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スイス高級時計ブランド「ローマン・ゴティエ」の新作「インサイトマイクロローター・レディー・オパール」

SwissPrimeBrands株式会社

スイス高級時計産業の聖地で作られる高級時計ブランド

スイス高級時計産業の聖地で生まれた高級時計ブランド「ローマン・ゴティエ」は、ジュネーブで行われた高級時計国際見本市SIHH2019(ジュネーブサロン)にて新作腕時計「インサイトマイクロローター・レディー・オパール」を発表。

豊かな色彩、輝き、卓越したクラフトマンシップ
「インサイトマイクロローター・レディー・オパール」はレディースの高級時計であり、豊かな色彩、輝き、そして卓越したクラフトマンシップを体現したモデルです。

時、分の文字盤、スモールセコンドの文字盤、地板のカバーは、熟練の職人による手作業で仕上げられたオーストラリア産のクリスタルオパールが使われています。クリスタルオパールは遊色効果により、ピンク、グリーン、パープル、ターコイズと様々な色彩を放ちます。

インサイトマイクロローター・レディー・オパールの時・分の文字盤およびスモールセコンドの文字盤は、様々な表情を見せるオパールです。そして22Kゴールド製の両方向回転式マイクロローターを搭載しています。マイクロローターの表側は、様々なサイズのブリリアントカットダイアモンドが施されています。

マイクロローターはオパールに覆われた地板に囲まれています。2つのブリッジの間を回転するマイクロローターはルビーベアリングを使用し、摩擦を最小限にし、耐摩耗性に優れているため、その動きは滑らかであり、音を立てません。両方向巻きのマイクロローターの繊細な動きは、効率良く2つの香箱を巻き上げます。フルに巻き上げた状態で80時間のロングパワーリザーブを有します。

オパール製の文字盤及び、オパール製の地板のカバーはレッドゴールド製の針、金色のテンプ、そして美しい面取りと磨きが施されたゴールドフィルドのブリッジや小さなプレートを引き立てます。ブリッジのアーチはレッドゴールドケースの内側の輪郭と見事に呼応しています。直径39.5mmの控えめなサイズのケースは、ラグの曲線に合わせた形状のナチュラルラバーのストラップとともに、スリムな手首にも心地よくフィットすることを約束します。

ケース側面は曲線を描きベゼルと出会います。また、手首の動きを妨げないよう、リューズは2時位置に配されています。そして風防のボンベサファイアクリスタルにつけられた傾斜は、オフセンターに配された時・分の文字盤の上(ローマン・ゴティエの考える文字盤の中心)で一番高くなるように設計されています。

シースルーバックからは、ムーブメントをより良く鑑賞することができます。ここでもまた、マイクロローターが主役となり、この装置の両方向回転を可能にする逆転歯車から始まる輪列の動きにトルクを伝達しています。歯車や角穴車は、美しく面取りされた円形のアームによって際立つ存在となっています。

他方で、ブリッジは職人の手によって見事に磨き上げられ、様々な装飾や穴石用の穴が施されると同時に、ローマン・ゴティエならではの審美性に優れるS字スクリューでしっかりと固定されています。さらに、ブリッジ類が描く曲線は、それらに取り付けられた4 枚の直線状のプレートと完璧なバランスを見せています。

インサイトマイクロローター・レディー・オパールは18Kレッドゴールド製ケースの5本限定モデルです。

ローマン・ゴティエ「インサイトマイクロローター・レディー・オパール」詳細
オーストラリア産クリスタルオパール製の文字盤と地板のカバー
インサイトマイクロローター・レディー・オパールの文字盤と地板のカバーに使われているクリスタルオパールは、オパールの都と言われているオーストラリア南部のクーバーベティ産です。クーバーベティでは、約半世紀年前にクリスタルオパールの採掘が始まりました。

このクリスタルオパールは、プレシャスオパールと呼ばれるものです。一定の大きさの分子が規則正しい内部構造を形成することにより、遊色効果を有します。クリスタルオパールの特徴である分子の密度の大きさは鮮やかな色がいつまでも保たれることを意味します。

素材となるオパールを入念に選んだ後、時・分の文字盤、スモールセコンドの文字盤、地板のカバー用に3軸加工マシンで輪郭を切り取ります。そして線鋸で極限まで薄く切り取り、そのスライスされたオパールを熱した板の上に樹脂で固定します。
オパールの選定の様子

