公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団
今週のプログラムをご紹介します。
今年で24回目を迎える横浜ダンスコレクションが開幕しました。
オープニングを飾るのはエラ・ホチルド振付・演出による『Futuristic Space』。物語の舞台は数千年後の未来です。現代美術家・大巻伸嗣の『Liminal Air-Space-Time』との協働により、大きな災害が起きた後に生き残り、構築される社会のイメージや、自然と対峙する人間の弱さに迫ります。2月2、3日の横浜にぎわい座のげシャーレでは、海外フェスティバルとの連携による作品上演と、前回のコンペティションII の最優秀新人賞受賞振付家による作品を上演します。
その他、会期中は展覧会や映像上映会、無料でお楽しみいただける屋外ダンスパフォーマンスなど盛りだくさん。
今回は1月31日~2月3日までのプログラムをご紹介します。
『Futuristic Space』(世界初演)
振付・演出:エラ・ホチルド
美術:大巻伸嗣
音楽:ゲルション・ヴァイセルフィレル
出演:大宮大奨、ミハル・サイファン、笹本龍史、鈴木竜、湯浅永麻
日時:
1月31日(木)19:30
2月 1日(金)19:30
2月 2日(土)15:00
2月 3日(日)15:00
会場:横浜赤レンガ倉庫1号館 3Fホール
http://yokohama-dance-collection.jp/program/program01/
ダンスコネクション
チェイ・フラド『Agua』(日本初演)
チョン・チョルイン『Flight』
永野百合子『MONOLITH』 (世界初演)
「ダンスコネクション」は、横浜ダンスコレクションと海外のフェスティバルやプラットフォームとの連携による作品上演と、2018年のコンペティションII新人振付家部門の最優秀新人賞受賞振付家による作品上演で構成されます。
日時:
2月2日(土)17:30
2月3日(日)17:30
会場: 横浜にぎわい座 のげシャーレ
http://yokohama-dance-collection.jp/program/program02/
その他プログラムのご紹介!
国際ダンス映画祭「身体が残る。」
『大野一雄について・日常を巡るインタビュー・ドキュメンタリー・フィクション』
舞踊家・大野一雄を深く知る人物へのインタビューをとおして、実際に残された記録映像と、インタビューに登場する風景・情景を映像化しています。インタビューの言葉からダンスフィルムをつくる手法を考えるプロジェクトです。
日時:1 月 31 日(木)~2 月 17 日(日)
平日 13:00~20:00 / 土日祝 11:00~20:00 (最終日は 17:00 まで)
会場:横浜赤レンガ倉庫1号館 2階スペースA
料金:入場無料
ダンス保育園!!
子どもを育てながらアクティブに活動を続けるアーティストと、子育て中も芸術鑑賞をあきらめないオーディエンスを応援するプロジェクト「ダンス保育園!!」
子育て世代のダンサーやアーティストが、横浜ダンスコレクション主会場/横浜赤レンガ倉庫1号館を舞台にパフォーマンスとワークショップを繰り広げます。ライブ演奏をバックに子どもとおとなが一緒に身体表現に親しむプログラムの様子はどなたでもご観覧いただけます。振付・講師は元珍しいキノコ舞踊団の篠崎芽美。歌と演奏は坂本美雨。空間構成は建築家・永山祐子。
ダンス保育園!!は現代社会が求める新しい子育てと働き方のプラットホームとして、各地の公共施設やフェスティバルで活動しています。
ダンス保育園!!公式サイト http://www.dancehoikuen.com/
日時:2019年2月2日(土)受付開始 12:30 パフォーマンス&ワークショップ 13:00-14:00
会場:横浜赤レンガ倉庫1号館2FスペースC
対象年齢:2 才~小学生
参加費:1,500 円(定員30 名)
申込・問合せ:dance.hoikuen@gmail.com
映像上映会 Nibroll『コーヒー』(2018)
2002年の初演で世界に衝撃を与えたNibroll『コーヒー』を16年ぶりに横浜ダンスコレクション2018のオープニング・プログラムとして再演。映像作家・吉開菜央が、再創作の過程、オーディションで選ばれたダンサーや関係者へのインタビュー、公演本番などをドキュメンタリーとして映画化した作品を初公開します。上映終了後には、振付家 矢内原美邦と映像監督 吉開菜央によるトークも開催します。
日時:2 月 3 日(日)13:00~14:45(受付開始 12:45)
会場:横浜赤レンガ倉庫1号館 2FスペースC
料金・申込方法:1,000 円
※事前申込制 https://popcorn.theater/events/1527