株式会社アムタス
~約80%の人が学生時代に初カレができる!?~
株式会社アムタス(東京都渋谷区 代表取締役社長 黒田淳)が提供する電子コミック配信サービス「めちゃコミック(めちゃコミ)」では会員を対象に、「初彼氏・初彼女」に関するアンケートを行いました。その調査結果を報告いたします。
<調査サマリー>
1.約50%の人が学生時代に初彼氏・初彼女ができる!? ただし男女間で大きな差が!
2.もともとは好きでもない人だった?付き合う前から両思いだったのは、なんと50%以下!
3.初めての恋人と、“最後まで”を経験したのは全体の37%
4.「初めて付き合った人は特別」と答えた男性は4割!もし会えたら「どんな暮らしをしているか見てみたい」
5.思わずキャラを応援したくなる、初恋を描いたオススメ漫画を教えて!
<調査概要>
・調査時期 :2018年10月3日(水)~2018年10月4日(木)
・調査方法 :インターネット調査
・調査人数 :1,694名(女性:1,582名 男性:112名)
・調査対象 :めちゃコミック会員
※本リリースの調査結果・グラフをご利用いただく際は、必ず【めちゃコミック調べ】とご明記ください。
<調査結果>
1.約50%の人が学生時代に初彼氏・初彼女ができる!? ただし男女間で大きな差が!
あなたは初めて付き合った彼氏・彼女を覚えていますか?甘酸っぱい思い出がある人もいれば、苦々しく思い出したくないという人もいるでしょう。今回、めちゃコミックでは「初彼氏・初彼女」について調査をしました。
まずは、初めて付き合った時期について聞いてみました。女性では「高校生」次いで「中学生」が多い様子。他、4割弱の人が「大学生・専門学生」「社会人~」の頃に初めてお付き合いをされているようです。
男性は「大学生・専門学生」がトップ、次に「高校生」「付き合ったことがない」が続くという結果に。学生時代に初彼女ができた人が半数以上いる一方、約2割の人が交際未経験のようです。
男女でこのように大きく結果が分かれたのはなぜでしょうか?女装パフォーマー・編集者・ライター・タレントなど、幅広く活躍するブルボンヌさんにお話を聞いてみました。
「子供の頃からオトコオンナと呼ばれ、今や家ではおっさん、お仕事の時は美女(自称)を使い分けるゲイの女装パフォーマー、ブルボンヌです。いきなりだけど、最近はアタシみたいに性別にとらわれない生き方をしている人も増えていると思うわ。例えば新宿2丁目でプロデュースしてるお店にも、女子にしか見えなくてストレート男性とお付き合いしてるけど、ホルモンも手術もなしのコもいれば、戸籍を変えちゃった元女子のイケメンもいる。でも、いわゆる男性・女性ホルモンがもたらす傾向、とか、社会的な男女の育てられ方で見える偏り、みたいなのは確かにあるかもね。
まずお付き合い時期については、生物学的にもハッキリしている「女子は心体ともに早熟な子が多い」ってこと。中学生は、ちょうどそのズレが一番出やすい時期。小学生くらいからしっかりと恋愛感情を持てたり、同級生の男子たちのノリがやけに子供っぽく見えたりっていう経験をしてる女子は多いみたいね。男子中学生のほとんどは、ようやく初恋やときめきは覚え出すけど、お付き合いにまでこぎつける子は選ばれしものだけなのよ。子どもの時期が長い男子たち、か~わ~い~い~」(ブルボンヌさん)
「男はいつまでも子ども」だなんて言われるように、精神的な成長度合いがずれていることから、このように結果が分かれるみたいですね。
また、皆さんの初彼氏・初彼女との初々しいエピソードについても聞いてみました。
「お互いに初めての交際相手でキスも未経験だったため、初めてしたときは相手の歯が唇にあたって少し痛かった」(26歳/女性/会社員)
「2人でこれからやりたいこと、叶えたいことをノートに書いて会うたびに実践していた。一緒に料理を作る!とか、おそろいの服を買う!とか。今思ったらこっぱずかしい事もいっぱい書いてたなぁ」(28歳/男性/会社員)
「中学生同士だったので周りに冷やかされて喋れず…。そのまま何も発展せずにサヨナラでした(笑)。そんな2人ですが大人になって再会して今は結婚して幸せに暮らしてます」(36歳/男性/会社員)
「その頃は携帯もなかったので、お互いの家に電話するのに誰が出るのかドキドキして、なかなかかけられませんでした」(57歳/女性/パート)
「初めてのデートで手をつなぐのも恥ずかしくて、人混みではぐれないように差し出された手の小指しか握れなかった」(50歳/女性/その他)
キュンとくるエピソードの数々ですね。では、実際に皆さんの初彼氏・初彼女事情について、もっと詳しく聞いてみましょう!