熱した板の上に樹脂により固定する工程

地板のカバーに使われている一枚板は複雑な形をしており、スモールセコンドとテンプの設置部分は8の字にくり抜かれています。

スモールセコンドとテンプの輪郭
薄くスライスされたオパールを真鍮に樹脂で固定した後、ガラス板の上でダイアモンドパウダーを水で溶かしたものを用い、その表面を手で磨き上げ、適切な厚さに仕上げます—文字盤は0.28mm、地板のカバーは0・35mm。

厚さを整える工程
しかし実際は、厚みの中で0.06mmの余裕を持たせています。それは、酸化セリウム研磨剤を付着したフェルトで覆われた回転盤、その上にオパールをそっと押し付け、研磨をする工程のためです。

ダイアモンドパウダーによる表面の研磨
オパール製の文字盤と地板のカバーは、時計一本一本により異なり、マイクロローターに施されたダイヤモンドの配置もまた異なります。つまり、全く同じインサイトマイクロローター・レディー・オパールは存在しません。

自社製自動巻きムーブメント


インサイトマイクロローター・レディー・オパールのムーブメントはスイス・ジュウ渓谷にあるローマン・ゴティエのマニュファクチュールで、設計から開発、製造、装飾、組み立て、そして調整までが行われています。ローマン・ゴティエは、この時計を鑑賞する人々がその壮観な構造と洗練された仕上げを瞬時に堪能することができるよう、インサイトマイクロローターのムーブメントの視認性をできる限り高めました。この作品が「インサイト(洞察力)」と名を有する理由はそこにあります。

両方向回転式のマイクロローターは、逆転歯車によって実現しています。この歯車の軸は、歯車の側方運動および回転を促進させるためにブラックポリッシュされた2 枚のアーチ型のスティール製プレートに入れられた曲線状の開口部に沿って左右にグライドします。これによってマイクロローターの回転方向が変わる際、逆転歯車の歯が逆に噛み合うよう働きかけられ、逆方向にもスライドするようになります。

ローマン・ゴティエは、ルビー製ベアリングにそれぞれ取り付けられた2つのブリッジの間を、マイクロローターが回転するよう設計しました。金属対金属の接触を避けることは時計作りにおける原則なので、金属対ルビーとなるようにしたのです。ルビーは摩擦係数が低いのに対し耐摩耗性に優れるため、この装置では例えば雑音や摩耗をもたらす恐れのある金属製ボールベアリングではなく、滑らかかつ音を出さないマイクロローター回転を実現する、この赤い石を採用しました。

このマイクロローターの相対的重量を考慮し、下部からの1つのブリッジの支えしか無い“フライング”ローターの採用は避けました。その代わりとして、上部および下部から2つのブリッジにサンドイッチのように挟まれた、より安定性の高いマイクロローターを設計しました。

ムーブメントの2つの香箱は、フルに巻き上げた状態で組み合わせると、合計80時間のエネルギーを確保します。2つの香箱は、ローマン・ゴティエを象徴するカーブしたアームを持つテンワおよび目盛付きの偏心ウェイト、そして職人の手によって組み立てられた頑丈な三角形のアンクルから成る調速機構に一定のトルクをもたらすために、直列配置されています。

インサイト マイクロローターのムーブメントにあしらわれた、目を見張るような装飾には、手作業による面取りおよびポリッシュ、サンバースト仕上げ、筋目仕上げ、コリマソン装飾(円形装飾)を含みます。穴石用の穴に至るまで手作業によるポリッシュが施されています。

ローマン・ゴティエ「インサイトマイクロローター・レディー・オパール」技術仕様


限定数
5 本

機能 および 表示
オフセンター時・分表示、スモールセコンド、オパールを使用した文字盤および地板のカバー、18Kレッドゴールド針、自社製自動巻ムーブメント、22Kゴールド製両方向回転マイクロローターマイクロローター上の45個のスノーセッティング・ラウンドブリリアントカットダイヤモンド(VVS~VS、0.1カラット)、80時間パワーリザーブを実現するダブルバレル

