株式会社ハピネット
『アツカマ氏とオヤカマ氏』『青春怪談』『億万長者』DVDを2025年7月2日(水)に発売致します。
アツカマ氏とオヤカマ氏
遠慮は禁物!僕は無敵の社員!世にも稀なる心臓男!押しなくて何の己が出世かな!
東宝で「社長シリーズ」を大ヒットさせた千葉泰樹が、先駆けて演出した傑作サラリーマン喜劇がHDリマスターでDVD化!
図々しいがどこか憎めないセールスマンの「アツカマ氏」に小林桂樹、ガミガミうるさい上司の販売課長「オヤカマ氏」に上原謙、悲観的で常に後ろ向きな「ウラガナ氏」に細川俊夫、支店長に森繁久彌を配し、久保菜穗子と三原葉子が華を添えている。“テレビが家にやってくる”など当時の庶民生活も楽しめ、アツカマ氏を始めとする濃いめのキャラが欣喜雀躍するアンサンブルコメディ。
あの「ソニー坊や」をデザインした人気漫画家・岡部冬彦の原作を映像化している。本作は富士重工業株式会社(現在のSUBARU)と当時の全国ラビット会が後援。今でも一部に人気が高いラビットスクーターの販売店が舞台。
【キャスト】
小林桂樹/上原謙/久保菜穗子/三原葉子/遠山幸子/花井蘭子/細川俊夫/井上大助/上田みゆき/相馬千恵子
/江見渉/小倉繁/柳谷寬/若月輝夫/小高まさる/鮎川浩/築地博/大谷友彦/山川朔太郎/加藤章
特別出演:三遊亭金馬/森繁久彌
【スタッフ】
監督:千葉泰樹/原作:岡部冬彦/製作:藤本眞澄 金子正且/構成:永来重明/脚本:笠原良三/
撮影:西垣六郎/美術:朝生治男/音楽:三木鶏郎/助監督:土屋啓之助/特殊技術:新東宝特殊技術
【ストーリー】
富士スクーター東京支店の販売課長は、規律に厳しく何かと口喧しいことから社内では皆にオヤカマ氏と呼ばれていた。ここに本社から渥美が転勤して来る。課長の電話を勝手にとったり、支店長にゴルフの勝負をしかけたりの厚かましい振る舞いで、程なくアツカマ氏と呼ばれるようになる。アツカマ氏は見本のスクーターを勝手に持ち出して様々な人を無料で乗せ、それが評判となって次々と契約を取っていく。その一方で、先輩ウラガナ氏は売れ口を横取りされ、ハンサム氏は恋人との間に水をさされてしまう。しかし、厚かましくも憎めないキャラと抜群の成績でアツカマ氏は周囲に認められていく。おかげで支店の厳しい業績は持ち直すかに見えたのだが、オヤカマ氏は支店長から支店の人員整理を命じられる。
青春怪談
恋を忘れた20代!思春期を迎えた50代!現代心理をスッパリ切った青春問題大作!
二組の親子を中心に世代間の価値観ギャップやジェンダー問題を描いたソフィスティケイテッド・コメディが初DVD化!
読売新聞の連載で大ヒットした獅子文六の同名小説を「細雪」「戦艦大和」など多彩なジャンルで確かな演出力を見せた阿部豊が監督。日活と新東宝が同じ原作を競作して同日に封切りしたという珍しい作品で、日活版は市川崑が監督している。上原謙と高峰三枝子、宇津井健と安西郷子という世代の違う美男美女カップルに、オネエ言葉を使うバーテン・丹波哲郎、三原葉子のバレリーナ、怪しげなバーのマダム・越路吹雪などのクセのあるキャストも見どころ。時代を先取りしたようにLGBTQ+を笑い話ではなくアイデンティティの問題として正面から描いている。
【キャスト】
上原謙/高峰三枝子/宇津井健/安西郷子/越路吹雪/筑紫あけみ/千明みゆき/浦辺粂子/江畑絢子/城実穗/ 小澤路子/松井博子/三原葉子/冬木京三/若月輝夫/丹波哲郎/高田稔/清川虹子/小堀誠
【スタッフ】
監督:阿部豊/原作:獅子文六/脚本:舘岡謙之助/撮影:岩佐一泉/美術:進藤誠吾/音楽:鈴木静一/
助監督:土居通芳
【ストーリー】
合理主義者で倹約家の美男子・慎一は、若々しい母の蝶子と二人暮し。芦野舞踊研究所のバレリーナ・千春も趣味の時計修理に没頭する父・鉄也と二人暮しをしていた。慎一と千春は結婚を考えていたが、それぞれの親たちの行く末を案じ、二人を再婚させようと考えた。千春はバレエの公演会に慎一と蝶子を招待し、父と蝶子の見合いを企てる。蝶子は心を弾ませていたが鉄也には全く響いていなかった。若い二人は自分たちの結婚を急ぐことで親たちの再婚を促そうとするが、千春が妹のように可愛がっている新子は慎一との中に嫉妬し、慎一が共同経営するバーのマダム・トミ子は千春の醜聞を新聞に売って慎一を手に入れようとする。
億万長者
現代日本のイカレタ面を映画化するとこうなる オカシクテオカシクテ一生の想い出になる。
税務署員が作成した脱税メモが大騒動を巻き起こす風刺コメディがHDリマスターDVDで登場!