2. もともとは好きでもない人だった?付き合う前から両思いだったのは、なんと50%以下!
初めて付き合った人とは、もともとどんな関係性だったのかを調査しました。
すると男女ともに「同級生」「先輩・後輩」が多い様子。3位以降はばらつきが見られ、男性は「飲み会やナンパで知り合った人」、女性は「他校の人」が次に多い結果となりました。
「その他」と回答した人の中には、「バイト先」「取引先」など、仕事先やアルバイト先の関係が多いようです。また街コンや婚活アプリなどの婚活関連、友達の知人など、知り合いを通してというのもありました。
中には、「通学電車で、一緒の時間に乗る人」(44歳/女性/パート)「夏にキャンプで知り合った高校生」(32歳/女性/会社員)「学校一の不良」(33歳/女性/会社員)などのように、まるで一本のお話になりそうな恋を経験した人も。
次に、そんな初彼氏・初彼女とは付き合う前から両思いだったかどうかについて聞いてみました。
意外にも、男女どちらも両思いではなかったと答えた人が約4割。一体なぜ好きでもない人と付き合うことになったのでしょうか?
「中学生と言うこともあり、両方の周りの友達からの付き合えオーラに負けた感がある」(25歳/女性/会社員)
「図書館で何度か会って相手が自分の通う学校の近くに住んでいた。相手は大学生で、当時好きな芸能人に似ていたため告白されてすぐに付き合ってしまった」(34歳/女性/パート)
周囲からの圧力や、何となく好みだったりすることから、お付き合いが始まったケースが多いようです。
初めてお付き合いすることになった「きっかけ」についても聞いてみました。
女性は「相手から告白された」、男性は「自分から告白した」と答えた人が半数でした。ここでも男女の差が見られましたが、どうしてでしょうか?
「告白と言っても、大人になればなるほど飲み会の勢いでなし崩し的に…なんて始まり方も多いから、校舎の裏の伝説の樹の下に呼び出して「付き合ってください!」って頭を下げるなんてコテコテの告白は、学生時代の特権よね。というか学生でもそんなのしてないか。照れつつLINEで告げたり、なんとなくの会話でスッと差し込んだりもするんでしょうね。
それでも告白は、やっぱり男子がするもの、女子は待つもの、な傾向が根強い。今回のデータでも、男子のほうが女子の2倍、先に告白してる。内閣府が2015年に日本とヨーロッパの20~40代男女を対象に『気になる相手に自分からアプローチするか』を調査したデータがあるんだけど、実は『男性からアプローチしたり割合』はそれほど外国と差がなかったのに、日本の女性は圧倒的に『相手からのアプローチを待ってる』んですって。たとえばスウェーデンは日本の3倍以上も『いいオトコがいりゃ、自分から告ったるでぇ!』な女性がいるんですって。ゲイ業界でも昔から『向こうから来るのを待つだけで、自分からアピールできないタイプ』が多くて、そういうのを『マチコ』って呼ぶんだけど、マチコが許されるのはほっといてもガンガン寄ってくるイケメンだけだからね!スウェーデン女を見習って、日本の女子もイケる時はどんどん自分から行ってほしいわ~!」(ブルボンヌさん)
「男性が告白をする」「女性が告白をされる(告白を待つ)」というのは、日本特有の文化のようですね。女性の場合、待っているだけだとチャンスを逃してしまうかもしれません。ぜひ積極的にアタックしていきたいですね。
3. 初めての恋人と、“最後まで”を経験したのは全体の37%
初恋は叶わないといいますが、実際にどのくらいのお付き合い期間があったのかを調査してみました。
男女ともに3か月以内、長くとも1年と、そう長くはない様子。社会人になってから初めて付き合う人も多いので、単に精神的に幼いから別れた、という理由ではないと思います。しかし、こと恋愛になるとそうではないのかもしれません。
次に、初めての恋人とどんなことをしたかについて聞いてみました。
7割以上の人がデートや電話を楽しんでいたものの、キスやその先までは到達できなかった人も多い様子。初彼氏・初彼女とのキスは53%、体の関係ともなると37%の人しか経験している人がいませんでした。
「初体験が怖くて上手くいかず、気まずくなって破局した」(42歳/女性/専業主婦)
「初々し過ぎて、初めて手を繋ぐにもものすごく時間がかかった。1年以上交際してキスも1回だけ」(28歳/女性/専業主婦)
初めて恋人になる人とは、やはり最後まで一通りのことを経験するのは珍しいことなのでしょうか?
