン製法について、「実は肌にとって最も望ましいケアステップは、洗顔後すぐに肌へセラミドと油分を入れること。それにより一層うるおいや美容成分を届けやすくなります。そこでファーストステップのローションで、難易度が高いと言われる、セラミドで作られるナノカプセルに油分を閉じ込めて肌に浸透させる製法に挑戦しました。」と説明しました。
また成分については「肌の角層など各レイヤーに作用してほぐし、ふっくらさせるナイアシンアミド、濃密エマルジョン製法には、うるおいをヴェールでふたをするユーグレナ発酵オイルなどを処方。まるでフルステップでケアしたかのような仕上がりを実現しました。」などとこだわりを話しました。
シリーズ2品はどちらも医薬部外品で、美白とシワ改善の2つの効果が期待できることを解説。クリームにはグリチルリチン酸ジカリウムを配合し、肌荒れ防止機能も含みます。
「4週間のモニタリングで91%の方が自ら買って使い続けたいとご回答をいただきました。大幅な改善実感が得られたとのお声もいただき、大変自信につながりました。ぜひ試していただきたいです。」
■美容ジャーナリスト 安倍佐和子さんならではの感想と深堀り
トークセッションでは、美容誌などでの執筆やブランディング、講演など幅広く活躍されている美容ジャーナリストの安倍佐和子さんをゲストにお迎えし、ジャーナリストとしてのご視点で、『ONE プレシャス』、そして化粧品素材としてのユーグレナについて深堀っていただきました。
新商品を試用した感想について安倍さんは、「ローションは美容液のような濃密感があり、とてもリッチ。染み込むように肌に浸透し、後肌がとても気に入っています。指で触ると少し吸い付くような感覚も。クリームはコクがありつつも伸びが良く、ベタつかないので好感が持てました。2品のバランスがとても良いと感じました。」と語りました。
安倍さんは、ジャーナリストとしても、オールインワンから、新たに2ステップケアを提案する理由が気になったということで、それに対して安藤は、「10年間で50万人以上の肌悩みに向き合う中で、乾燥やシワによって『しぼむ』という悩みが多く、『簡単にふっくらしたい』という要望に応えようオールインワンをご提案してきましたが、実際は化粧水を併用するなど、オールインワンで使用されている方は少ないことがわかったのです。そこで、ミニマムでフルライン級の効果実感をどうしても得ていただきたいという思いが、2ステップケアの開発につながりました。」と回答しました。
■「ふっくら」は肌だけでなく、心も豊かに
「ふっくら」という表現について、「“ふっくら”は、幸福感や豊かさのイメージにつながるので、年齢を重ねた大人女性にとって、とても響くキーワードだなと思います。」とご評価くださった安倍さん。「ふっくら」が示す具体的な肌イメージや裏テーマについてさらにご質問くださいました。
「お客様の求める“ふっくら”は、ハリや弾力はもちろん、キメも整って、透明感もある肌。そこで真皮層から角層まですべてのレイヤーで“ふっくら”を生み出す処方にしました。肌がふっくらすることは、心の“ふっくら”にもつながるだろうと考えました。大人女性が自信を持って笑顔になれるような、肌をやわらかくほぐす処方につなげました。」(安藤)
これを受け、安倍さんは「ふっくらした肌をもってどんな人生を送れるかというところまで発想が広がっているところが良いですね。私も大人世代としてとても共感できました。」と感想を語りました。
■リッチな成分への評価
新商品に配合されている成分についても、「大人の肌に理想となるすべてを考える攻めの姿勢が鮮やか。エタノールを使わず、セラミドを用いた濃密エマルジョン製法に有効成分のナイアシンアミド、ヒアルロン酸、ユーグレナ発酵オイルなど、美容成分ブームの中、美容感度の高い大人女性にも刺さるスペック!」と安倍さんからも高い評価をいただきました。
またクリームに配合したグリチルリチン酸ジカリウムについて特にご注目くださり、「抗炎症や肌荒れに良い成分で、常に微弱な炎症とも隣り合わせと言われる大人の肌にぴったり」ということでした。
それに対し、「グリチルリチン酸ジカリウムは、『肌がゆらがない』安心感を得ていただきたく、10年前から必ず入れているんです。」と安藤より回答。
また、『ONEプレシャス』にはユーグレナ発酵オイルが含まれていますが、ユーグレナ発酵オイルを選択した理由について安藤は「医薬部外品として使えること、そして通常ナノカプセル化の難易度の高い油分をナノカプセルの中に閉じ込めて段階的に浸透させる画期的なメソッドを採用したかったこと」の2点を挙げました。
■ユーグレナ社のサステナビリティについて
「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」をユーグレナ・フィロソフィーと定義し、微細藻類ユーグレナ、クロレラなどを活用した食品、化粧品等の開発・販売する当社について、安倍さんは「ユーグレナをはじめとした藻類(そうるい)を取り入れる藻活(もかつ)は、菌活と同様にトレンド。国内外にも藻類を原材料に配合しているコスメブランドは数多くあり、今後このジャンルの研究はますます目が離せない」と語りました。
ユーグレナが地球温暖化に役立つメカニズムを詳しく聞きたいとご質問くださった安倍さんに、安藤は「ユーグレナは、そもそも約5億年前から存在して、酸素に満ちた今の地球環境を作った立役者のひとつである可能性が高い生物です。また、ユーグレナは、バイオ燃料の原料としても、食料との競合や森林破壊につながることのないサステナブルなバイオマス原料として期待されています。」と説明。
「ユーグレナそのものがサステナブルな存在であり、クリーンビューティーのパイオニアなんだなと理解できました。これからの地球にも欠かせない大切なものだと感じました。」(安倍さん)
また、弊社のスキンケア製品で体現しているサステナビリティの一例として、クリーム用の容器にジャー形状ではなくチューブ形状を選択している理由関して、チューブ形状のほうが樹脂の使用量を約90%削減できることなども紹介されました。
トークショーの最後で安倍さんは、「人生100年時代。『ONEプレシャス』により、全方位にふっくらとした肌の大人女性が世の中に増えていったら、とても明るい未来の希望が持てるのでは。楽しみにしています。」とのご感想をくださいました。安藤からは、「初めての2ステップですので、皆様の声を取り入れながら育てていきたい。一生寄り添えるような存在にしていきたい。」と決意を表明しました。
左から安藤(当社サステナブルブランド戦略室部※ シニアブランドマネージャー)、安倍佐和子さん、中島(当社ヒト科学研究所 所長)
<株式会社ユーグレナについて>
2005年に世界で初めて微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養技術の確立に成功。「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」をユーグレナ・フィロソフィーと定義し、微細藻類ユーグレナ、クロレラなどを活用した食品、化粧品等の開発・販売、バイオ燃料の製造開発、遺伝子解析サービスの提供、未利用資源等を活用したサステナブルアグリテック領域などの事業を展開。2014年より、バングラデシュの子どもたちに豊富な栄養素を持つユーグレナクッキーを届ける「ユーグレナGENKIプログラム」を、継続的に実施している。https://euglena.jp