ムーブメントおよび仕上げ
サイズ:32.1mm × 6.8mm
パワーリザーブ:80時間
石数:33
部品数:206
振動数:毎時28,800回/4Hz
部品の素材:22Kゴールド製マイクロローター、スティール、ステンレススティール、ベリリウム銅、真鍮、洋銀
仕上げ:オートオルロジュリレベルの手仕上げ
表面処理:5Nレッドゴールドフィルドが施されたブリッジ

ケース
サイズ:39.5mm × 12.9mm (最も高い位置)
防水性:50m/5気圧
風防ガラスおよびディスプレイバック:内側にも反射防止加工をしたサファイアクリスタル
2時位置に巻き上げおよび時刻調整用リューズ
ストラップ および バックル
ナチュラルラバーストラップ(レッドゴールド製ピンバックル)

発売時期
2019年1月末

価格
13,000,000円(本体価格)

ローマン・ゴティエについて


2005年に誕生したローマン・ゴティエは、情熱に満ちた創業者ローマン・ゴティエ本人が指揮を執る、スイス・ジュウ渓谷に拠点を置く高級時計ブランドです。ゴティエは、スイスの時計製造の中心地であるこの絵のように美しいジュウ渓谷で生活し、学び、そして働くことで培ったノウハウを、オートオルロジュリ(高級時計製造)に対する妥協のないアプローチと結びつけることで、類まれなタイムピースを創出しています。
これらのタイムピースは、その人目を引き付けるデザイン、革新的な自社製ムーブメント、そして極めて高いレベルの仕上げによって称賛されています。ローマン・ゴティエの時計の特別さは、年産約60本というわずかな生産本数からも保たれています。

ブランド創業者について
ローマン・ゴティエは1975年、スイスの時計作り発祥の地と言われるジュウ渓谷に生まれました。ローマンはこの地で、伝統的なオートオルロジュリへの情熱、機械学やエンジニアリングへの理解、そしてデザインに対する鑑識眼を養いました。

技術学校で精密機構を学んだローマンは、その後1997年に精密機械のコンストラクターとしての資格を取りました。1年後、彼は初仕事として時計部品メーカーの機械プログラマー兼オペレーターの職に就き、その工場をヨーロッパ内で最も性能の良い設備の整った施設へと進化させました。

ローマンは、自身の高級時計を一から創造するだけでなく、自らの高級時計ブランドを立ち上げることを固く決心し、2002年にMBAを取得しました。彼の修士論文は、自身のブランドの経営計画についてでした。

3年間非公開で自身のタイムピース製作に取り組んだ彼は、2005年にローマン・ゴティエ ブランドを創設し、ブランドのファーストモデル「プレスティージ HM」を、2007年のバーゼルワールドで披露しました。その後、次々とプレスティージ HMS(2010年)、ロジカル ワン(2013年)、ロジカル ワン シークレット(2014年)、インサイトマイクロローター(2017年)、インサイトマイクロローター レディー(2018年)を発表。これらの作品群は、クラシカルで洗練された作品、現代的でカジュアルな作品、そして極めて優美な芸術的作品を網羅し、そのどれにも、最高の仕上げが施された自社製ムーブメントが搭載されています。

2013年、時計界のオスカーと称されるジュネーブ・ウォッチ・グランプリにて、ローマン・ゴティエの「ロジカル ワン」は、ベスト・メンズ・コンプリケーション賞を受賞しました。

マニュファクチュール・ローマン・ゴティエ
ローマン・ゴティエが類まれなタイムピースを製作できるのは、彼が着実につくり上げていった、スイスのル・サンティエにあるマニュファクチュールのおかげです。

このマニュファクチュールでは、熟練した職人たちと昔ながらの時計製造工具が、経験豊かな技術者たちおよび最先端の製造方法と融合し、ローマン・ゴティエの時計に搭載するムーブメントの設計から製造、装飾、組み立て、調整に至るまでの工程すべてを一貫して行う設備が整っています。

これらのノウハウは、妥協のない品質および優れた精度を約束するだけでなく、ローマン・ゴティエのタイムピースに最高の美しさと唯一無二の魂をもたらしています。

本リリースに関する問い合わせ先
ローマン・ゴティエ日本総代理店 スイスプライムブランズ株式会社

〒104-0061
東京都中央区銀座1-16-7 銀座大栄ビル5階
TEL 03-4360-8669

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