「これは、初お付き合いの時期がいつかで事情が違いすぎる設問よね。中学生の恋って、とくに男子サイドは、クソババア目線で言えば「おままごと」だもの。下校を一緒にするとか、日曜に地元のショッピングモールをブラつくとか、そういうのもドキドキのお付き合い。でも、30代くらいで夜の盛り場で知り合った二人なら、その日のうちに初エッチして相性を確かめ、よっしゃこれなら付き合っていいかもー、くらいのノリでも全然いいと思うわ。
昔は情報も少なかったから、思春期向けの雑誌にハウツーSEXなドキドキ小冊子が付いていたり、やり方もわからない同士でうまくいかなかった、なんて話も多かったわね。今はちょっと大人のワードで検索すれば、イヤっていうほど図解動画込みでいろんな情報が手に入っちゃうから、向き合えば知識は入る時代。だけど逆にそのせいで辟易してるのか、いい年頃の男子でも『性的なことに興味がない』『嫌悪感がある』なんて層も激増してるみたい。たしかに最近の2丁目に飲みに来る男子も、シモネタふってもノリが悪いのよね。この分じゃこれからも、若い子がエッチまでこぎつける率は少ないままかしら?」(ブルボンヌさん)
※実際に、初めての彼氏・彼女と体の関係を持つまでに至ったのは、高校生までに付き合った人は23%に対し、大学生以降で付き合った人は、66%と大きく差が開きました。
4. 「初めて付き合った人は特別」と答えた男性は4割!もし会えたら「どんな暮らしをしているか見てみたい」
「お互いが初めての相手。学校のピアノのレッスン室で二人きり、夕日がふりそそぐ中、ファーストキスをしました。自然と目が合って、見つめ合って、彼のフードで顔を隠してもらいながら、そっとふんわりと。まるで少女漫画みたいで…今でも大切な思い出です。」(36歳/女性/パート)
そんなコメントも寄せられたように、初々しい思い出をいつまでも覚えている人もきっと多いはず。初めて付き合った人は、今でも特別だと思うか聞いてみました。
すると男性の半数近くが「特別だ」と回答したのに対し、女性は半数近くが「特別ではない」と答えました。
初めて付き合った人に会ってみたいですか?という質問には、男性の方が比較的「会ってみたい」と前向きな回答が多いようです。しかし、それとは対極に「むしろ今も会っている」という女性は、男性の比率よりも高い結果となりました。女性の方は、意外ともう何とも思わずに友達として接している人も一定数存在するということでしょうか。
また、「会ってみたい」と回答した人に、実際に会って何をしたいのかを聞いてみました。
男女ともに、一番は「どんな暮らしをしているか見てみたい」のだそう。やはり一度は関わった相手なので、やっぱり近況が気になるのかもしれません。
2番目はわずかに差が見られ、男性は「付き合っていたころの思い出話をしたい」、女性は「相手の成長を確認したい」がランクインしました。「初めて付き合った人と会いたいか」という質問とともに、このような男女差が現れたのは一体なぜでしょうか?