無口で小心者の主人公を木村功が好演。エキセントリックな原爆作りに燃える少女を久我美子、曲者芸者に山田五十鈴、顔だけが自慢の売れない俳優に岡田英次などが配され、シュールな笑いを繰り広げている。市川崑が、脱税、汚職、政治腐敗、人口増加、貧困格差、原水爆問題など戦後社会の矛盾を独特のタッチで描いている。作品が公開された1954年は第五福竜丸事件、戦後最大の贈収賄事件ともいわれた造船疑獄が発生している。戦後の社会問題への痛烈な批判が込められた作品で『ゴジラ』第一作の公開もこの年。
【キャスト】
木村功/岡田英次/久我美子/左幸子/山田五十鈴/伊藤雄之助/信欣三/高原駿雄/春日俊二/多々良純/
加藤嘉/北林谷栄/原泉/薄田つま子/関京子/高橋豊子/織本順吉/西村晃/清村耕二/野本昌司/織田政雄/
嵯峨善兵
【スタッフ】
監督:市川崑/脚本:市川崑 脚本協力:安部公房 横山泰三 長谷部慶次 和田夏十/
撮影:伊藤武夫/美術:平川透徹/音楽:団伊玖磨/助監督:小林大平
【ストーリー】
税務署徴税係の館香六は無口で冴えない小心者。賄賂を取り放題な税務署長からは不成績を詰られ、その七光馬鹿娘の麻子からも軽蔑されていた。担当地区に住む贋十二は失業中で極貧な上に子沢山で、納税する気が念頭にない。その家の二階に間借する鏡すては、街頭で「平和のために原爆を製造しよう」と募金活動の日々。さらには自力で原爆を製造中だった。ある日、会社社長が海外営業の途中に旅客機がアルプスに激突して死亡する。香六は多額の保険金を得たであろう未亡人を訪ねるが、18人も遺児がいるとして納税を拒否される。さらには脱税の手助けを強要されて、無理矢理に一万円を握らされる始末。自身も汚職役人だと思い悩んだ香六は、その金をすてに渡して自殺を図る。偶然通り掛かった赤坂芸者の花熊に止められ、脱税者を告発して不正を糾せと言葉巧みに唆される。その気になった香六は、使命感に燃えてあらゆる記録を取り始めるが、花熊は金だけを信じる守銭奴だった。
商品情報
【発売日】(3作品共通):2025年7月2日(水)
【価格】
『青春怪談』:¥4,180(税込)
『アツカマ氏とオヤカマ氏』『億万長者』:¥3,080(税込)
※商品の仕様は変更になる場合がございます。
(C)国際放映
発売元:国際放映株式会社/株式会社ファイヤークラッカー
販売元:株式会社ファイヤークラッカー
販売協力:株式会社ハピネット・メディアマーケティング
公式Facebook https://www.facebook.com/ShinTohoCN.label/
公式Youtube https://www.youtube.com/@shintoho_official
▼関連作
2025年3月5日発売
『スター毒殺事件/恐怖のカービン銃』DVD¥4,180(税込)
『暁の⾮常線』DVD¥3,080(税込)