「これまた傾向としては、男子はロマンティストで、女子は現実的っていう、よく言われる恋愛のパターンが出てるんじゃない?もはや耳タコかもしれないけど、恋愛のメモリーは、女子は上書き保存、男子は名前を付けて保存ってやつにも通じるでしょ。男子はそれぞれの思い出を、それなりに美化も込みで、大事にとっておきたいタイプが多いのよ。アタシも岐阜の高校生時代、剣道部主将に、茜色に照らされた下校中に告ったことは永遠に忘れないわぁ…。
女子のほうは、終了した恋愛はしっかり終了。その上で、正当な理由があれば、むしろ男子より割り切って知人として付き合えるんじゃない。実際、男は逆に弱ってる時とかに、元カノに『あの時みたいに…』って甘えようとするタイプも多いみたいよね。
離れていた相手の今を知りたいかってことに関しても、女子はむしろ『今の自分をどう見られたいか』という目線のほうが大きそう。ユーミンの歌で久しぶりに会った元カレを前に『どうしてなっのー、今日に限ってー、安いサンダルを履いてた…』っていう素晴らしい詞がある通り、『幸せはあなたへの一番の復讐』みたいな意地は、強気な女子(とオネエ)の伝統かも。
最後に言っておきたいんだけど、『男って、女ってこう』って決めつけるのって、もう古いわけ。こういう男女の傾向の話、『女らしくない』とかマイナスに受けとるんじゃなくて、『私は女遺伝子だけど、恋愛のスタイルはむしろ男性寄り』なんて分析のネタにするくらいでいいかなと思うわよ。社会的な性、ジェンダーのほうは、自分に合うものを楽しめばいい時代。アタシも、話は聞かない、地図も読めない、男と女の悪いとこどりのオネエだけど、楽しんでこ~!」(ブルボンヌさん)
5. 思わずキャラを応援したくなる、初恋を描いたオススメ漫画を教えて!
現実ではなかなか叶わないからこそ、漫画やドラマの世界で展開される初恋ストーリーには、登場人物に共感して応援したくなっちゃいますよね。皆さんのおすすめの初恋漫画について聞いてみたので、ランキング形式でご紹介します!
●第1位 「君に届け」(椎名軽穂/集英社)
陰気な見た目のせいで怖がられたり謝られたりしちゃう爽子。爽子に分けへだてなく接してくれる風早に憧れている。風早の言葉をきっかけに変わっていけるみたい…。夏休み前、爽子は肝試しでお化け役をやることに!?
●第2位 「コーヒー&バニラ」(朱神宝/小学館)
大学デビューをしたものの、いつの間にか高嶺の花になっていたリサそんなリサのピンチを救ってくれたイケメンスーツ男子・深見さん!レンアイ超初心者なリサに彼がくれるのは…!?「Cheese!」で人気急上昇中のシンデレララブストーリー!!
●第3位 「好きっていいなよ。」(葉月かなえ/講談社)
16年間、彼氏も友達も作らずに生きてきて、周りからは暗いやつと思われてる、橘めい。ある日、ひょんな誤解から学校一のモテ男・黒沢大和(くろさわやまと)にケガをさせてしまうが、なぜか大和はめいを気に入って一方的に友達宣言、むりやりケータイ番号を押しつける。めいがストーカーにつきまとわれた時、呼んだらすぐにきてくれた大和は、めいを守るためとキスまでしてきて……!? 大人気、リアル初恋ストーリー!!
●第4位 「アオハライド」(咲坂伊緒/集英社)
高1の双葉には中学時代から忘れられない初恋の人、「田中くん」がいる。中学のとき女子に、はぶられた経験から自分を偽って日々過ごしている。「田中くん」を思わせる男子に出会うが、彼は――。熱く青く一生懸命にぶつかりあう高校生活グラフィティ!
●第5位 「先生!」(河原和音/集英社)
島田響は高校二年生。ある日、友達から頼まれたラブレターを間違えて伊藤先生の下駄箱に入れてしまったことから運命は動き出した。今まで恋をしたことがない響だが、女ギライでクールだけど本当は優しい伊藤先生に徐々に惹かれていき…?
まだ読んだことがないというかたは、ぜひこの機会に読んでみてください!
まとめ
今回の初彼氏・初彼女についての調査はいかがでしたでしょうか? 初めてお付き合いした年齢は、男女で層に違いが見られたものの、人によりけりということがわかりました。「もしかして周りより遅い?」「このまま一生誰とも付き合えないんじゃ…」と思っているかたも、どうかご安心ください。
また、男女ごとに特徴のあるデータもありましたが、ブルボンヌさんがおっしゃっていたように、こうした男女の違いはあくまでも“傾向”の話。ジェンダーにとらわれず、素敵な人と素敵な恋ができるといいですね。
<監修者:ブルボンヌ>
女装パフォーマー・編集者・ライター・タレント。新宿二丁目のゲイミックスバー「Campy! bar」や女装パフォーマー集団「Campy!ガールズ」のメンバーとして、全国のクラブイベントをプロデュースするほか、テレビ・ラジオ・雑誌など各種メディアでの露出も多い。LGBTをテーマに扱った番組から情報番組のコメンテーター、女性誌や映画雑誌への寄稿、クイズ番組の回答者と幅広く活躍する。
【ブルボンヌ 公式twitter】
https://twitter.com/bourbonne_campy
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